2024/01/29

2023年1月 バリ(タバナン) 47~48日目

1月28日

7時くらいに起きて、屋上へ行きストレッチ。歩いていつもの店へ朝ごはんを食べに行く。猫が二匹いた。おばさんはお湯も出してくれた。ホテルに帰ってコーヒーを飲み、9時半からレッスンを2つやる。終わってすぐに準備をしてチェックアウト。ホテルのスタッフに写真を撮らせてと言われた。

前に行ったアヤム・ブトゥトゥの店で昼ごはんを食べる。辛いスープでむせてしまい、しまいに息ができなくなって、何度咳をしてもお湯を飲んでも治らず、死ぬかと思って口の中の物を全部皿に吐き出すと、なんとか息ができるようになった。しかしほんとに死ぬかと思ったので、恐怖のせいかしばらく身体に力が入らなかった。

店を出てバンジャールから山を登り始める。かなり景色がいいのはわかったが、写真を撮るいい場所がなかなか見つからない。途中で大きなマンゴーや、ドリアンの木を見た。

そのままどんどん登っていって、しばらくすると雲の上に出て、急に寒くなった。信じられないほど登り、こんな所に住むなんてすごいなと思った。しばらく行くと眼下に湖が出てきて、ドライブをしていると思われる地元のバイカーたちがたくさん現れた。

休憩所にはイグアナとコウモリがいて、一緒に写真を撮らないかと言われた。何度か止まって写真を撮りながら湖沿いを走り、3つ目の湖沿いで休憩し、ベンチに座ってコーヒーを飲んだ。すごくおしっこをしたかったが、トイレがないというので、さっさと飲んでまた出発した。大きな公園がいくつかあり、道路沿いにはドライフルーツがたくさん売られていた。

やっと大きな町を抜けて、雑木林があったので、バイクを止めて立ちションをして、雨も降ってきたのでカッパを着た。しかし雨が激しくなってきたので、ガソリンスタンドに寄って満タンにして、ついでに雨宿りすることにした。とても寒いので長ズボンと長袖を着た。チョコレートを食べてしばらく待ったが、雨が止みそうにないので、しかたなく出発した。あと10㎞ほどだったが、また雨が強くなりズボンはずぶ濡れになり、震えながらなんとか走り続けた。途中で呼び止められ、この地域の入場料の40,000Rpを払い、さらに数分走ってやっとホテルに着いた。景色を見る余裕は全くなかった。

ホテルのお兄さんは今雨のせいでWifiに問題があると言っていた。すぐに濡れた服を脱ぎ、熱いシャワーを浴びて休んだ。

念のためWifiがありそうなカフェやレストランを調べると、ほとんどのレストランが19時前に閉まるようだったので、まだ雨が少し降っていたが、18時前にホテルを出て、バイクで割と近くにあるCataVaca Jatiluwihというレストランに行った。田んぼの中にあるすごく素敵なレストランだったが、雨のせいで写真もあまり撮らず中に入ると、インドネシア人の客がたくさんいた。カウンターしか座れず、嫌だなと思ったが、眺めがすごく良くて、結果的に良かった。

ニャットニャットという魚料理と赤玄米のショウガ入りのお茶を頼んだ。どちらもなかなか美味しかった。本当に景色が素晴らしく、ここはウブドなんかよりも全然いい所なんじゃないかなと思った。

19時の閉店前に会計をした。全部で103,000Rpだった。

帰りに小さい商店に寄って水を買った。知っているヒンドゥー音楽が流れていたので、おばさんにこれ知ってるよと言い歌ってあげた。

ホテルに帰るとWifiが普通に使えるようだった。よく見ると部屋にはエアコンも扇風機すらもなかった。雨でなくても相当涼しいのだろうか。

YouTubeで「12人の優しい日本人」を見た。とても面白かったし、豊悦ってこんなに演技できるんだと感心した。

映画を23時頃に便意をもよおしてトイレに言ったら、少し下痢気味だった。そしてお尻を洗おうとホースのボタンを押したら水が出ない。そしてトイレも流れない。どうしようと思い、色々考えた末しかたなく買ってきたミネラルウォーターを使ってお尻と手を洗った。

他の所はどうなんだろうと、ホテルの玄関や上の階のトイレなども調べたが、どこも水が出ない。もっとしっかりお尻と手を洗いたかったが、しょうがないので寝ることにした。




1月29日

朝6時くらいに起きたが、まだ水は出ない。しかしまた便意があったので、またしょうがなくトイレに行って用をたし、またミネラルウォーターで洗った。そしてお湯も飲んで、しばらくたってやっと水が出た。

部屋の前にオーナーの家族の兄さん姉さんがいたので、水出なかったよねと聞くと、ああたまにあるんだよねと言っていた。こいつらちょっとやばいなと思った。無料の朝ごはんがあると思って時間を聞くと、無料ではないとわかり、それならいいやと何も頼まなかった。

ホテルを出てバイクで下のほうまで行き、バイクを路肩に停めて東のほうに歩いた。人は少なく、店もほとんど開いておらず、ここはやばいなとまた思った。しばらく歩いたが食べられそうなものはなく、また引き返した。すれ違う人も、あまり愛想はよくなく、こっちから挨拶すると少し苦笑いで返してくれる程度。

バイクに乗って今度は西側のほうに行くと、店がけっこうあって、Jatiluwihテラスという、すごい景色の所があった。ここがこのあたりの中心地のような気がする。さらに進んでいくと、小さい店がいくつかオープンしていたので、まずは商店に寄って水やカップラーメンを買い、もう1つの商店でナシチャンプルのブンクスをお願いした。いくらかなと思ったら12,000Rpと、少し大きめではあるが、ちゃんと地元価格で売ってくれて安心した。ココナッツミルクのスイーツも買って帰った。

コーヒーを淹れて、3階のテラスに行き、朝ごはんを食べた。ここのWifiはとても強いので、ここでレッスンをすることにした。朝ごはんを食べ終わり、一度部屋に帰って、9時半にまたテラスに行ってラップトップを開くと充電がぜんぜんなかったので、スタッフに頼んで、カウンターで充電させてもらった。

運よく10分遅れでレッスンが始まったが、Tシャツだけで長時間いると少し寒くなった。ここの標高は700Mらしい。

レッスン後にスタッフのお兄さんと少し話した。彼はコロナの前にチャングーのvillaで働いていて、そのときはバトゥカルの家から毎日バイクで通っていたそうだ。45分くらいだったとか。チャングーは給料が高いから好きだと言っていた。

部屋に戻ってスイーツを食べてから、バイクに乗ってブルラン温泉に行った。入場料は12,000Rp。すごく小さくて、浴槽が2つ、打たせ湯が2つだけだった。浴槽はぬるすぎて話にならないので、打たせ湯の所に座って、10分ほど打たれて、少し涼んではまた打たれてと数回繰り返した。打たせ湯にはちょうどいいお湯で、けっこうあったまった。

シャワーもあるかどうかわからなかったので、そのまま体をふいて、近くの店でソト・アヤムを食べた。ここも地元価格で25,000Rpだった。果物を売っていたので、マンゴスチンとドリアンを20,000Rp分買った。

バイクでホテルに戻ったが、Jatiluwihテラスのあたりは人が増えていた。ここも散歩コースがあって、40,000Rpで色んなコースを歩けるらしい。

ホテルに帰ってドリアンとマンゴスチンを少し食べて、15時からテラスでレッスンを1つやった。終わってから部屋に戻り、17時くらいにおなかが減ったので、バイクで東のほうに10分くらい走ったところにあるララパンの店で、アヤム・ゴレンとタフ・ゴレンを食べた。けっこう量があって、味も美味しかった。店の裏で若者たちがビリヤードをしていた。

ホテルに戻って、ホテルの前の水路を100mくらい歩いた。裏にあるホテルが見えたが、廃墟のようになっていた。ホテルに戻り、屋上でタバコを吸いながら景色を眺めた。暗くなる前に部屋に戻ってシャワーを浴びて寝る準備をした。