昨日の夜9時の便に乗って、シンガポールからチェンナイへ飛んだ。
飛行機の乗客は、9割がシンガポールから南インドに帰る出稼ぎ労働者だった。
誰もがとても大きくて重そうなスポーツバックを抱え、免税店でお酒を買っていた。
なので飛行機の棚の中は彼らの荷物で溢れ返り
スタッフは棚に荷物を無理矢理詰め込むのに、すごく苦労していた。
最初は、こんなに荷物棚がパンパンになってる飛行機始めて見たな〜と笑って見ていたが
だんだん、この飛行機ほんとに飛ぶのかな・・・
重すぎて落ちたりしないかなと不安になってきた。
結局棚に入ってたお酒類は、全部取り出され座席の下に入れさせられていた。
なんとか飛行機は離陸準備に取りかかったが、今度は救命胴衣の使い方を
説明している女性スタッフの方を、インド人誰もが身を乗り出してガン見していて
これにはさすがに吹き出してしまった。
添乗員も、説明中あんなに注目されることはあまりないだろう。
飛行機は現地時間夜11時頃、無事にチェンナイに着いた。
そこでビザの申請をして無事入国できたが、翌日朝のデリー行きの便に乗らなければいけないので、国内線の空港内の床に段ボールをひいて仮眠をとった。
もちろん寝心地は悪く熟睡はできず、空港内なのに蚊が異常に多かった。
ここハエがめちゃくちゃ多いな〜っていう場面を蚊に置き換えたぐらいいた。
朝5時に起きてチェックインし、飛行機は一時間遅れの8時にチェンナイを出発し
10時過ぎにデリー空港に到着した。
6年ぶりのデリー空港は、見違えるほど新しくなっており
さらに街へ通じる急行列車まで開通しており
空港からたったの15分、200円でニューデリー駅に着いた。
しかしニューデリー駅は以前とまったく変わっておらず、汚く臭くうるさく
人人人で溢れ返っており、6年前の記憶が蘇ってきた。
タクシーの客引きも非常にしつこく、きやすく人の股間まで触ってくる始末。
ちょっと疲れていたので脇目も振らずに、駅の近くにある
日本人に人気の安宿のドミトリーにチェックインした。
非常に汚なくて一瞬とまどったが、デリーの中では一番安いようだ。
宿ですぐに日本人の若者が会ったので
どこか美味しいカレーの店はありますか?と聞いたら
それってカリーのことですか? ここではカリーって言うんですよ。
美味しい店はちょっとわかりません、と言われた。
そして隣のベッドに寝ていた韓国人も話しかけてきて
わたしは日本語少し話せます。インドに来て5日です。食べ物美味しくないです。
とても大変です。2ヶ月後にパキスタンに行きます。これがビザです、と言われた。
さらに自分の携帯を突然いじりだしたので、どうしたんだろうと思っていたら
3分くらい経って今度は携帯を見せられて、そこには日本語で
インドは自分が思っていたより甘くない。しかしこれは自分にとって始めて挑戦である。
と書かれていた。よくわからないが、とにかく最後まで頑張ってほしい。
そんなこんなで、その後も一人で街をブラブラして
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