2014/05/26

お見舞いにて

















知人が先日友人のお見舞いに行ったそうで、その入院されてる方はくも膜下出血で2年前に倒れて植物人間になったそうな。しかし2年ぶりに行ってみると、信じられない回復っぷりで、なんとか意識が戻ったんだそうな。しかし体は動かないし、まだ言葉も話せる状態ではないと。しかしその方は知人の手をしっかりと握って、涙を流したそうな。その方はもちろんベッドから動く事もできないので、毎日病院の天井だけを眺める日々だとか。

それを聞いて、そんなに大変な人がこの世にはいるんだなと考えさせられた。人生は何が起こるかわからない。自分は今健康体で元気もあるから、やる気になればなんだってできる。警察のケツを蹴ったり、動物園のキリンの檻に入ったり、国際空港で裸になってホテルカリフォルニアを歌ったり。死ぬ気になればなんでもできるというヤツだが、それができない、選択肢がものすごく限られている人だって世の中にはいっぱいいるんだ。

俺はそういうのは考えただけでも怖い。キルビル2で主人公が棺桶に閉じ込められて地中深く埋められるシーンがあったが、あれは未だにトラウマ。選択の余地がないというのが、非常に怖い。せめて何か選ばせてほしい。
自由であるというのは素晴らしいことだ。
みんな自殺なんかしないで、強く生きていこうね。

2014/05/21

スマート山口




















ネットが嫌いだとか言ってるこのあてえが、なんの因果か最近 i-phone を手に入れちまった。買ったんじゃないんだそんな金はない(ほんとはある)
人のやつをタダでもらったという感じだ。これもし買ったらシンガポールだと1000ドルくらいするらしい。電話会社に加入すれば本体価格は半分になるみたいだけど、それでも500ドルでしょ。高いよ。でも便利だけどね。使ってわかったよ。でも便利なものは心を貧しくさせるんだぜ。

こないだ奥さんと朝飯いっしょに食いに外行ったとき、ずっと携帯いじってるからそれはマナー違反だからやめろって言ったら、逆ギレしてずっとブリブリ怒ってやがる。合理的じゃないとかなんとかぬかしやがって。てめえもっと子供のお手本になるような事をしろよ。今度やったらてめえの鼻の穴におれの鼻クソ入れてやる。

シンガポールにはどこにでもいるよ、お互いに携帯いじってなんもしゃべんないカップルが。いっしょにいる必要ないだろうがよ。まぁ時間全部携帯いじってるわけじゃないのはわかるよ。ときどきやめて話したりするんだろ。でも子供の前でそういうみったくない事をしてほしくないなあ。

しかしこのスマホってのは何でもできるけど、それができなくなったときに恐ろしくイライラするね。今日もパスワードがなんだかだっつって、全く先にすすまなくなって500回近く同じボタン押したけど、ほんと気が狂いそうになってこれが副作用だってすぐわかったよ。操作をちゃんと覚えればいんだよ って、そういう問題じゃないだろう。バッテリーがなくなってり、故障したり、なくしたりしたとき、みんな同じように発狂するんだろう。今日はマックで使おうとしてたんだけど、15分くらい携帯操作に没頭して、ほんとに気持ち悪かったわ俺。本日の黒歴史だわ。もうやりませんあんな事は。もう i-phone を外に持ち出しませんよ。

わたしはこれをね、旅行のときにだけ使おうと思ってるんですよ。こないだ香港に行ったとき、インターネットカフェが一つもなくて、宿にもパソコンが置いてなくて、そのかわりどこに行ってもwi-fiはあるんだよね。あのときはネットするのに本当に苦労しました。だから旅行のときはタブレット持ってなきゃいかんなこの時代と思って。
でもね人といる時に使ったり、ネット中毒になったりなんてしませんよ。だって俺は山口先生だから。人のお手本になる人間だから( ・`ω・´)キリッ

2014/05/18

めずらしく目覚めのいい日曜日

わだすはシンガポールの空が好きだ。いつも大きい入道雲が向こうに見える。地元北海道の空は、わりとのっぺらとしていて2次元のようだったと思うが、ここは奥行きがはっきり見える3次元の空だ。ネットなどを長時間していると精神的にすごく疲れて来る。そんなときいつもこの空を見て、世界は今もちゃんと正常に回っているなあと確認する。ネットの中にはいつも淋しく悲しい世界が広がっているが、わたしの周りはいつも平和だ。本当に今も世界のどこかで戦争が起こっているんだろうか。全ての情報を遮断すれば、わたしの周りには平和な世界しかなくなる。遮断してみようか、みまいか。



2014/05/10

Esquire Malaysia May Issue




My illustration work for Esquire Malaysia May issue.



「Esquire」のマレーシア版5月号にも、イラストをひとつ描かせていただきました。
これでやっと新しいサンダルが買えます。






2014/05/08

Esquire Singapore May Issue



















My illustration work for Esquire Singapore May issue.



「Esquire」のシンガポール版5月号に、またイラストをひとつ描きました。
これで今月も米が食べられます。





2014/05/07

ペルヘンティアン島 行き方

ペルヘンティアン島への行き方ですが、まだインターネットにもあまり載ってないので、わたしが入手した情報をここに記します。行こうと思っている人はぜひ参考にしてください〜。日本人旅行者は、まだ全然いませんよ。まだ一度も見たことありません。欧米人とマレー人と、シンガポール人が少しくらいです。

まず飛行機でコタバルに行くのが一番早いです。どっかからバスで行く事もできますが、島に行くボートがあるクアラ・ブスという町まで行くバスは限られているので、ちょっと難しいかもしれません。もしそれでもバスで行くなら前回の旅行を参考に。

ということでまずコタバルの空港に着きます。入国審査が終わってすぐの所に、旅行会社のブースがあり、そこでクアラ・ブスまでのタクシーとボートのチケットをセットで売っています。ボートのチケットはどこで買っても往復70RMなんですが、タクシーが15RM〜60RM(片道)だそうです。この差なんですが、空港に着いたときに聞いてみたらここからクアラ・ブスまで15RMと言っていたんですが、帰りにも一応空港でまた聞いてみたら、今度は60RMだと言いよったんです。たぶん15RMというのは乗り合いのミニバスかなにかで、60RMというのは一人でタクシーで行った場合だと思います。
とりあえずタクシーは早いですが、お金を節約したいという人は一度コタバル市内に出ることをおすすめします。そこからローカルバスが出ているので。

なのでまず空港からコタバル市内ですが、タクシーだと15〜20RMです。でも公共のバスもあり、空港を出て9番のバスに乗ると20分ほどで市内のバス・ターミナルまで行ってくれます。一人2RMです。

コタバルのバス・ターミナルからだいたい一時間おきくらいに、クアラ・ブス行きのバスがあります。バスの番号はたしか639です。クアラ・ブスまで約1時間半かかります。始発はAM6:15で、最終はPM6:30です。バス・ターミナルの窓口で親切なオジサンが、時刻表をくれました。おまけにボートのチケットまで買わされましたが、でもどこで買っても同じ値段なので。

クアラ・ブス行きのバスは時間通りに出発します。乗り遅れぬよう。

クアラ・ブスに着くと、島行きのボートが随時出ていますので、ボート乗り場でチケットを見せて指示に従ってください。チケットをまだ買ってない人は、そこら辺で買えると思います。往復で70RMです。ちなみに、ボート代とは別に、ボート乗り場で、入島料5RM払ってください。

ホテルを予約している人は、そのホテル名をボートの人に告げてください。どこのビーチであろうと、追加料金はかかりません。そこでちゃんと降ろしてくれます。

そして島でめいっぱい遊んでーーー

帰りのボートですが、一日3便だけのはずです。8時と、12時と、最終が16時です。
帰る前日に自分が泊まっているホテルのスタッフに、何時のボートに乗るか告げてください。スタッフがボート会社に連絡してくれます。あとは時間通りに、指定されたジェッティーへ行ってください。ボートは早めに出発することが多々あるので、15分前には必ずジェッティーにいてください。

ボートは2、30分でクアラ・ブスに着きます。ジェッティーに着くと、タクシーの運転手から声をかけられます。みんな空港まで50RMと言ってくるので、おそらく40〜45RMくらいまでは値切れそうですね。
帰りも節約したいという人は、クアラ・ブスのバスターミナルから、またコタバル市内行きの639番のバスに乗ってください。始発がAM7:30で、最終が同じくPM6:30です。このバスも一時間おきくらいにありますし、コタバルでもらえる時刻表に時間が書いてありますが、おそらく時間通りには来ないでしょう。2、30分遅れてくるかもしれないので、バス・ターミナルで気長に待ってください。クアラ・ブスのバス・ターミナルには窓口もなく、スタッフもいません。このバスも、コタバルのバス・ターミナルまで同じく1時間半ほどかかります。

そしてコタバル市内から空港ですが、同じく9番のバスがバス・ターミナルからたくさん出ています。詳しくはわかりませんが一時間に数本?でしょうか。
20分もあれば着くはずなんですが、わたしのときは途中でガソリンスタンドに寄ったので30分以上かかりました。バスを使う人は、時間に充分な余裕を持って、乗ってください。

帰りのコタバル空港で、荷物チェックの所に参考危険物がたくさん置いてあり、ナイフやエアガンに混じって、なぜか手裏剣も置いてありました。これ外国人が見て、何に使うかわかるのかな〜と思っていたら、後ろにいたマレー人の少年が「Ohh! SYURIKENNNN!!!」と興奮していました。Cool Japan!です。

以上です。なにか質問がある方は、気軽にメッセージください。


コタバル、クアラ・ブス間のバスの時刻表


















空港にあったタクシーサービスしてる旅行会社がくれた紙


2014/05/06

ペルヘンティアン2014

先週またマレーシアのペルヘンティアン島に行ってきた。去年の10月に行ったばかりだというのに。メシが美味しかったんだよねー という理由で行ったのだけど、そんな期待たっぷりで再訪すると、そこまで美味しくないと感じてしまう。ああ期待しなきゃよかった。でもまぁそこそこ楽しめた。

奥さんと二人で行ったんだけど、奥さんは仕事とPCを持っていったので、日中は部屋かカフェにこもってカチャカチャ仕事。わたしは一人で、スノーケルゴーグルを借りて海へと出かけた 毎日。泊まったロッジの近くに、タートル(海亀)ポイントと、シャーク(鮫)ポイントがあった。気長に探したので、両方ともしっかり見れた。鮫はけっこう大きいのが、3、4m下の方をウヨウヨ泳いでいらっしゃった。あれが同じ目線くらいまで上がって来るとめっちゃ恐いだろう。人を襲わないと言われているが、マレー人の言うことだから、わかったもんじゃない。
現にわたしたちが滞在していたときに、スノーケリングツアーに参加してた人が一人事故で亡くなったらしい。詳しいことはわからないが、鮫にやられたんじゃないのか?考えただけでも怖い。

スノーケリングツアーの人は餌を小魚に上げるので、わたしもそれと間違えられて、泳いでるときによく小魚が寄って来るのだが、そんな期待に応えられないのがとても心苦しく、小魚にまで気を遣ってしまう自分の日本人っぷりはさすがだなと思った。

とにかく島に滞在した3日全部、とにかく泳ぎまくった。あと浜辺に穴も掘りまくった。その穴に落ちてた木の枝とかを無意味に入れて閉じた。

タイとの国境があるコタバルという町にも寄ったが、そこでは田宮の店があって、日曜日はミニ四駆大会なども開かれていた。参加者の95%くらいはみんな大人だった。アバンテJr.はもちろんのこと、スーパードラゴンや、サンダードラゴンなどもあって、とても懐かしかった。マレー人は金のかからない遊びを本気でやるのが好きなので、いちいちわたしのツボにハマる。


というわけで今回も無事に帰って来れて本当によかった。