2013/03/01
スネークイヤー
先日ウェストコーストパークのキャンプ場で、奥さんと二人でキャンプをした。
キャンプって言ってもいつものことで、ただテントをはって
ハンモック吊るしてのんびり過ごすだけなんだけど。
それで翌日の朝、奥さんがハンモックの近くで呼んでるので行ってみると
奥さんの指差す先に、真っ黒い一匹の蛇がいて、どこかに行こうとしている。
どうやらわたしのハンモックの下で寝ていたらしく、奥さんに驚いて逃げ出したらしいが
全長は1.5mくらいで、けっこう胴体が太く、強そうな後ろ姿だった。
先週もここにキャンプに来たときに、緑色のほっそい蛇がいたので
棒を持って追いかけたら、なんと手も足もないくせに木の上にスルスルと
木を登って逃げやがった。色もきれいで、臆病な感じだったので
まぁ今回もそんな軽い感じで、そこらへんに落ちてた木の棒を持って追いかけた。
隙あらばしっぽでも掴んでやろうと思って、逃げる蛇のしっぽを
棒の先でちょっと触ってやった。
すると、「フンガァッ」という鼻息にも似た音とともに
蛇の細い頭が、大きく横にふくれあがった。
コココッコ コブラだぁ!!!
そう、彼はただの蛇ではなく、なんとコブラだったのです。
コブラに驚いた青年は、一度はひるんだものの
適度な感覚をとりながら、怖いもの見たさにコブラのしっぽを棒で攻撃し続けました。
そのたびにコブラは、逃げながらも大きな鼻息とともに頭を大きく膨らませ
後ろにいる青年を威嚇してきました。
結局コブラは、20mほど逃げたあと、近くにあった大きな木の根元の
茂みの中に入って行ったので、青年はこれ以上は深追いしてはいけないと感じ
あきらめてテントに戻りました。
そしてそのあと青年の奥さんは、近くでキャンプをしている人たちに
そのコブラの事を伝えて回りましたとさ めでたしめでたし〜
ではない!
キャンプ場にコブラがいてはいけないし
すくなくともキャンプ場に「コブラ注意」の看板が欲しいところだが
そんなの書いてたら、だれも来ないだろうな。
砂場に「サソリ注意」って書いてあるようなもんだし。
まぁ被害例はまだ聞いたことがないので、ひょっとしたら全く
攻撃的ではないのかもしれないが、でもそれにしたって
もしも夜に暗闇で、彼のしっぽを踏んづけていたらと思うとゾッとする。
そのコブラを特定しようと思いインターネットで調べたが
後ろ側が真っ黒だった事しかわからず、腹の模様は見てないので
いまいちどれくらい恐ろしいコブラだかわからない。
早く駆除してもらいたいと思うのだが、それは人間のエゴというやつなのか。
はたしてコブラと人間は共存できるのか。
もしかして今回インドに行くのはその謎を解き明かすため?
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿