2014/07/30

illustration work for Esquire

My illustration work for Esquire






















シンガポールの雑誌「Esquire」に、Cartier の時計のイラストをたくさん描きました。
一日一個、三日で三個、三個描いては、二日休む。
もうカルティエの時計は目をつぶってでも描けます。描けますとも。











illustration work for Esquire

My illustration work for Esquire



毎度おなじみ「Esquire」の時計イラストです。

今回のテーマは「Time Zone」です。


日本とシンガポールの時差は1時間です。

日本が8時のときシンガポールは7時です。

よろしくお願いします。




2014/07/29

あらたなルール
















先週、柔道の練習に行ったら、シンガポールの柔道協会の人が来ていて、一時間くらいかけて国際試合の新ルールを説明をしていった。はじめてちゃんと聞いたけど、すごく複雑になっている。下半身に手を触れたら反則とか、組み手で手を払うのは2回までとか、おまけに畳の上の立ち位置の線までなくなったらしくて、そんなことまで変えなきゃいけないのかよと思うことばかりだった。俺はもう試合なんて出ないけど、オリンピックを見るときなどに役立つなと思って、ちゃんと聞いて色々質問などもした。同じクラブのロシア人のやつが、いつもブラジリアン柔術仕込みのきわどい事をやってくるので、それについても全部聞いてみたが、それは全部有りだと言われて、世も末だなと思った。

そして今日はシンガポールの休日で、ローカルの柔道の試合があり、うちのクラブからも何人か出るというので見に行ってきた。試合はやはり国際試合の新ルールを採用してやっていたんだけど、まず審判がマルデダメオ。みなりはビッとして、ヘッドマイクなんかもつけてやってんだけど、誤審の多いこと多いこと。投げて一本!とか言って、礼して握手してハグして、あ!やっぱり一本取り消し!技あり!試合続行!とか・・・。もうハグし終わってるのに、さらに試合続けさせられ困惑する選手・・・。そんなんばっか。というのも、誤審をチェックできるようにカメラで撮ってて、副審がそれをずっと見てるから、そのせいで審判の責任感や緊張感がなくなっているんだよねきっと。さらに反則負けの人がすっごいたくさんいて、超かわいそうだったな。反則負けってトラウマになるよ。こんなガッチガチの国際ルールをローカルの試合で使ってたら、逆に柔道人口減っちゃうよ。もうちょっと緩和できないのかね。南国なんだからもっとゆるくいこうや。

そして結果は、わがクラブはみんな惨敗してしまい、教えてる方としてはちょっと申し訳ない気持ちになったが、俺のせいじゃないぞ。俺はなんも悪くない。と思いながらも、技の本を編集、印刷してクラブに持って行こうとしているのはなぜ。

2014/07/26

クズがここにいるぜ

先日、自分にぴったりの曲を見つけた。まさに私のテーマソングにふさわしい。
その名も、「人間のクズ」/忌野清志郎

サビの部分は
クズクズクズクズ 人間のクズ

忌野清志郎は生前、原発反対とか社会的なメッセージを強く訴えてた人だったから、この曲も最初聴いたとき、サビしかよく聞こえなくて、政治家でも批判してる歌かと思ったら、自身のことだった。自分のことを人間のクズと呼んでいる。

自分で言うくらいだからきっと人間のクズだったんだろう。かくいう私も間違いなく人間のクズだ。そして全人類の80%くらいもおそらく人間のクズだ。



しかしこの曲のとぼけた明るいメロディーはとてもいい。この歌詞で初期の井上陽水なんかに作曲させたらとんでもない暗い歌になりそうだけど。そして途中で入るパーカッションもすごく好きだ。

これ ↓











この歌の素敵なところは、あくまでも自分について歌っているということ。他人を蔑む歌ではないし、そんなくだらない歌ではない。素敵な曲で素敵な歌詞なんだ。
ぜひこの歌に自分のクズな経験などで、替え歌を作ってみてほしい。
俺のバージョンはまじでクズすぎてここには書けない。ほんとうに人間のクズだ。
俺はクズなんだ
君はどうだい
俺は今日も元気だ!

2014/07/24

ヤモさんと手ぬぐい

















今日すごく画期的な事を発明してしまった。シンガポールは年中蒸し暑く、家を出る前にもう汗だくになってしまうような所で、とくにパンツもズボンも腰の後ろの所が、すぐにべっちょり濡れてしまってすごく不快。そして乾いたらすごく臭い。(韻を踏んだね)

そんなときにこれ。手ぬぐいやハンケチなどをたたんで、パンツの後ろに挟んでおけば、手ぬぐいが後ろで待ち構え、汗をキャッチ!多い日も安心して朝まで眠れます。

なんでこんな事が4年間わからなかったんだろうか。ハンカチなんて持ち歩いてるヤツは、オカマでインポでロリコンだと決めつけてたけど、けっこう使えるね。暑い夏のひつずひんだよこれは。

話急に変わって、部屋に小さい子供のヤモリがいて、夜になると天井に現れて、何がしたいんだか微妙にチョコチョコ動いてうっとうしいんだけど、今朝寝てたら、急にどっかから降ってきて俺の手に着地して、すぐにどっかに走り去っていった。

そのときふとひらめいた、このヤモリ前世は俺の知り合いだったんじゃないかと。そんで俺のことが好きで、勇気を出して降ってきたのかと。わたしは輪廻天性を漠然と信じていて(天国説よりも)、前は人間は人間に生まれ変わるとまたもや漠然と思っていたが、それは自分に都合の良い考えなだけで、全ての命がみな等しい物なら、人がヤモリになったってしゃあないわけだ。ってわけであのヤモリはいったい誰だったのかいやただのヤモリだったのかもしかしてタモリさんなのか。

子供の頃からこんなこと思っていたわけじゃなく、割と最近になってなんとなく輪廻天性みたいなのをぼんやりと信じ始めた。
その説でいくと、自分の好きだった人が死んで、また違う誰かに生まれ変わってる。もしかしたら全然違う所で生まれたかもしれないし、案外近くで生まれてるかもしれない。もしかしたらあのクソガキ生意気だなぶん殴ってやろうかと思ってるあのガキかもしれない。もしあのガキがあの人だったら、そう思うとあのガキにも親しみがわく。
もしかしたらいつも俺の方ジッと見てくる猫がそうだったら。もしかしたら妙にうっとうしい顔の周りをぶんぶんする子蠅がそうだったら。
まぁ違うんだろうけど、もしそうだったら。もし命が全て平等だって言うんなら、その可能性はなくもないような。
ヤモリとして再会するのは酷なことか、それとも粋な計らいか。
でも俺はまた会えるんだったらヤモリでもなんでもいいけどね。
ゴキブリはちょっと嫌かな。

2014/07/18

WAYA

昨日広島出身の友だちと話していて、彼女が「わや」という言葉を使ったので、あれ?「わや」って北海道の方言じゃなかったべか?と思ったら、広島にも「わや」という言葉があって、意味は北海道と同じで、ひどいとか滅茶苦茶とかそういう意味らしい。

札幌の隣に北広島市というのがあるくらいだから、やっぱりこの「わや」というのも広島の人が昔持ち込んだものだろうとなまら思うべさや。しかし発音は違う。北海道の「わや」は低→高イントネーションに対し、広島の「わや」は高→低なのだ(ホヤと同じ)。
そうなると「なまら」もどこからか来たんだべかと気になるように見せかけて全然気にならない。

北海道は東京弁と同じと見せかけて、ときどき方言が少しあって、これ方言なのかな東京弁なのかなと迷うときもある。そんなときはわたしは、笑っていいとものテレフォンショッキングを思い浮かべて、タモリさんにその言葉を喋ってもらう。それでしっくりこなかったら北海道弁だというわけだ。信憑性は極めて低いが。しかもタモリさんは福岡出身だし。

そしてその友だちだが、ロシアで一年間働いてたらしく、ロシアの話を聞かせてもらった。ロシア人の特徴は、あまり笑わない、社交性が低い、耐える力がすごい、アメリカ大嫌い、自分を蔑むような事はけして言わずむしろ褒め讃える、けっこう優しくて親切、以上。とりとめもない情報だが、ロシアが少し身近になったようなならないような。観光ビザがもっと簡単に取れるようになったら、いつかロシアのメイドカフェに行ってみたい。




2014/07/15

真っ昼間のダンディー















あんさぁー(あのさぁーっていう意味)
SNS(ソーサルネットワークサーヴィス)やってるんす。
Facebookとかmixiみたいな。

とくにFacebookではみんな、色んなニュースとか出来事を投稿したりシェアしてます。スポーツのことや、食べ物のことや、地元のことや、世界のこと。その中にはとてもシリアスで痛々しい物もあって、戦争の事とか、福島の事とか、世界中の理不尽なこととか。

それで最近チラチラ見るのが、そういうシリアスなやつを、いつもいつもシェアするのってどうなの?という意見。戦争のグロい写真なんか見たくないんだけどとか。たぶんそういうのを見ると不快に感じる人たちなんだろうさ。それは自分が不快に思う物はシェアしたり投稿するなっていうことだろう。
じゃあ言わせてもらうけど、君たちが投稿してるものも、ときどき俺を不快にさせているんだよ。

自分の食った食べ物とか赤ちゃんの写真とか今日の空模様とか芸能人のニュースとか旅行の自慢とかワールドカップのニュースとか自分で撮った自分の写真とか自分が面白いと思ってる漫画とか。そういうもんだって時としてけっこうイラッとくるんだよね。
えぇぇぇ!?そんなもんでイラッとくるのぉぉぉ!?とか言われそうだけど、それは人それぞれで生姜。
お金なくて美味しいもん食べられない人は、高そうな料理とか見たくもないだろうし、不妊症で子供あきらめた夫婦は赤ちゃんの写真なんか見たくもないだろうし、色々あるで生姜。

でも俺は誰の投稿も制限かけてないよ。じっくり読みはしないけど全部チラッとでも見てる。自分が興味ないことでも、ああこの人はこういうのが好きなのか、いまこんな事してるんだなと。

うっとうしいからてめーが食った食いもんなんていちいちアップすんじゃねーよマヌケ!てめーはどの角度から写真撮っても気持ちわりーんだよ!なんて書き込んだことないよ。俺はそんな事思いもせずハイそーですかと淡々と見てるというのに、それなのにほんと心の狭いやつらもいるもんだなあと思うんだ。


世界にはたくさん理不尽で悲しい事があるだろう。でも自分たちの未来にはあまり関係ないこともある。遠くの国で戦争で何人死のうが自分には関係ない。それはそれで全然いいさ。素敵じゃないか。そう考えなきゃやりきれないような事がたくさんあるし、それどころじゃない人もたくさんいるし。

そう思うのはいいと思うんだけど、それが今なぜ起こっているかという原因はわたしたち先進国の人間にあるんじゃないのかい。それすら無視するのか。

要らない物を買うこと、必要以上に金を儲けようとすること、安い物ばかり求めること。コンビニで買い物すること、車に乗ること、会社に勤めること、旅行に行くこと、家を買うこと、子供を産むこと、便利な物を発明すること、フォトショップ使ってイラスト書く事、先進国の人が普通にする事の一つ一つが、世界中の理不尽な事に繋がっているんだろう。繋がっていない?いや繋がっているよ間違いないよ。温暖化とかそういうでっかい事じゃなくて、もっと直接的に色々繋がっているはずなんだ。

だからちょっとそれを知っておくくらいいいじゃ内科。別になにか行動起こせとか言ってるんじゃない。普通に今までの生活続ければいいじゃ内科。続けられるものならな アハハ派

2014/07/13

タンジュン・ピナンに行ってきたよ

先週2泊3日で、またインドネシアのビンタン島に行ってきた。ビンタン島といえば、島の北部にあるリゾートが有名だが、最後の最後になってやっぱリゾートなんかで大金払ってのんびりするなんて俺たちにはできない!ということで急遽予定を変更して、島の南部にあるタンジュン・ピナンという町に行ってきた。

シンガポールからフェリーで一時間。とても近いが日本人の私は7日以内のビザで15US$払わなければならない。奥さんはタダ。なんという不公平なんという富国強兵!

ホテルは一泊一部屋2000円くらいのホテルだったが、新しくて綺麗だし、テレビは色んな番組が見れるし、質素だけど素敵な朝食もついて、しかもスパまで併設している素晴らしいホテルであった。町の中心部からは少し遠かったけど。
Hotel Bintan Nirwana

町にはあいかわらず車とバイクが溢れていて、市場や港の活気はすごかった。あまり外国人が来ない所なので、やはり珍しがって話しかけてくる人がいる。みんな英語はわからずインドネシア語で話しかけてくるので、ぜんぜん何聞かれてるかわからないのだけど、とりあえず「ジャパン」と言うと、みんな妙に納得してくれる。あぁなるほどね、みたいな。

今回改めて思ったが、奥さんと二人で歩いていると、あまり話しかけられない。さらに二人で話しながら歩いているともっと話しかけられない。現地の人と仲良くなりたかったら、やっぱり一人でキョロキョロしながら歩くのがベストだ。ぼく現地のこと何もわからないんすけど、すごく興味あるんす、色々知りたいんす、それにはみんなの助けがいるんす!みたいな顔して歩くこと。

町にはさして見る物はなかったが、小さいボートで隣の島に行ったり、夜はナイトマーケットで食べたり、ただ海を見てボーーッとしたりした。
あと奥さんとホテルのスパを体験した。わたしは人生初のオイルマッサージ。現地の若いお嬢さんに個室でヌルヌルのマッサージを施してもらった。最初はうつぶせにされて、けっこうきわどい所までズボンを捲し上げられ、ヌッルヌルにマッサージをされて、なんとかこらえたぞと思ったら、今度は仰向けになれとか言われてまたヌッルヌルに腹や胸などもマッサージされた。こんなんで勃ったら恥ずかしいので、お姉さんの方は極力見ないようにして、ルー大柴の事を考えて気を紛らわした。けっこうくせになりそうだ。それとも奥さんが隣の部屋にいるのに嗚呼ぁぁというシチュエーションがよかったのか。

そんなこんなで2泊3日はあっというまに過ぎ、最終日は夜6時のフェリーだったんだけど、やる事ないから早く帰ろうという事で、追加料金払って午後2時のフェリーで帰ってきた。

帰りに港でどこか違う島に行く船を見た。ちょうど乗船しているところだったが、乗船者数が半端なく、インドなどで有名な電車の上にも人が乗っているというアレの船バージョンだった。しかし人々はまだまだ乗り込む乗り込む。聞けばどうやら今はちょうど帰郷シーズンらしくて、滅多に見られるものではないらしい。やっと出発したかと思ったら、もう船は動いてるのにみんなまだ飛び乗る飛び乗る。そして船の進むのの遅いこと遅いこと。わたしはとても心配です。

ところでフェリー会社で、帰りのシンガポール入国審査用の書類を作ってくれたんだけど、どういうわけか私の国籍が "JAMAICA" になっていた。なぜジャマイカ。私はIDカードがあるので、その書類は結局使わなかったが、なぜジャマイカ。




















2014/07/09

illustration work for Esquire

My illustration work for Esquire



「Esquire」のイラストです。毎月時計描かせてもらってます。

何月号のかよくわからなくなってきました。




2014/07/06

サヌールの写真

写真1:顔が突出してる女性像。キメェ
写真2:良い感じの樹々。木陰でさだまさしの歌を口ずさみたい。
写真3:シャア専用っぽい壁の紋様。
写真4:海藻。キメェ


























写真5:潮が引いてあらわになるイソギンチャク。キメェ
写真6:強風におののく膝上15cm短パンのおじさん。
写真7:岩に張り付くなにか。マジでキメェ
写真8:バリのウニ。






















写真9:バリのヒトデ。まぁまぁキメェ
写真10:わたしを追ってきたが隠れるのが下手な F.B.I 職員。
写真11:朝日を浴びるハクション大魔王。
写真12:朝日を浴びる浅田麻央たん。
写真13:浜辺に転がるなにかの卵。マジクソキメェ!