2011/11/06

遠野初日

朝8時半に八戸を出発し 昼の12時過ぎにやっと遠野の駅に着き
駅前のタクシー会社でボランティアセンターの場所を聞く
おじさんにどこから来たのかと聞かれ 北海道からと答えるととても驚かれ
いや〜近いですよけっこう と言いながらもちょっとドヤ顔になる

20分ほど歩いてやっとボランティアセンターに着く
遠野市の福祉センターを貸して使わせてもらい本部としており
建物の外には大量の洗濯物が 仮設の干し場にかけられていた

近くには大きなドラッグストアや スーパー コンビニなどがあり
環境はとても良さそうだった

受付を済ませたが 活動は明日からなので館内を見てまわる
仮設シャワーや洗濯機に調理場所 さらには無線LANまで飛んでいて
思ったよりも快適そうだったが どの部屋にも暖房がないので
寝どころとなる体育館で寝袋を出して入る以外に
寒さをしのぐ場所がない それだけが唯一大変そうだなと思った

http://tonomagokoro.net/lets-volunteer/facilities


その日は 被災地に行ってるボランティアさん達が帰ってくる5時くらいまで時間を潰し
やっと帰ってきた友達と久しぶりの再会をし ここでの活動などについて話を聞いた

友達もそうなのだが 長期でボランティアをしている人達の大半は
バックパッカーか 登山愛好家らしい
寝泊まりは寒い体育館で寝袋で 生活は自己完結が鉄則というこの暮らしに耐えられるのは
そういう人達でなければ無理だということだろうか
それにしても 会社を辞めてまで来ているという人が多くてビックリした
それぞれに色々事情はあるんだろうが 活動中の資金や 家族の理解など
色々な物をクリアーしてここで活動している人達は やはり選ばれた人達なんだろう
やりたいと思ってもできない人達がたくさんいるはずだし


ボランティアの一日の流れはこうだ

6:00 起床(体育館でも大きなチャイムがなる)
7:20 ラジオ体操
7:30 朝礼(朝礼後に現場の振り分けが行われ バスで現場へと向かう)
16:00 活動終了
17:00 全体ミーティング
22:00 消灯(消灯後は体育館では寝る以外の行動は厳禁)


初日の夜は 友達にもらったカップラーメンを食べ シャワーは浴びなかった
風邪をひかないよう ももひきをはいてダウンジャケットを着てマフラーを巻き
まったく普段着と同じ格好で寝袋に入って寝た

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