2023/09/19

2023年9月 シェムリアップ 15~16日目

 9月17日

7時過ぎに川沿いでストレッチをしてから、オールドマーケットに朝ごはんを食べに行ってみた。ある店でお粥を頼んだが、おばさんは不愛想だ。食べ終わってからスイーツを買って、少し市場を見てからホテルに帰った。11時間から2つレッスンをやって、13時頃にやっと昼ごはんを食べに出かけた。

Best Momに行こうと思ったが、腹が減りすぎて、途中にあったクメールキッチンだかなんだかでポークリブを食べた。あまり良い部分じゃなく、食べにくかった。そのまま自転車で、街の南東にあるハンモックカフェみたいなところに向かった。途中からあぜ道になった。牛やヤギに、水牛もいた。今日は日曜だからなのか、すごいたくさんの人が道の端にある田んぼや小川で釣りをやっていた。

ついに目的地までたどり着き、適当な小屋でビールを一本買って、小屋のハンモックに寝転がって読書などした。午後5時頃になって風が強くなってきて、一雨きそうな感じだったので、急いで小屋を出て少し飛ばして帰った。帰りに市場ができていて人がたくさんいた。ドーナツを二個買って帰った。

ホテルで甘いコーヒーを入れて、ドーナツを食べた。すごく硬かったが、安いのでいいかなと思った。

6時半頃、ホステルご縁に行って晩飯を食べようと思ったが、なんと一品メニューを切らしていて、10ドルのホルモン盛り合わせしかないというので、半分持ち帰りにして作ってもらうことにした。Kさんは20分だけと行って他のお客さんの所に行くし、自分はテーブルにも座れず、座り心地の悪いカウンターで、おまけに隣には変な歌がかかっているスピーカー。最悪だなと思った。スタッフさんが気を使って声をかけてくれるのがまた情けない。

ホルモンはぜんぜん脂っこくはなかったので、普通に食べられた。野菜も入ってて悪くないが、少し高すぎる。しばらくしてKさんが呼ぶので、テーブルに行ってみると、在日朝鮮人で、JAICAのインターンで来たという若者がホルモンを食べていて、3人で少し話す。北朝鮮に親戚がいるので、もう4回も行ったことがあると言っていた。食べ終わったらすぐに飛行機に乗ってプノンペンに帰るらしい。その人が帰ったので、Kさんに向かいの屋台で飲もうと言われ移動する。もうお腹いっぱいなのに、ソムタムや牛串などを頼んでさらに食わされた。しばらくして、近くの店でやっているライブを見に行かないといけないと言って、20分くらいで戻ると言ってまた行ってしまった。

私はビールを飲みながら、そこの屋台のカンボジア人と少し話した。あるおねえさんは、元シェフだが、コロナでお店が潰れてしまい今は無職だという。トゥクトゥクドライバーのおにいさんにタバコを一本もらって吸った。お店のおねえさんはベトナム語が少し話せるというので、外国語の話で盛り上がった。何人が一番好きかと聞くと、良い奴なら何人でもいいし、悪い奴は何人でもいやだと言っていた。みんな気さくで気の置ける人たちだ。何回もチョルモーイと言って乾杯をやっていた。

しばらくしてカイトくんが、もうお客さんもいないから店の方に来て飲んでもいいよと言ってくれたので、10分くらいして店のほうに移り、カイト君と少し話した。彼はここに来る前、タイ南部のある町で、民家にホームステイしながらボランティア活動を3カ月もやっていたらしい。活動内容はなんでも屋さんだとか。

そこでKさんから誘いの電話がかかってきて、ここで働くことになったんだとか。

スタッフのヒナちゃんは、働き始めてまだ一週間だが、すでに憂鬱そうだった。Kさんの元で働くのは大変なのだろう。理想の場所なんてないだよねと慰めてあげた。

Kさんがライブから帰ってきたので、カイト君との気さくな話も終わり、Kさんとカウンターに移って二人で飲んだ。色んな事を話したが、Kさんは寛容さが極端になく、何にでもイラついている感じがした。今までろくでもない人ばかり見てきたのだろうと思う。11時頃にホステルを去り、自分のホテルに帰って寝た。疲れたが、色々と思うことがあり、いい経験になったかもしれない。



9月18日

7時ころ起きて、シャワーを浴びて、昨日持ち帰ったホルモンを食べて、残りはゴミ箱に捨てた。ホテルを出て川沿いに行ってストレッチし、9時頃にホステルご縁に着いた。Kさんが、打ち合わせが入ったので、20分くらい待ってと言われ、しかたがないのでカフェで朝ごはんセットを頼んだ。あんこのバゲットを頼んだが、バターがほんのちょっとでがっかりした。コーヒーと茶碗蒸しは美味しかった。ホステルに置いてあった旅行の本を読みながらKさんを待ったが、結局1時間くらい待った。その間にカイトくんとカウンターで色々話し、FBでも繋がった。マレーシアが好きらしいので、いつか来たら会いたい。

Kさんのバイクで、農園に行った。場所は町からけっこう離れていた。農園ではある家族が住んでいて、彼らが作物の世話をしてくれているらしい。農園は1年1200ドルで借りていて、世話をしてくれている3人にそれぞれ200ドル払っているらしい。いずれはここに食事ができる場所を作って、取れたての野菜を調理して出したいとか。10分くらいで農園を出て、またホステルに戻った。

Kさんがホステルに戻り、私はホステルの外のジュース屋さんで、ジンジャーエールを一つ頼み、お店のユカさんと少し話した。Kさんはユカさん夫婦が大嫌いだと言っていたが、悪そうな人には見えない。こっちに来たのはカイト君と同じ頃で、1年くらいだと言っていた。バッタンバンに麹を作っている日本人がいるなど、色んなことを教えてくれた。ジュースを飲み終わって、どこか行こうと思い、自転車でまだ通った事のない道を選んで、空港のほうに向かった。

時間は12時を過ぎていたので、道沿いの店に入って昼ごはんを食べた。八角が入っているスープを選んだが、砂糖とMSGがたくさん入ってる感じ。ごはんも柔らかすぎて、あまり美味しくはなかった。食べていると、鳥を捕まえたおばさんがやってきた。ほのぼのしている。帰り際に、その鳥は食べるのかと聞いたら、いいや違うみたいな事を言っていた。じゃあ飼うんだろうか。

また自転車で走り、前に行ったDalatteというカフェで、前と同じコーヒーを飲んだ。店の外の席に中学生くらいの若者がたくさんやってきたが、見るからに金持ちの子供という感じがした。やはり子に財産を残すなという言葉は正しいんじゃないかなと思った。

あぜ道をずっと北に進み、それから東に進み、今度は南に進んで町に帰った。途中でパブがたくさんある通りを通った。夜はどれくらい賑わうのか少し興味があるが、一人で行く気はしない。

やっとホテルに着いたが、脚がけっこう疲れた。洗濯をして、プールに行き少し泳いだ。地元のおじさんが泳いでいるなと思ったが、おばさんだった。プールの淵にナナフシがいると思ったら、なんかアメンボっぽかった。プールからあがってミカンを食べ、少しのんびりしてから部屋に戻った。

夜はGoogle Mapで見つけた割と近所にある、Cambodian Spring Rolls and Noodle Saladというお店に行った。庶民価格でだいたい6000リエルで、春巻きそうめんサラダなど、私の好きな料理がたくさんある。たぶんバイン・スゥンというのを頼んだはずだけど、店員の女の子はVan Hoyだと言っていた。バジルシードだかが入った飲み物も頼んだ。全部で7000リエル。

部屋に帰ってお茶を飲み、早めに寝ようと思ったがうまく寝つけず、11時過ぎに帰ってきて大声で話し始めた隣のオヤジの声が気になって、全然寝られなくなってしまった。たまにはこんなついてない事も経験したほうがいいんだよなぁと前向きに考えた。




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