2018/05/24

タイ語を真面目に頑張るオレ2018

先月バンコク旅行から帰ってきて、タイ語のスカイプ・レッスンを本格的に始めた。週に3、4回、タイ人の先生とスカイプで25分ほど話している。毎回新しく教わった言葉をまとめて、印刷し、寝る前やヒマなときに見返している。ひと月15回のレッスンで4800円だ。
今週はタイ人の友達に頑張って手紙を書いてみた。内容は、こないだは色々とありがとう、オレは元気だよ、これから雨期だけど体に気をつけてね、という簡単な物だが、えらい時間がかかった。タイ語が話せる人でも、文字は難しいと思って避けているが、実はそんなに難しくはないと思う。逆に文字わからないで、どうやって新しい言葉とか覚えたり、正しい発音とか身に付けるのかと、そっちの方が不思議だ。日本語だって、とりあえずひらがな、カタカナ、漢字も覚えなきゃ話しにならないじゃないか。

奥さんが2週間前から、シンガポールで短期の新しい仕事を見つけたので、マレーシアにはまた一人で帰ってきている。オスの猫がもう来なくなり、メスの方だけになった。かなり人恋しいらしく、家に入って来たり、隣で寝ようとしたりするが、猫が来ると蚊も一緒に来るので、やはり入れない事にした。
マレーシアもシンガポールも毎日雨ばっかりだ。庭のカボチャが怖いくらい育っている。そしてバナナも、いくつか黄色くなったのでさきほど切ったが、すさまじく重かった。15キロ以上あると思う。それを切って片手で持とうとしたので、切った途端に、もちろん落下した。巨大なバナナが全部で9房ついていた。5、6本食えりゃ満足なのに、こんなにどうしろというのだ。










2018/05/06

ずっこけ3人組バンコク旅行2018

4月23日から28日まで、母が一人でバンコクまでやってきたので、奥さんと3人で6日間、バンコク近郊を朝から晩まで観光しまくった。
現地の美味しい珍しい物をたくさん食べさせてやろうと色々調べていたが、2日目にしてすでに中華料理が食べたいなどとのたまう母であった。

しかし観光をメインに行動していると、なかなか予定していた所で飯が食えない。どうしても観光の合間に適当なところで飯を食う事になってしまう。なので本当は観光は半日くらいにしておいて、あとは自由行動なり、ホテルでゆっくりというのが私の理想の旅行なのだが、英語もしゃべれないし、地図なんか見たって絶対にわからないと断言する母には、自由行動時間など無意味なので、やはり3人で朝から晩まで観光するほかなかった。
しかしタイにはいつも一人で来る私にとって、今回の3人での旅行というのはなかなか新鮮なもので、まずは料理はシェアできるし、タクシーに乗ってもお得感が強いし、なんと言ってもガイド気分で勝手知ったるバンコクを案内して歩くのは、悪い気はしない。3人だと地下鉄に乗るよりもタクシーの方が断然安くつくのだが、しかし午前中と夕方は渋滞がスゴ過ぎてタクシーは使いものにならなかった。

本当に6日間、バンコクにアユタヤと全力で観光した。
初日は母が夕方にバンコクに着き、それからシーロムへ行って日本人のスケベ親父が集まるタニヤの両替へ行き換金。まだ開店準備中のパッポン通りを歩き、シーロム駅付近でタイ料理を食べる。

2日目、電車でサパーンタクシン駅まで行き、そこから船に乗ってチャオプラヤー川を上り王宮へ行く。ものすごい中国人観光客の数でうんざり。それからまたチャオプラヤー川をボートで横切りワット・アルンへ。その後またボートで対岸に行きワット・ポーを見学。それからトゥクトゥクをつかまえ100Bで、センセープ運河ボートの終着点パンファーまで行く。運転手がスリン出身のイサーン人で、とても陽気なおじさんだった。パンファーからボートに乗りジム・トンプソンの家へ行くが、近くの電柱が大きな音を立てて爆発したらしく、館内全て停電になってしまい、店に入る事はできなかった。見学後、またボートに乗ってマッカサン駅近くのホテルに帰り、夜は近くで私も初めてのタイスキ。3人でたくさん食って1000Bほどだった。その後、母と奥さんはマッサージに行き、私は近くでビールを飲んでいたら、奥さんからメッセージが来て「マッサージのスタッフが一人しかいなかったので母は奥さんに譲り一人でホテルに帰り、マッサージのオバさんがとても良い人でタイ語で優しく話しかけて来るが、私はタイ語が全くわからないので申し訳ないからあとで寄って色々説明してくれ」と言われたのですぐ行き、おばさんに少し事情を説明する。これまたイサーン人でウボンラチャターニーから出てきてまだ一ヶ月だと言っていた。

3日目、朝から通勤ラッシュにまぎれ、マッカサン駅からオンヌット駅近くのホテルに移動する。荷物を置き、近くのカフェで朝ご飯。BTSに乗りサヤームまで行き、パラゴンに入る。昼飯は近くのこれぞローカルという食堂で、母にカオマンガイを食べさせる。それからバンコク文化芸術センターを見学。一度ホテルに戻り、夕方からシーロム・ヴィレッジへ行き、「ルアンテープ」でタイ料理ディナーを食べ、タイ舞踏を見る。なかなか面白く、みんな大満足。21時くらいにシーロムからオンヌットまでタクシーで帰ったが、まだ少し渋滞があった。

4日目、ホテルの値段が激上がりしてたので、近くの違うホテルに移動する。BTSでパヤータイまで行き、スアン・パッカード王宮を見に行く。それからタクシーでラチャダムヌーン・ボクシング・スタジアム付近まで行き、Seven Spoonsというこじゃれた店で、こじゃれた西洋料理を食べる。そこから歩いてワット・サケートに行き、疲れた奥さんには待っててもらい、母と二人で丘の上の寺まで登り、バンコク市街を見渡す。タクシーでナショナル・スタジアム駅まで行き、BTSでオンヌットのホテルに帰る。ホテルに帰る前に、近くのマッサージを3人で予約しようと思ったが、またもやマッサージ師が足りず、1時間後に、母と奥さんだけがマッサージを受ける。母は生まれて初めてのマッサージらしく、とても良かったと言っていた。晩飯はホテルの近くにある、屋外の雰囲気が良いフードコート。3人でビールを飲み焼き鳥を食べ、とても楽しく美味しかった。

5日目、荷物を持ってBTSでモーチットまで行き、そこからタクシーで北バス・ターミナルへ行き、ロットゥー(ミニバン)でアユタヤへ。バスターミナルへのタクシーの運転手もアユタヤ出身で、なにやらいい感じ? 昼過ぎにアユタヤに着き、ホテルに荷物を置いてから、色んなトゥクトゥクの勧誘攻撃にあい、色々あって前歯のないオバハンのトゥクトゥクで、母がどうしても行きたい25km離れたパン・ハー・イン王宮へ行く。料金は王宮と、ワット・ヤイ・チャイ・モンコン、2カ所を回って550Bで成立。王宮で1時間くらい回って来ると運転手に告げたが、結局1時間半以上かかってしまった。そして車へ戻ると運転手がなぜかキレていて、もう次の寺は寄らずに帰るぞと行っているので、色々言い返したがよく意味がわからず、とりあえず次のはすぐ帰ってくるからと言い、なんとか寺まで行ってもらう。じっくり見たいなかなか良い寺であったが、スコールも降ってきたので15分くらいで切り上げて、ホテルに向かう。しかし、ホテルの場所をいまいちわかってないみたいなので、しょうがなく途中で止めて、チップをよこせとうるさいババアに550B握らせて無言で走り去りホテルに戻る。そしてそこから私は突然風邪をひいてしまう。夜までじっくり休んだが、体調は良くならず、しかも晩飯はタイ料理で、母も奥さんも最高に油っこい物ばかり頼んでしまい、私の腹が消化できずさらに状態が悪化。しかしもう一日で終わりなので、タイのよく効きそうな(怖い)風邪薬を飲み、しっかり着込んで寝て汗をがっつりかいた。熱も治まり、体調はだいぶ回復したが、汗をかいた服は雨天のせいで全く乾かず、気分は未だ不快。

6日目、体調は問題ないが、朝から雨。ホテルでは一日250Bでモーターバイクをレンタルしているが、交渉して2時間で100Bで貸してもらう。そして小雨の中カッパを着込んで、後ろに母を乗せて二人でアユタヤ遺跡観光。ワット・マハータートにワット・プラシーサンペットを見終わったところで、雨がひどくなり、ずぶ濡れになりながらホテルに帰る。11時くらいまでホテルで休み、雨の中ロットゥー乗り場まで歩き、バンコク行きのロットゥーに乗り、また北バスターミナルまで帰る。ターミナルからMRTの駅までタクシーに乗り、MRTで初日に泊まったマッカサン駅近くのホテルに行く。チェックインして少し休んでから、母と二人でマッカサン駅に両替しに行き、近くのスーパーまでタクシーで行き、母のお土産を買う。母はしょうもない物ばっかり選んでいて、この人にはお土産もらいたくないなぁと思う。それからアソークで奥さんと合流し、メキシコ料理を食べる。最後の晩餐。またホテルに戻り、少し休んで20時過ぎに、3人でマッカサン駅から電車に乗って、スワンナプーム空港に向かう。母一人でチェックインをやらせ、経験値を上げさせてから、見送る。帰りは二人ともクタクタで、22時過ぎにホテルに戻ってすぐ寝る。

これは今思い返してもハードだった。そして次の日、奥さんも先に帰り、私はバンコクに一人残り、とりあえずプラカノン駅付近の700円のカプセル・ホステルに移動。ホステルには洗濯機があったので、雨で乾かなかった物を全部洗濯して干す。最高に気持が良かった。そこで、特にいかがわしい事もせず、温泉に行ったりして2日ほどのんびりした後、パタヤのタイ人家族の家に行く。タイ人独特のやや放置、しかし心暖かいもてなしを受け、彼らの家に一泊させてもらい、濃すぎる時間を過ごし、次のクタクタになって夜中24時過ぎにまたバンコクに戻り、同じホステルに泊まりナンキン虫にやられる。
最終日、古本屋で本4冊と、ヤードン(ハーブ焼酎)を買う。中国人で溢れ返るドンムアン空港から15時の便に乗り、シンガポールに帰国。疲れた疲れた。しかしタイの風邪薬はほんとに効いた。薬は嫌いだが、アレには本当に感謝している。以上