2023/11/03

2023年10月 韓国 13~14日目

10月30日

朝7時半頃目覚め、出発の用意をし、8時頃にホテルをチェックアウト。奥さんは釜山駅のパリスバケットで朝ごはんを買う。そして地下鉄に乗り、高速バスターミナルの駅まで行く。バスチケットのカウンターに行くと、若い女性のスタッフがかたくなに韓国語しか話さない冷たい対応。9時20分のバスがあったが、離れた席になるということなので、10時のバスのチケットを買った。一人26,000wの4列の普通のバス。

一人で食堂に行き、ラミョンを食べて、それからコンビニでアメリカーノとチョコを買って、10時にバスに乗り込む。ほぼ満席に近い。

バスは順調に走り、2時間後に休憩所に寄る。トイレをすませ、販売所を物色。曲が入ってる車用のUSBが面白かった。クルミの木の彫り物がかわいかったので、5,000wで買った。

午後2時くらいにソウルに着き、また地下鉄に乗り、チョンムロ駅まで行く。地下鉄を出たら、母とかき氷を食べた場所だった。

そこからバスに乗って、New Chonji Hotelまで行く。すぐにチェックインして部屋に入る。71SGDだけあって、なかなか豪華な部屋で、またNetflixも見られる。

少し休んでからホテルを出て、遅い昼ごはんを食べに行く。ホテルの周りにはロシア系の飲食店がたくさんある。奥さんが鶏肉が食べたいというので、居酒屋っぽい何でもある観光客向けの店に入った。フライドチキン、17,000wを1つだけ頼んで二人で食べた。まずくはなかったが、高すぎるし、味もたいしたことはなかった。やはり観光客向けの店はダメだなと思った。

それからまたDDPだかに行き、地下でやっている出店を見に行った。色んな国が出店している感じ。アクセサリーなども売っていて、なかなか見応えがあった。

前にも行ったデザイン系の雑貨屋に行き、シンガポールの友達へのお土産を買った。猫のしゃもじが3つと、かわいい花札。

それから、服の卸問屋が集まるビルに行ったが、営業時間は20時から朝8時と書いてあった。みんな夜に買いに来るらしい。

東大門を見て、ピーナッツのお菓子を買ってから地下街を少し歩いてみた。それから地上に上がり、服飾系の卸ビルを見て、アウトドア店が集まる道を歩き、最後は有名な広〇〇市場に辿り着いた。昼が遅かったので、まだあまりおなかは減ってなかったが、せっかくなのでGoogle Mapで見つけた店にユッケビビンバを食べにいった。

席についてユッケビビンバ1つと注文すると、二人共注文しなきゃダメだというので、じゃあビールも1本というと、それならいいと言う。しかしユッケビビンバは13,000wと思ったよりも高い。しょうがないので注文を通した。

しかしとても大きいユッケビビンバが来て、食うのが非常にしんどかった。あまり美味しくもなく、食べながら後悔した。

そして店を出たときに、やっと自分が大盛を注文したという事に気づいて腹が立った。高いやつを注文させられたとい思ったが、二人だから気を利かせて大きいのをという事も考えられる。いずれにせよ失敗だった。

歩いてホテルに戻り、すぐにお湯を張って、熱い玄米茶を持ってお風呂に浸かった。お湯はあまり熱くなかったが、気持ち良かった。

お風呂から上がり、TVでキムチの特集の番組を見ながらマッコリを飲んだ。奥さんが寝たので、一人でホラー映画も見た。スカンジナビアの国に若者が行って、へんなカルト集団にみんな殺されるという映画で、気持ち悪かった。




10月31日

7時過ぎに起きて、一人で朝ごはんを買いに出かけた。ホテルの近くにあったカフェで、練乳コーティングの食パンみたいのを買ってホテルに帰った。ホテルの受付で、レイトチェックアウトはできるからとスタッフの男性に聞いたら、翻訳アプリを使って、室長に聞いてみると言われた。

部屋に戻りシャワーを浴びて、奥さんが淹れてくれたコーヒーを飲みながらパンを食べる。

そして8時半からレッスン。奥さんは朝ごはんを食べに外出した。部屋のイスの座り心地が最高だったので、今までで一番リラックスできたレッスンになった。

奥さんが帰ってきて、荷物をまとめ、11時までTVなど見ながらリラックスする。11時にチェックアウトし、ホテルに荷物を預けて出る。

バスで南大門に行き、市場を歩く。おばさんや外国人など人がたくさんいる。服やオモチャ、ドライフルーツなども売っている。しばらく見て回ったあと、太刀魚料理の店が集まる路地で太刀魚の煮つけを食べるのにある店に入ったが、どうしても1人前が頼めないので、その店を出た。続いて違う店に入ったが、そこも1人前はどうしても頼めないので2人前頼んだ。

真っ赤な太刀魚のスープと、太刀魚の素揚げ、玉子蒸しもついてきた。太刀魚は小骨がたくさんあって、それを取るのが大変だった。味はカレイみたいで、とても柔らかい。大きな大根も入っていた。なかなか美味しかったが、おなかがとてもいっぱいになった。

それから歩いて南大門を見に行き、そのあとにソウル市美術館に行った。ここも無料だったが、なぜかリュックは背負わずに、前に持てと言われた。展示は悪くはなかったが、前に入った現代美術館のほうが良かった。

美術館を出て、黄色いイチョウの並木を歩き、カフェに入って少し休んだ。時間は4時を過ぎていたので、これでサウナに行く時間はなくなった。

カフェを出てから市庁の前を通ってロッテ百貨店に行き、地下でお土産のよもぎ茶を買った。それから地下鉄に乗って東大門に帰りDDPで奥さんが買いたかったアクセサリーを買ってから、近くのお店で晩ご飯を食べた。揚げ餃子とトッポキスープ。観光客向けかと思い期待してなかったが、なかなか美味しかった。

ホテルに戻り、トイレをすませてから、荷物を持ってホテルを出た。朝に乗ったバス停からまた同じバスに乗り、ソウル駅で降りた。そして空港行きの電車に乗り、1時間で空港に着いた。

荷物をまとめ直し、カウンターでチェックインした。スタッフの女性がリエントリーパスを見せてというので、見せたら期限が切れていて困ったが、どうやら別に見せなくてもいいようで、無事にチェックインできた。

出国審査に向かうとベトナム人のグループツアー客に巻き込まれて、荷物検査はカオスだった。みんな田舎者丸出しだったが、スタッフの対応は見下すでもなく、とても真摯に対応していてすごく好感が持てた。

そのあとも搭乗ゲートの近くまでそのグループと一緒だった。ゲートに着き、顔を洗って歯を磨いて、日記を書いた。飛行機は1時間の遅れらしい。

あっという間に搭乗の時間がきたが、搭乗の直前に少し息苦しさを感じた。ヤバいかも、と思ったが無視して乗り込む。

飛行機のドアが閉まると、やはりパニック症が起きてしまった。今思い出してもゾッとする。動悸が始まったが、なんとか落ち着こうとする。しかし機内はどんどん寒くなり、寒くなったらヤバいだろと思うと、また動悸が激しくなる。なんとか落ち着こうとしたが、難しかった。毛布を持ってきていたので、それを頭からかぶって寒気にだけは気を付ける。

離陸のときは我慢できず奥さんに手を握ってくれるようにお願いする。一人だったらと思うと恐ろしい。少し落ち着いてきたが、しばらくして機内の電気が全部消えて真っ暗になり、するとパニックに拍車がかかった。イスに背中をつけていられなくなり、やや前かがみの姿勢になり、無視しよう落ち着こう呼吸を整えようとがんばる。

リラックス音楽を聞きながらなんとか耐え、眠ろうと思ったが、まったく眠気が起こらず、それからは到着まで5時間半耐えに耐えた。本当に思い出すだけで息が苦しくなる。いつ忘れられるだろうか。

もうすぐ着陸するというアナウンスを聞いたときは、安心したというより、燃え尽きえて灰になった自分を改めて実感したという感じ。


飛行機を降りてトイレに行ってから、入国審査を通り、免税店でビールを3本買った。それから荷物を受け取り、Grabを呼んでタクシーで家まで帰った。23ドルだった。

タクシーの中で、機内の出来事の事を奥さんに話した。無事に家に着き、荷物を置いて1階のコピティアムに行って、朝ごはんを食べた。私はプーリーセットを食べた。


以上で旅行は一応無事に終了だが、帰ってきてから日中も呼吸に違和感を感じる。ゆっくり治していかなければいけないだろう。なんにせよまた一つ人の痛みがわかるようになるだろうから、それは良い事だと思う。





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