1月2日
朝6時半頃に一人で散歩に出かけ、橋のところまで歩いて行ってみる。大きい猿の石像や、ウブド・ヨガセンターがあった。ホテルに帰ってシャワーを浴び、745からレッスンをやる。2つ終わって時間は10時。
腹が減ったので、一人でバイクに乗り、ガソリンスタンド近くのナシチャンプル屋に行き、少し早い昼ごはんを食べる。その帰りにずっと西のほうまで走って、Section9だかいう田んぼの見えるカフェで、アイスラテを飲む。
熱いラテを頼めばよかったとすぐに後悔した。そもそもコーヒーはアイスで飲むものじゃあない。店員は笑顔だったが、作られた笑顔であまり良い印象は受けなかった。やっぱ高い店は嫌いだ。税金などついて47,000Rpもした。
ホテルに戻って休み、アジアパー伝を読み終わったので、生島商店の図書館に返しに行き、代りに椎名誠のバリ島横恋慕というのを借りてくる。帰りに生島さんをお店の中に見とめたが、民族衣装を着た日本人妻たちと談話してた。
そのままJln. Raya Masのほうまで行き、バイクを停めて散歩する。小道を歩いていたら、地元の小学生くらいの女の子4人が話しかけてきたので、少し会話をする。みんなの名前を教えてもらったが、一人マデがいた。他は覚えていない。外国人に興味があるのか、少し生意気そうだが可愛い子たちだった。
まっすぐ歩くと、外国人向けと思われる大きなヴィラがたくさんたっていた。泊っているのか住んでいるのかはわからない。
しばらく行くと行き止まりっぽかったが、頭に物を載せて運んでいる地元のおばさんに道を聞くと、寺を横切って進めるよと教えてくれた。おばさんも興味があったらしく、何人だとか、少し話をした。この人も感じがいい人だった。やはり中心部から離れるほど人はフレンドリーになっていく。
進むと田んぼに出たが、とても広い田んぼですごく素敵な景色だった。すれ違う人も笑顔を返してくれた。1時間以上歩いて、やっと元のあたりまで戻ってきたが、一匹の犬に吠えられ、そうするとその先にいた犬もそれに反応して吠えてくるのにはまいった。そのあとも臭いを嗅いで吠えてくる犬もいた。よそ者だとわかるのだろう。
ホテルに帰り、19時頃に影武者というレストランに行き、そこで奥さんと合流して店に入った。お客さんがたくさんいて、日本人の夫婦もいた。私はかつ丼を頼んだ。猫がいて、それをきっかけに奥さんが日本人夫婦と英語で話していたが、私は笑顔を返すだけにとどめた。
かつ丼はなかなか美味しかったが、量が多く食べ切るのに大変だった。会計は20万ルピアで、かなり安いなと思った。店員も愛想笑いじゃなく、心から笑っているようで感じがとてもよかった。外国人向けだと思うが、なかなかのもんだ。
ホテルに帰ってオンラインでホテルを1泊延長した。11時頃に寝ようとしたが暑いし、ベッドは柔らかすぎるしで、全然寝られず、1泊延長したのはまずかったなと後悔した。なんとかだましだまし寝たが、本当に寝心地が悪かった。
1月3日
6時頃起きて、シャワーを浴び、奥さんと二人で散歩に出かけた。まずバイクでビスマ通りまで行き、そこから歩いた。店やホテルがたくさんあって、現地の人がちょうど出勤してきていた。大きな通りまで行き、そこから引き返した。学校に通ってくる子供、ハンドボールみたいのをしてる男子学生、電線を渡る猿の群れなどを見た。
またバイクでホテルに戻って、ホテルの近くのBlack Sheepというオーストラリア人経営のおしゃれカフェで朝ごはんを食べた。私はタコスとコーヒーを注文したが、道沿いの席が少し居心地悪く、通りもうるさいので、ここに来たことをかなり後悔し、二度と外国人向けのカフェには来るまいと誓った。
しかしタコスもコーヒーも思いのほか美味しく、たまにだったらいいかもなと少し機嫌が直った。奥さんは冷たいスムージーボウルを食べていて、そんなの食うと病気になるぞと思った。ヨガをする人たちに人気だと言うが、彼らがどれだけ健康について無知かがよくわかった。食べているときにミツバチが飛んできて手に止まったのが可愛かった。
会計は160,000Rp。明日からはちゃんと10,000Rpくらいの地元の朝ごはんを食べよう。帰りにデブ犬の写真を撮ったら、ビビって吠えていた。
ホテルに帰って、ストレッチと筋トレをし、床を掃除した。ベランダも掃除したので、シャワーを浴びたあと、ベランダに横になって本を読んだ。暑いと思ったが、けっこう風が吹いて気持ちいい。そしてベランダの前に鳥がよくやってきて可愛い。
12時前に腹が減ってきたので、一人で近くにバビグリンを食べに行った。持ち帰りの列ができていて、なかなか人気があるようだ。バビグリンはもちろん美味しかった。値段は20,000Rp。
ホテルに戻って、また本を読んだりして休んだ。2時くらいに一人でバイクで、昨日散歩したエリアにあるマスク博物館に行った。あいかわらず素晴らしい展示。パペットを見ているときに、突然電気が消えて、パペットの顔が恐ろしくなった。それが二回もあって、勘弁してくれと思った。
まだまだいたかったが、16時までに奥さんをクリニックに送らなければいけないので、15時過ぎに急いでホテルに戻り、奥さんを乗せてウブドの中心近くにあるクリニックに向かった。途中で雨が大降りになってきて、急いで二人でカッパを着た。
無事にクリニックに着き、奥さんは診察室に入り、わたしは待合室で本を読んでいた。診察が無事に終わり、またバイクで帰る途中にフルーツ屋でドリアンを食べた。一個50,000Rpだった。味は前と同じように甘さ控えめで、舌触りがよく美味しかった。
ホテルに帰って、私は一人で近くにララパン屋に行った。ペチェルレレとタフを頼んだ。あいかわらず美味しかった。
ホテルに戻り、長ズボンにはきかえ、今度はミキさんの友達のワヤンがやっているSudi mampir warungというバーに行った。
髪の長いおじさんが一人でいたので、アラックのストレートを頼んだ。美味しいがなかなかキツかったので、トニックも頼んだ。大きなグラスなどは出してくれず、なかなか気が利かないんだなと思った。おじさんの名前はワヤンと言ったが、ミキさんの友達の、オーナーのワヤンではなさそうだった。
彼は北部の山の中の出身で、ウブドには15年住んでいるらしい。その前は9年ジャカルタで働いていたとか。バリからジャカルタまでは、牛を載せたトラックで3日かけて行ったんだとか。彼の村からは5人の若者が今日本に働きに行っているらしい。
彼らは帰ってきたらその金で何をするのと聞くと、ギャンブルで全部なくすやつもいるとのこと。色んなバリ人がいるもんだ。彼も日本語が少しできるが、若くないので日本には行きたくないとのこと。
アラックは半分、持ってきたペットボトルに入れて、もう半分はトニックと飲み切った。フィルターのついてないタバコも一本もらってしまった。会計は50,000Rp。
帰りはちゃんと運転して帰ることができた。帰ると奥さんはもう寝ていたので、ベランダで日記を書いたりした。雨が降ったせいか、夜は比較的涼しくて、よく寝られた。
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