2024/01/29

2023年1月 バリ(Medewi) 43~44日目

1月24日

朝7時くらいにバイクで少し東にある浜辺へ行った。誰も人はいなかったが、子犬が5匹いて、近づくとこっちへ走ってきた。ふざけてでも噛まれるといやなので、走って逃げるがどこまでもついてくる。しかしとても愛くるしい。しかたないので、子犬たちと浜辺をゆっくり歩いた。雑種犬をたくさん散歩させてる欧米人を見るが、少し気持ちがわかるような気がした。一度飼い始めると、こんな可愛い犬たちを捨てるということは不可能で、最後まで面倒を見るしかない。

パイナップルに似た植物があったが、あとで調べたらアダンというらしい。犬とお別れして、帰りは畑を通って帰った。農作業をしている人がたくさんいた。海が見える素敵な畑だが、働いてる人たちにはあまり関係ないのだろう。

帰りに朝ごはんを売っているワルンに寄って、ナシチャンプルを12,000Rpブンクスした。部屋に帰って、コーヒーを飲みながら食べたが、なかなか多くておなかいっぱいになった。部屋で少し休んで、11時過ぎくらいにバイクでネガラの方に出かけた。

景色を楽しみながらゆっくりバイクで走っていると、塩田のようなところを見つけたが、もう使われていない感じだった。

国道から左に曲がってビーチまで行くと、ビーチ沿いに怪しいカラオケの掘っ立て小屋がいくつも並んでいた。これが例のチェウェックカフェだろう。ビーチはキレイで、波も穏やかだった。さらに東へずーっと進み、岬の先端まで行き、浜辺を散歩していると、人だかりがあったので行ってみた。

最初は誰か溺死でもしたのかなと思ったが、どうやら例のバリのシャーマンがなにやらパンツ一丁の男性に施術をしているようだった。シャーマンらしき人は3人いて、一人はおばちゃんで、海水をかけながら、おなかや股間のあたりを押したりしていた。真剣にやっていたので写真は撮らなかった。それから、ウミガメを飼育しているというレストランに行き、海鮮は高そうだったので、ココナッツを頼んだ。

注文しに行くと、スタッフの女の子が私に、一人?と聞こうとして、Are you lonely?と言っていた。ココナッツウォーターはとても少なく、すぐ飲み終わってしまった。

ウミガメは全部で5匹くらいしかいなかった。産卵期は7月だと言っていた。帰りに寄付をお願いしますとおじさんに言われたが、寄付金箱を探したがなかったので、せずに出てきてしまった。

腹がすいてきたので、ネガラの町中にあるバビグリンの店に行った。そこまでの道中はマングローブの林の中の一本道で、走っていて気持ちがよかった。

バビグリンはとても美味しかったが、スープがなかなかしょっぱい。お茶も飲んで会計は25,000Rpだった。

帰りは道路から山側の地区も少し走ってみた。マップに日本語トレーニングセンターというのがあった。ここからも日本に出稼ぎに行く人がたくさんいるのだろうか。

帰りはかなり飛ばして帰った。16時くらいにホテルに帰り、洗濯をしてお茶を飲んでゆっくりし、次の日のホテルの予約もした。

18時頃にバイクで出かけて、町1番のサーフスポットに行ってみた。ギャラリーがたくさんいたが、海に入っているのは数人だけど、しかもいつまで見てても全然波に乗らない。波が悪いのか、乗る気がないのか。チャングーのほうがすごかったなと思った。

浜辺を少し歩いて、一番端で海を見ながら音楽を聴いた。帰りは雨が降ってきたので急いで帰り、途中でコンビニに寄ってインドミーとクッキーを買った。

ホテルに帰ってインドミーを作って食べ、それから紅茶を淹れてクッキーを食べた。今日はこれで満足。

夕方頃に雨が降ったせいで、夜中は少し寒かった。扇風機をつけなくてもよかったかもしれない。外気を完全に取り入れると、調整が難しい。



1月25日

朝はホテルの前のビーチを散歩した。白い犬がずっとついてきて可愛かった。東の一番端まで行くと、漁から帰ってきた船を、漁師さんたちがみんなで持ち上げて陸に運んでいるのが見えた。サーフボードを抱えて、これから海に入ろうとするサーファーとのギャップが面白かった。

カフェの方に戻ると、こっちでもサーファーが大勢で続々と海に入っていった。群れてんじゃねえぞと、少しいらついた。もっと奥のほうでは、ムスリム系の学生たちが制服を着て浜に遊びに来ていた。

インドネシア人のサーファーも車でやってきていた。今日は波がきっといいのだろう。

そのままバイクに乗って、昨日の朝と同じ店に朝ごはんを買いに行ったら、ナシはハビス(売り切れ)と言われたので、ミーゴレンにした。さらに玉子焼きと豆腐をつけた。それにムング豆のスイーツも買った。

部屋に帰って、またコーヒーを淹れて朝ごはんを食べた。多かったので昼のために半分残した。

11時まで部屋でのんびりし、チェックアウトした。オーナーは今日も見当たらず、違うおじさんや、ホテルの改修工事に来ていた兄ちゃんが、またねと見送ってくれた。誰がスタッフなんだかよくわからない。きっとこの辺りにいる人がみんな繋がって一緒に経営しているのかもしれない。

サーファーじゃなくて、みんな普通の人たちだったらもっとのんびりできたと思うが、みんなサーファーなので、少し排他的な空気を感じたのは、自分の被害妄想だろうか。

バイクで山を登って北部へと向かう。登っていくとどんどん眺めがよくなり、何度もバイクを止めて写真を撮った。20分くらい走ったところにあった休憩所で、朝ごはんの残りを食べた。

しばらくしてまた走り出す。細くてクネクネした道で、バイクや車は少なく、みんなゆっくり走っているので、非常に走りやすい。のんびりと景色や家並みを見ながら30㎞ぐらいのスピードで走った。

こんな山のてっぺんに人が住んで集落を作っているのはすごいなと思った。1時間くらい走って今度は下り坂で、ものすごいスピードが出て、ブレーキが壊れたら死ぬなと思った。ある大きな集落が見えて、みんなとてものんびりしていて、いいなと思った。さらに走るとまた山を登り、ダムもあった。

14時前にやっとホテルのあるSeriritという町に着いた。予約していたLiberta Homeにチェックインした。受付のお姉さんは感じが良かった。部屋はとてもキレイで使い勝手がよさそうで最高だった。

TVでNetflixも見られるかなと思ったが、登録していないとダメなようなので、YouTubeを見た。

15時くらいにバイクで10分くらい走って、ワルンでナシパダンを食べた。それからホテルのお姉さんが言っていた、Pantai Umeanyarに行ってみた。ビーチへの途中で入場料2,000Rpを払った。おじさん二人はとても気さくで、私のホテルや名前を聞いてきた。

ビーチは波がとても穏やかで、黒砂でキレイだった。レストランもいくつかあった。ずっと西のほうに歩くと、家族でお供え物を持って来ている家族がたくさんいた。一番端まで行くと岩場があり、きれいなリゾートもあった。

みんな海に入っていて気持ちよさそうだったので、私もトランクス一枚になって海に入ったり、砂で遊んだりした。濡れたまま浜辺に座って、しばらく水平線を眺めた。

それから服を着てビーチを出た。帰りも入口のおじさんたちは笑顔で手を振ってくれた。そのままホテルの近くのムスリムエリアに行き、そこの浜辺にも行ってみた。釣りをしている人がたくさんいて、ここも平和な雰囲気だった。それからホテルの隣の大きいスーパーに行って、お菓子を買った。

ホテルに帰り、シャワーを浴びてYouTubeで模倣犯などを見た。

19時頃に歩いて近くにあるムスリム系の夜市のようなところに行った。たくさん店があって面白かったが、同じような食べ物ばかりだった。わざとしているのかもしれないが、あまり意味がわからない。

ガドガドの店が一つだけあったので、そこでガドガドを食べた。卵も野菜もぜんぜん入っていないガドガドだった。

食べ終わってから20分くらい近くを散歩した。オランダ・ベーカリーという、屋根の上に風車がついてるシャレた店があった。

ホテルに帰って模倣犯の続きを見ていたら、急激に眠くなり、見終わってすぐに寝た。すごくぐっすり寝られた。





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