2016/11/06

ポカラ おすすめ

「ポカラ」「オススメ」
旅行中、こういうキーワードでネット検索して、非常に役立つ情報を得る事ができたので、わたしもお返しにオススメ情報をネットに載せてみたい。

まずは食事
日本料理なら「青空」と「FUJIYAMA」
どちらも数回しか行ってないので、どれがどうと詳しくはわからないんだけど、青空で食べた「カツ丼」と、FUJIYAMAで食べた「エビ丼」ほんとうに美味しかった。カトマンズでも日本料理少しだけ食べたけど、やっぱポカラの方が断然美味しいんじゃないかな。

あとは「タカリ・キッチン」
何回行っただろうか。美味かったなダルバート・タルカリ。あと「チャン」という韓国のマッコリみたいなライスビール。これも美味しかった。グラスで一杯90Rs。行く度に必ず飲んだ。「タカリ・ティー」ってのもあって、これはチベット人が飲むいわゆるバター茶だと思う。嫌いな人もたくさんいると思うけど、一度試してみてはどうか。

あと「Sun-Welcome」
ネットでおすすめ見て行ってみた。思った以上にボロボロのレストランで、キッチンも覗いたけどすごい汚くて、じいちゃんとばあちゃん二人だけだったので、おいほんとに大丈夫かココ、ほんとにおすすめなの?と思ったけど、最高に良かった。私が頼んだのはメキシコ料理の「スピニッチ・マッシュルーム・エンチラーダ」というやつ。たった180Rsだったから、期待しないで待ってたら、もんのすごいでかいのが来て、そこでまずビックリしたんだけど、味も美味しかった。そして頑張るおじさんを見てると、なんかほっこりする。また行きたいと思ったけど、時間がなくてそれっきり。次またポカラ行ったら必ず行く。

宿は、「OJU Guest House」っていう所。
一番安い部屋でたしか400Rsから。一階のカフェの隣にあるカフェだから、けっこう日によってすごくうるさかったりするんだけど、一応バスルームも室内にある。ここはオーナーの家族が親切でよかった。安い宿を探してるなら、一度覗いてみてほしい。
このゲストハウスがある通りには、他にも400Rsから安い部屋がたくさんあったので、自分の足で歩いて調べてみてほしい。



あと長期旅行者向けには、レイクサイドの北部あたりだったら、300Rsくらいからシングルの部屋があるし、昼間っからまったりできる、カフェやレストランがたくさんある。わたしは今度行くときはそっちの方に泊まってみようと思っている。ご存知「地球の歩き方」は無能なので、あのあたりの情報は一切ないけど、白人旅行者にかなり開拓されて、おそらく貧乏旅行者には一番適した場所ではないかと思う。



そして最後に、もっとも強くオススメしたいのが、Fish Tail Organic Garden というお土産や。ここは一見よくある、土産物のお茶を売っている普通の店なんだけど、ここでは店のおばさん手作りの「カカオ・ボール」というのが売っていて、それがすこぶる美味しい。同じく「エナジー・ボール」というのもあって、カカオ・ボールほどではないが、こちらも美味しく、しかもたしかに食べたあとにエナジーが出て来るような感じがする。いわゆる元気玉です。両方とも一個140Rs。場所はレイクサイド北部。
ちなみにおばさんは、まゆげをタトゥーで描いていて、ちょっと奇妙だけど、英語が達者で良いおばさん。作り方とか教えてくれた。砂糖は入ってないそうです。








あともう一つ、日本山妙法寺から、階段で少し下がった所に
「PEACE of MIND  Hotel & Cafe & Restaurant」という、あの界隈では一番シャレオツそうなカフェがあり、日本人の方が経営されてて、コーヒーをいれてもらいながら、少しお話を伺ったが、面白かった。
カズさんという方で、ポカラでパラグライダーのパイロットを9年ほどやって、今はもう辞めてここのカフェ・ホテルを経営されてるそう。
宿のお値段はいくらかわからないが、FaceBookにページがあるので、興味がある方はメッセージを送れば返事がくると思う。わたしも今度一泊くらいして、妙法寺から朝日を見てみたい。

PEACE of MIND  Hotel & Cafe & Restaurant


以上になります。

2016/11/02

ネパールより実況生更新その2

本日はネパール旅行最終日である。今回も無事に何事もなくここまでこられた事に心より感謝申し上げたい。

しかし前回日記を書いたあと,あの翌日は本当に大変だった久しぶりに。朝から歩き始め,なんとか2時間ほどかけて高低差600mの谷を越え,美味しい昼御飯を食べたあと,道を間違えて40分近く逆方向の階段を登りつづけてしまったのだ。そこで時間と体力を激しく消耗してしまい,目的の村にはたどり着けず,手前の村に宿を取った。しかしそこでたまたま一緒の宿に泊まった地元の旅行者逹と,一緒に薪ストーブにあたりながら晩御飯を食べたのは良い思い出だ。連絡先も交換したし。そういう思いがけない事が色々と起こる。そんな,たった5泊の短いトレッキングであった。もう3,4泊してもっと遠くまで行けたらよかったが,今回は時間が足りなかった。

それからポカラへ戻り,5泊して色々観光し,今日カトマンズから帰国する。(厳密に言うとクアラルンプールで降り,2泊してからバスで帰る)

ネパールはとても良い国だ。今まで行った中で一番かもしれない総合すると。
とくにポカラの魅力はすごい。ほぼ全ての条件が揃っている。飯はうまくて安全,物価は安い,人は良い,景色は最高,人が少ない,比較的過ごしやすい気候。今は乾期なので,雨季の状況はまだわからないんだけど。

私はこれから物事をなんでもネパール基準で考えようかなと思っている。ネパールではこうだな,ネパールではああだったなと。というのも実際に行った国の中では,ネパールが一番見習うべき国だと思うから。

ここにはまだまだたくさんの物が残っている。日本や,東南アジアの国(ほんとうの土田舎,山奥は除く)でさえも,もう失ってしまった物が,まだ残っている。それは伝統だったり,資源だったり,時間だったり。

他の国から見ればおそらくネパールはまだ何も得てないように見えるだろう。しかし私にはまだ失っていないと感じる。何かを得るためには,必ず何かを犠牲にしなければいけない。しかしその犠牲の大きさ,深刻さに気がついている人はほとんどいない。

ネパールは,毎日何時間も停電だし,何から何まで古くてボロボロだし,交通の便は悪いし,ホットシャワーもろくに出ないし,料理も出てくるまでにめちゃくちゃ時間がかかるし,みんな歌も踊りも大好きだけどいまいちパッとしないし,みんな背が低いし,どこでも外国人料金取られるし,という感じなんだけど,今述べたところは,私がすごく良いと思っているところである。何が良いのかさっぱりわからない人は行かない方がいい。行ってほしくないのだできればそんな人逹には。

今回本当に色々勉強になったんだけど,その一つにガイドブックや,その他メディアの情報のいい加減さというのがある。あんなのほんと嘘ばっかりだ。たちが悪いのは本当のことの中に嘘が紛れ込ませている事。あんなのはほんと参考程度にして,自分で実際見たり,生の声を聞いたり,自分自身でもっとよく考えなければならない。
メディアの情報を鵜呑みにしても,真実は見えてこない。アホな人たちの善意は,すべて悪事に利用される,そんな世の中である。

ネパールはけして貧しい国ではない。多くの国民は1日2ドル以下で生活しなければならないという人もいるが,要は1日2ドルでも生活できるほど豊かなのだ。守銭奴共の汚ねぇ手などさしのべなくてもいい。とにかく何もせず放っておいてやってくれ。

というわけで最後の飯もやはりダルバートタルカリかな,と考えている。