2011/09/01
コタティンギ1日目
今週月曜火曜と 仕事もなくぽっかりと丸二日空いてしまい
家にいても腐るだけだと思ったので 思い切ってまたマレーシアにチャリで行ってきた
装備は前と同じだが 二日間だけなのでやや軽めにした
月曜朝8時に家を出たが 雲行きが怪しい
と思ったら雨が振り出し気温も下がってきた
しかたなくカッパを着てまた走り出し なんとか国境を超えた
今回は以前少しだけ寄ったことがある”コタティンギ”という小さい町に行くことにした
ズルしてバスで行こうと思ったが 看板を見るとここからたった40kmと書いてたので
しかたなく自転車で国道をひたすら走る
インド系の食堂で少し早いランチを食べる
いつものぶっかけ飯だが ウマい!ウマすぎる!
なぜこの低価格でこのクオリティの飯を提供できるのか不思議でならない
インド人にビックリ
雨も小降りになってきたのでカッパを脱いで再び走る
大きい国道だが 道が少し汚くゴミがたくさん落ちている
ゴミを避けながら走っていたが 気づくと何やら変な音が
まさかと思ったがやはりタイヤから聞こえる
と思っていると空気がみるみるなくなってガタンゴトンいいだした
前回7日間走って大丈夫だったのに 今回は開始3時間でいきなりパンク
近くの閉まっている店の前に陣取り パンク修理開始
雨降りなのでタイヤも泥だらけで手もすぐ汚くなった
なんとか新しいチューブと取り替えたが 今回は空気入れを持ってこなかった
気合い入れて口で空気入れたろうかと思ったが
近くに小さいバイク屋を見つけ エアーコンプレッサー?を使わせてもらう
空気バルブのサイズがまるで違ったが なんとか走れる程度だけ無理矢理入れてもらった
雨もすっかり止んでおり パンクの危機も乗り越えたことから
少し上機嫌で再び走り始めた
しかし起伏の激しい道ばかりで なかなか疲れた
休んでジュース飲んだり バス停で昼寝したりしながら
3時頃ついにコタティンギへ着いた
バスターミナルを見つけ そこの周辺で安宿を探した
4つめにやっと40RMの宿を見つけ 部屋を見るとファンではなくエアコンだったので
たまにはいいかと思いそこに決めた
宿の裏にはたくさんの出店が準備されていた
よく考えると明日はイスラム教のニューイヤーだ
これは夜中少し五月蝿そうだなと思ったが 後の祭り
まぁ祭りはこれかららしいが
部屋でシャワーを浴びたあと 町を歩きながら買い食いなどをする
小さい町だが 大きいデパートがあり服を売ってる店がたくさんあった
古着屋もたくさんあり みんな真剣な顔でジーンズを選んでいた
さらによく見ると町には車高を落としたヤンキー車みたいのがたくさんある
なかなかファッションにこだわりがある奴らのようだ
2時間ほどブラブラ マレー語でジャランジャランしてから宿に戻る
宿の裏では出店に人がたくさん集まって楽しそう
俺もフライドポテトとマンゴージュースを買って部屋で食べた
ベッドで少し仮眠を取ってから夜食を食べに出た
宿の近くに中国料理の出店がたくさん出ていたが
いまいちメニューがわからないので定番のチキンライスを頼んだが
これがまためっちゃウマかった
もう一個頼もうかと思ったがさすがにそれでは頭悪いなと思い
となりの店にキレイな中国人の娘さんがカキ氷を作っていたので
そこでマンゴーかき氷を一個作ってもらう
娘さんが働いている所を見ながら食べるカキ氷もこれまた美味しかった
満足したので宿へ戻ってシャワーを浴びた
少し早いが寝ようかなと思ったが 外のお祭りがどんどん五月蝿くなってきた
まぁこれくらいなら寝れるだろうと思っていたら
爆竹のパンパンいう音が聞こえてきた
まぁこれくらいは想定の範囲内だぜと思っていたら
今度はヘビィーなメタルの曲をスピーカーで大音量で流しだした
もうしゃーないなと思い 小説を寝ながらなんとなく眠りにつこうと思っていたが
さすがにちゃんと寝れるわけがなく 夢うつつな状態でベッドで寝返りうちながら
祭りが終わるのを待っていた
そしてハッと気がつくと 窓の外に灯りはなく 物音一つしなかった
ようやく終わったのかと思い携帯を見ると 夜中の3時だった
なかなか長い祭りだったなと思い 俺もやっと本当の眠りについた
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