2012/12/20

クアラルンプールにアフリカ系黒人がなぜかたくさんいる

















あれからマラッカの宿にて、日本人青年二人と会って
一緒にバスでクアラルンプールまで来て、3人一緒に同じ部屋に一泊した。
一人は知的な感じの大学生で、もう一人は大柄で明るいB-boy系青年。

二人とも東南アジア旅行は初めてなので、わたしのリードで2、3日一緒に観光した。
久しぶりの団体行動で少し疲れたけど、旅の思い出をシェアするというのは
いつも一人旅の私にとっては、なかなか貴重な経験で楽しかった。
それにみんなで食事すると色々なものが食べられるし、ビールも美味しい。

昨日も夕食のあと、夜の2時近くまで、みんなでBarでビールを飲んだり
水タバコを吸ったりした。それからついにお別れをし、一人は日本へ帰国
もう一人はマレーシアを北上して旅を続けるそうだ。
そしてわたしも今夜の深夜バスでシンガポールへ帰る。

たった一週間だったが、毎日お酒を飲んでいたせいかとても長く感じた。
さらにたいして観光にはお金を使ってないし何も買ってないのに
いつもの旅行の2倍くらいお金を遣ってしまったよ。
物価はすごい安いのにどうしてだろう。しかし深く考えるのはよそう。

マラッカもクアラルンプールも、ほんとうに居心地がよくリラックスできた。
またヒマなときはフラッとこよう。


そして今回もリラックスしすぎて写真は一枚も撮らなかった・・・。

2012/12/16

マラッカより愛を込めて

















この時期、日本語を教えている外人野郎共が、旅行だなんだと休みばかり取るので
じゃあ俺も休んだるわということで、マレーシアはマラッカに一人でやってきた。
でもまだイラストの仕事が少しあるので、今回はパソコンも持ってきた。

以前泊まったことがある、日本人客が多いゲストハウスに泊まっているが
以前とは違い日本人は全然いない。みんなわたしが着く直前に
ちょうど出て行ったらしい。つくづく日本人に縁がないわたし。
おかげで部屋にこもって仕事したり小説読みふけったりして、まったりと過ごしている。

この町はもう何回も来たことがあるので、あえて見る物もとくにないのだが
飯が超うまくて超やすい。もう一度言おう、飯が超うまくて超やすい。
だから三度の飯が毎回楽しみでしょうがない。
やっぱ飯が美味いというのは旅行にはかかせないね。
さらにシンガポールと違ってリキュール類が安いから
300円くらいのラム買って一人でチビチビ飲んでいる。

今日はバスに乗って動物園へ行ってきたけど
マレーシアの動物園はあいかわらず動物との距離が近い。
長い棒でもって、食事中のコウモリのペニスつついてやった。
めっちゃイヤな顔してゆっくり逃げてったわ。
今度は平日の客少ないときに行って、一日中ちょっかいかけてやるわ。うざいよねー。

日本では選挙が終わったらしいが、案の定自民党の圧勝らしいではないか。
やはり大半の国民には自民党が必要なのか。それならばしかたない。
過半数以上の国民がそれで幸せになれるなら、わたしは我慢しようじゃないか。
原発稼働して徴兵でも戦争でもしてくれよ。
私の好きなものもどんどんなくなっていくなきっと。

私はもういいがこれから大人になっていく子供たちはかわいそうだ。
アホみたいな教育受けてアホみたいな大人に囲まれて。
わたしたちの時代はまだよかったよ。だってブルーハーツがいたんだもの。
20代の頃は、ブルーハーツって熱いけど、ちょっと大袈裟だよな
なんて思っていたけど、今になってブルーハーツの言ってたことは
ヒロトが歌っていたことは、ちっとも大袈裟じゃないんだってわかったね。

いい大人になって、ブルーハーツの言ってることが
少しずつ自分にしっくりこなくなっているキミ。
キミはきっとよからぬ方向へ進んでいるぞ!気をつけろ!

ブルーハーツを聞いて育ったものには、ある宿命が課せられているんだ。
そのことを忘れるな。

2012/12/13

清き一票
















もうすぐ選挙。せっかく山本太郎に投票しに行こうと思ったのに
よく調べてみたら、投票する手続きに2、3ヶ月を要するみたいで
どうやら今回はこっちで投票はできないらしい。

俺が入れなくても山本さんが受かるかどうか、とても不安だ。
俺が今まで投票してきた人は例外なく当選したので
今回も俺の力でなんとかしようと思ったが、ちょっと難しそうだ。

なんでわたしがこんなに山本さん推しなのか。
わからない奴は俺のケツにキスしな。


しかし山本さんを抜かしたら、いったい誰に投票するというんだ。
今の世にほんとうに信用するに値する政治家がいるというのか。
少しはいるかもしれないが。

まさか信用できるかどうかはわからないが、なんとなく票を入れるとか
そんなわけのわからん事をする奴はいないだろうな。

「若者は必ず投票に行ってください」なんていう安いキャッチコピーにだまされて
とにかくしないよりした方がいいとか、またズルい大人にそそのかされて
なんの根拠もない事を実行するやつはいないだろうないるだろうな何万人も!

支持する人がいるなら投票する。支持できる人がいないなら投票しない。
そんなの子供でもわかるだろう。
それを変な理屈くっつけて無理矢理投票させようとしてる奴の多いこと。
原発作ったときだってそうだっただろ。
直感では、そんな危ないことしたらあかんと思ってたけど
わけのわからん理屈に簡単にだまされてこのざまじゃないか。

支持できる人がいないならどうして、俺はおまえらは信用できんと
胸をはって無投票にしないんだ。それも一つのアクションだろう。
それをたいして信用もできないのに投票するだなんて
そんなややこしい事をするから事態がどんどん複雑になっていく。
何も知らない奴がなんとなく入れた一票は、私はあなたを100%支持しますという
大きな力を持った一票となって、得体の知れない政治家に力を与えるのだ。

投票に行かなくたって政治に関われる事はたくさんある。
デモやったり、悪口いいふらしたり、家に火炎瓶投げたり。


津波のあとにどんだけバカにされたよ政治家に。
私はもう二度とあんな思いは、したくないんだなあ。

2012/12/12

stay hotel


















今日、安い食堂で一人で晩飯を食ってたら
わたしが座ってるテーブルの横のATMに、ある家族連れがきて金を下ろし始めた。
奥さんと旦那さんと、雨合羽を着た3、4歳くらいの女の子が一人。

その女の子が私の方をジッと見ている。
しかしわたしは、シンガポールの子供はあまり躾がされてなく
無愛想な子が多いと思っているので、いつものように無視していた。

すると女の子がいきなりわたしに「ハロー」と話しかけてきた。
あれ?と思ってその子を見ると、とても可愛らしく笑顔でこっちを見ている。
珍しく可愛い子もいるもんだなと思い、わたしも笑顔で「ハロー」と返事をしてあげた。

そしてまたわたしは飯を食い始めたが、女の子はまだこっちを見ている。
しばらくして、また女の子が「ミッキーマウス」とつぶやいたので
見ると右手にミッキーマウスのシールが貼られていた。
「かわいいね〜ミッキーマウス」とまた笑顔で返事をしてあげた。

さらにしばらくすると今度は「どこに泊まってるの?」と聞いてきた。
「泊まってる?」と聞こえたが、聞き間違いかと思って
「ごめん。なんだって?」と聞き返したら、やはり
「今日はどこに泊まっているの?」と、今度ははっきり聞こえた。

しょうがないので、なぜか見栄をはって
「オーチャード※ にあるホテルだよ」と答えた。
(※高いホテルがたくさんあるエリア)


女の子の両親がお金を下ろし終わったらしく、女の子は笑顔のまま
両親に手をひかれてどこかへ行ってしまった。

なぜ「どこに住んでいるの?」ではなく
「どこに泊まっているの?」だったのか。


子供にはわかるようだ。
わたしがいまなお旅を続けているということが。

2012/12/10

UNKNOWN

あるイベントのために描いたイラストですが
けっきょくイベント自体がなくなったらしく
使われることはありませんでした。

某有名ソーシャル・ネットワーキング・サービスを使って
自分の居場所を友人たちに伝えようとしている男です。




2012/12/07

ソーシャルなギフト


今月5日に発売した月刊ソトコト1月号
「ソーシャルなギフト」という特集で、イラストを描かせていただきました。
今回は、紙や布を使って物を包む、プロセスのイラストを主に描きました。
これを見れば自分で簡単に包装ができるので
もうデパートで、店員さんの手をわずらわせる必要はありません。
何事もまず自分でやってみましょう。







2012/12/02

DON'T BE AFRAID
















昨日久しぶりに冒険をした。

出先から家に帰ってきて、時間は昼の1時。
外はとても天気がよく、こんな日は久しぶりにプールに行きたいなと思った。
しかし今は雨期なので天気はすぐ変わる。
少し遠くにある大きい市民プールに行きたかったので
きっと40分かけて着いた頃には、大雨になっているだろう。
ああやっぱり今日も家でゴロゴロしよう、とあきらめかけたとき
心のどこかでもう一人の私がつぶやいた。


「本当にそれでいいのか。先週からずっとプールに行きたがっていたじゃないか。
その度に行かない理由を探して延期して。今日もまたそれでいいのか。」


そうだ。たしかに私は、せっかく時間をかけて行ったのに
雨で台無しになるという恐怖に縛られ、ここ数日まったく外に出なかった。
しかし、もしこれが旅行先だったらどうだろう。きっと私は

「雨が降ったっていいじゃないか。たとえ何が起ころうと
自分がしたいと思った事をして、結果的に後悔するなんて事は絶対にない。
当たって砕けろだ!」

そう言って傘も持たず外に飛び出すだろう。それがどうだ。
普段の生活にすっかり慣れきって、無難に生活することだけに執着してしまった
なんて恥ずかしいヒゲ坊主だろう。

起こるかどうかもわからない事に縛られて、やりたい事もやらないなんて
おまえ今までそうやって生きてきたのか。おまえが心から幸せを感じるとき
生きている事に感謝できるとき、それはどんなときだった!
思い出せ!取り戻せ!あのときの熱い気持ちを!

そしてわたしは、水着と水中メガネをカバンに詰めて
迷う事なく家を出てプールに向かった。
電車に乗っているときに、やはり雨が降り出したが
それを見てもなんとも思わなかった。わたしはまだあきらめていなかったのだ。

そしてプールに着いたとき雨は小降りになったが
プールの入り口には「悪天候のため開園は3時からです」と書かれた看板があった。
わたしはそんな事もあろうかと、用意してきた枕をカバンから取り出し
ベンチに寝転がり開園を待った。

プールは予定時刻の30分前くらに無事開園し、大勢の家族連れと一緒に
波のプールや、流れるプールで2時間くらい遊び、プールを後にした。

正直、期待していたほど楽しくはなかったが、帰りの電車の中で
再び降り始めた雨を見つめながら、勇気を出して行動を起こした自分を
精一杯褒め讃えてやった。

そう、今のわたしはもう雨など恐れない。
なぜなら勇気を持って恐怖に立ち向かったなら
その向こうには必ず何か得る物があるとわかっているから。

わたしはもう、恐れない。



~完~

新党「今はひとり」





















シンガポールでもどうやら選挙の投票に行けるみたいだけど
今回は絶対行かないぞと思っていたが
どうやらメロリンQが出馬するみたいじゃないか。

それなら行くわ。

これでふたりだね。



記者会見の模様

2012/12/01

現状維持



















今もよく柔道の練習に行っているが
行くと次の日から恐ろしい筋肉痛になる。
恐ろしく体が痛く、なかなかすぐに治ってくれない。
そして最近そのなかなかのレベルが上がってきて
このあいだは完全に筋肉痛がとれるまでに6日かかった。
これははたして筋肉痛なのだろうか。それとも打撲なのか?

しかし柔道を続けていてふと思うのは
はたして自分は強くなっていっているのだろうかということだ。
続けているんだから強くなるはずだが
筋力は1週間でもトレーニングを怠るとすぐに退化している。

たとえば懸垂が10回できてても、旅行から帰ってくると8回しかできなくなっていて
また10回できるようにトレーニングする。
筋力はそんな感じなので、スポーツにおいて筋力というのはやはり必要だから
自分が去年の自分よりも強くなっているのかどうかはよくわからない。
かといって、今以上にトレーニングを増やそうとも思わない。

ということは、私は現状の維持のために、これだけエネルギーを使っているのだなあ。