2022/10/17

日記で振り返るコロナ後初の日本帰省 北海道編9月8、9日

 9月8日(木)北海道

9時半からインワイのレッスン。終わってから奥さんと二人でキャンプに行く準備。車にたくさん物を積み、11時頃出発。キャンプ場に行く途中、須藤くんの家に寄ってみた。ちょうど事務所にいて、今日は時間があるようだった。今日はブロッコリーとほうれん草の収穫をやっているらしく、奥さんがそれを見に一人で畑に出て行った。今は15人くらい人を雇っているが、ほとんど外国人らしい。

国籍は、中国、インドネシア、バングラデシュ、カンボジアなど様々。外国人同士で恋愛などにも発展するらしく、先日はそのもつれでバングラデシュ人の男性が、ナイフを持ち出して大変だったとか。派遣会社の中抜きもひどいらしく、インドネシア人の子に給料が安すぎると泣きつかれたこともあるらしい。それでも月に一人40万近く払っているらしい。思った以上に高級なので、私も少しやってみたいと思った。苫小牧から来ている日本人のおじさんは陰謀論者で、休憩中にケムトレイルの話などをするらしい。そんな面白い話をたくさんしてくれた。

帰りにほうれん草と米とたまねぎをもらった。ほうれん草を詰めてくれたのはバリ人とカンボジア人の女性。二人共いかにもその国の顔をしてて、かわいらしかった。

須藤くんにお礼を言って、また穂別方面に向かって走り始めた。しばらくして平取の義経神社に着いた。栗がたくさんおちている。神社の中にはお祓いかなにかしてもらっている人がいて、大きな声が聞こえてきた。義経資料館もあった。義経が北海道に来たのは本当のような気がする。そのあと二風谷ダムにも寄った。

途中でキャンプ場をいくつか通り、やっと日高町に着いた。町のコープで、肉とサーモンとハイボールを買った。そこから3分で沙流川オートキャンプ場に着いた。事務所で600円払って説明を聞く。今日は夜から大学生がたくさん来るらしい。

フリーサイトには白人のカップルがいて、ハンモックで寝ていた。自転車で来たようだ。さっそくテントをたて、須藤くんにもらった米をカセットコンロで炊いて、炭をおこした。なかなか炭に火がつかず、最後は落ちている小枝をたくさん拾って燃やした。思うようにいかずすごく疲れた。

やっと炭がついてBBQ開始。豚肉と米がめちゃくちゃ美味かった。サーモン、手羽先も最高。イスに座らず、ヤンキー座りで食べた。おなかがいっぱいになり、時間は16時。一人で沙流川まで歩いて行った。河原は石がいっぱいあって、水はとても冷たい。絶対に泳げない水温。てきとうに石積みなどをして遊んだ。

テントに戻り、日が暮れる前に色々準備をして、18時前に一人でキャンプ場の隣の温泉に行った。お風呂はとても小さかったが、サウナもあって気持ちよかった。外にでると真っ暗。二人でセイコーマートに行って、赤ワインを買った。テントの隣で、カセットコンロでホットワインを作って飲んだ。夜の冷え込みは激しく、ジャケットのほかにブランケットもかけた。

気づいたらテントがけっこう増えている。たぶん彼らはわざと事務所が閉まったあとに来て、料金を払わない人たちだと思われる。ワインを飲んで、ナッツを食べ、携帯で近藤勇のWikipediaを読んだ。21時くらいにテントに入って寝袋で寝たが、寒い。冬服を持ってきたので防寒は大丈夫だろうと思ったが、甘かった。




9月9日(金)北海道

3時頃に目が覚めた。大学生の声が聞こえる。まだ起きて青春を謳歌しているのか。テントの外に出てトイレに行き、空を見上げたが、ガスがかかっていて星は見えなかった。またテントに戻り寝て、5時に起きた。日は出たがまだ寒い。オートキャンプのほうを少し歩いて、河原に降りたりした。オートキャンプサイトには、車が4、5台停まっていた。

7時過ぎにやっと日が照ってきて暖かくなってきた。近くにあったテントはもうなくなっていた。事務所が開く前にとんずらしたのだろう。奥さんと車でセイコーマートに行き、インスタントラーメンを買う。戻って、ほうれん草と玉ねぎを入れた塩ラーメンを作った。奥さんはコンビニのおにぎりを食べている。食べ終わってまた読書タイム。

また一人で河原に行き、少し石を積んだり、水に足を漬けてみたりした。昨日よりも冷たい。10時になったので、食器を洗ったり、帰る準備をする。車に全部積み終わったら、白人の男性がいたので話しかけてみた。彼はスイス人で、京大のプロジェクトかなにかで来日しており、スイスからわざわざ持ってきた自転車で、彼女と北海道を周っているらしい。日勝峠も越えたが、トラックがたくさんいて怖かったと言っていた。

11時頃キャンプ場を出て、どこにも寄らずにまっすぐ家に帰った。家で野菜炒めを作って食べ、13時から一人で龍照寺に、同級生で住職のマオくんに会いに行った。家のほうに入れてもらい、真言宗の修行などについて話した。彼は中学を出てから、高野山高校の宗教科に行ったらしい。高野山高校は相当偏差値が低い学校で、ヤンキーばっかりだったと言っていた。そのあと大学も高野山。お寺の息子の8割くらいは、普通の大学を出てからやっと修行を始めるらしい。修行は普通1年間で、最短で100日でも免許がもらえるんだとか。

そのあとお堂のほうに連れて行ってもらった。とてもキレイに保たれている。檀家さんか誰かで掃除をしてくれる人がいるらしい。マオ君のおじいさんが高知の大工の出で、口減らしのために寺にやられて坊主になり、それから北海道の旭川を経て、鵡川町にやってきて、鵡川橋のとなりに最初のお寺を作ったのだとか。

マオくんのお父さんは最初坊主になるつもりはなかったのだが、工業高校を退学になったのがきっかけで、高野山で修行を始めて同じく坊主になったらしい。なのでマオくんは三代目だ。まだ修行中なので、髪はずっと短いのだとか。大日如来や北斗七星の事など、真言宗について色んな事を教えてもらった。今日は18時から苫小牧で通夜があるらしいので、15時くらいにおいとました。

18時に雑煮を食べ、山下くんが家にやってきてLINEを交換し、18時半から中国少年のレッスン。あいかわらずバカすぎて頭が痛い。19時からワインとチーズでリラックスして、22時頃に寝る。




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