2023年10月 北海道 1～3日目

 9月28日

前日27日の夜にタクシーでチャンギ空港ターミナル１に行く。バスで行こうかと思ったが、HDBの下にちょうどタクシーがいて、運が良かった。料金は20ドル。

空港は夜中にもかかわらずすごい人だったので、割と人が少ないジュエルに行き、止まった滝の下に陣取り、各自寝たりうろついたりした。結局２、３時間は寝られたように思う。

午前４時に起き、Scootのカウンターで荷物をチェックインした。２個でちょうど20㎏だった。

ゲートに入り、奥さんがスタバのコーヒーを買った。搭乗ゲートに行き、ベンチに少し横になったり、作ってきたサンドイッチを食べたりした。６時半に順調に搭乗が始まる。

台湾行きなので、中華系が多い。欧米人の男性を３人見たが、みんな野暮ったい。長髪を束ねている男性もたくさんいた。

台北までは４時間近くで、私の隣は、窓側に野暮ったい欧米人。彼はずっと寝ていた。

台北に着き、乗り継ぎ。乗り継ぎ時間は１時間しかなかったが、ベンチでまたサンドイッチやおにぎりを食べた。搭乗ゲートはほぼ台湾人。南国のシンガポール人とは違い、やや寡黙な台湾人。

搭乗したが、席は前の便と同じ。アテンダントも同じだった。

フライトは３時間ほどで、隣はあか抜けない台湾人の女性。一人で北海道で何をするんだろう。

時間通り５時半に新千歳空港に着く。入国審査はやはりスタンプは押さないようだったので、免許証取得のために、言って押してもらう。荷物置き場で可愛いビーグル犬にまた荷物を嗅がれ、係員に調べられた。荷物を受け取り出ると、母が待っていた。

国際線だと思っていたが、国内線のほうでポケットWifi受け取りだったので、一人で歩いて取りに行った。なかなか遠い。

戻ってきて、母の車に乗りこむ。新しく買った車でスズキのハスラー。むかわ町に入ったところで、セレスに寄って惣菜やさんま、日本酒などを買った。家で買った物を食べながら熱燗を飲んだ。ポケットWifiをチェックすると、スピードがとても遅くて、心配になった。

9月29日

朝は６時くらいに起きた。静かなのでよく寝られた。朝ごはんを食べ、母と３人でたんぽぽ公園に散歩に行く。寒いと思ったが、日が差すとかなり暑くなった。

家に帰り、日本語のレッスンをやる。途中で少しWifiが弱くなったりしたが、なんとか無事に終える。しかしなぜか1.5GBも使ったようで、また心配になる。

しかしそのすぐあとのレッスンでは、お願いしてカメラを切ってやらせてもらうと、今度は300MB程度しかかからなかった。

それから、免許のことで警察に電話をかけたり、SMBCプレスティア（元CitiBank）にも電話をかけて色々聞いた。午後に３人でぽぽんた市場とスーパーに行き、秋鮭やラム肉、焼酎などを買った。

午後４時からまたレッスンを１つやり、早めに晩御飯を食べ、夜７時からヒトシ君と彼女の五月さんと温泉に行った。温泉のチケットをヒトシ君が買ってくれた。彼女もバリスタをしながら同居しているようで、ヒトシ君も少しだけ丸くなったように感じた。

最近札幌で飲酒運転で捕まり、近々免停になるかもと言っていた。けっこう禿が進行していた。

温泉のあとにコンビニでビール等を買い、うちの実家で３人で飲みながら少し話をした。隣では母と奥さんが音楽番組を見ていた。

五月さんは、沖縄に数か月住んだことがあり、その後ニセコにうつって、欧米人に人気のコーヒーキオスクで働いていたという。

二人が帰り、我々も寝た。

9/30

朝４時くらいに起きてしまった。喉が渇いていたので、のど飴を食べた。７時くらいに朝ごはんをみんなで食べた。

10:30に３人で苫小牧のクリッパーに寿司を食べに行った。サーモン、シメサバ、エンガワなどを食べた。３人で12皿、3,400円くらいだった。

母はそのまま一人で札幌の妹の家に泊りがけで麻雀をしに行った。我々はABCマートで降ろしてもらい、靴を少し見たあと、隣のBookOffに行って本を数冊買った。ユダヤ世界のすべてと、アステカ王国の本。そして歩いてイオンに行き、カバンや靴を見た。

色々見て回ったが、最終的にアディダスの靴、8,800円と、コロンビアのリュック、8,000円を買った。フードコートでバナナチョコクレープを食べ、3時頃に向かいのケーズ電気に行ったが何も買わなかった。

イオンに戻り無料のシャトルバスに乗った。バス停の前に、不良っぽい若者たちがいてタバコを吸ったりしていた。素肌の上にパーカーを着てる少年もいた。

バスの中で年配のおばさんに席を譲ってあげたが、周りがあまりに無関心すぎて、逆に気分が良かった。

苫小牧駅の北口に着いたが、時間を１時間間違えていて、あぶなく帰りの電車を逃すところだったが、なんとか５分前に乗り込めた。

５時半に家に帰り、家で二人で晩ご飯を食べた。７時半からレッスンをし、テレビを見てリラックスした。

2023年9月 シェムリアップ 17～18日目

 9月19日

朝７時に外に出て、川沿いでいつものストレッチをして、プサールー（新大ルー市場？）へ行き、まずはクイティウを食べた。それからマスクを買った。２枚で500リエル。店のおばさんは少しタイ語が話せた。それからクロマーを５枚買った。１枚２ドルだと言っていたが、割引をお願いして５枚で８ドルにしてもらった。おねえさんはあまりうれしくなさそう。

帰りにサマキ市場で菓子パンを買ったが3500もして驚いた。西洋パンは高いのだ。ホテルに帰りレッスンを２つやり、お昼は昨日と同じ近所のレストランに行って、生春巻きを食べた。肉は入っておらず、真ん中にきゅうりがどーんと入っていた。ホテルに戻って、しばらく休んでからまたレッスン２つこなし、途中でパンを食べた。

４時にすべてのレッスンが終わり、自転車で両替所に行った。少し破れている２０ドルは、こっちでは誰も引き取ってくれないと言われた。非常にめんどくさい。しかたないので、シンガポールドル２０ドルを渡して、１０ドルをタイバーツに、１０ドルをリエルに換えてもらった。お店のおねえさんはすごく気を使って丁重に応対してくれた。商売上手だと思う。

それからホステルご縁に行って本を返し、Ｋさんたちと少し話した。Ｋさんも２０日の深夜バスに乗ってプノンペンに行くらしい。ヒナちゃんは夜のホルモン屋の準備をし始めていたが、Ｋさんにカンボジア人スタッフにやらせたほうがいいと言われ、シュンとしていた。大変そうだ。みんなにお礼とお別れを伝え、カイト君には次はＫさんのいない時に来てくださいと言われた。

晩飯をどこで食べようか悩んだ末、まずは河の向こうのマーケットで甥たちへのお土産を買うことにした。前に話した兄ちゃんの店でポーチみたいのを２つ５ドル買った。それから結局昼に行ったお店に行って、ヌードルサラダというのを頼んだが、昨日の晩御飯と麺が変わってビーフンになっただけだった。美味しかったけど。

帰りにビールとハニーピーナツを買って、部屋で飲みながらYouTubeで丑嶋くんを見たりした。ビール１本ではさすがに酔わないが、２本飲むと覚醒しそうで怖い。また隣の部屋からの音が聞こえて寝られなくなるのを心配していたが、１本のビールがちょうどよかったらしく11時頃に寝られた。久しぶりに酒が役に立ったと思った。

9月20日

6時頃に目が覚め、シャワーを浴びて7時前にホテルを出て、川沿いでストレッチをした。一人で寝ているホームレスらしい女性がいたが、寝起きにタバコを吸って気持ちよさそうだった。サマキ市場に行って最後のお粥を食べ、イモムシみたいなお菓子を買った。１袋2500。

そういえば友達にお土産を買ってないと思い、帰る途中で同じようなお菓子を２袋買った。ホテルの近くにあるローカルのカフェでロカールのブラックコーヒーを一杯頼んだ。１ドルだった。

店にいたオーストラリア人の男性に話しかけられたので、しばらく話した。彼は１カ月くらい滞在して、そのあとはタイに行ったりするらしい。貯金を使って発展途上国を長い事ウロウロしている感じだと思う。オーストラリアでは、オルタナティブな人たち、例えばアーティストなどは住むところを追われて、奥地の奥地へ移動しなければいけない状況だ、嘆かわしいと言っていた。

松葉づえをついていたが、バイクでこけたらしい。どうしてこけたのかと聞くと、２つ理由があって、１つは酒を飲んでいた、もう１つはとても怒っていた、と言っていた。ヒッピーの未来が心配だとも言っていた。

ホテルに戻ってシャワーを浴びて9時半からレッスン。終わってから自転車で昨日と同じ両替屋に行き20シンガポールドルをリエルに換える。このあと自転車代も払うし、トゥクトゥクにも乗るしで、ギリギリお金が足りなくなったが、ちょうど700シンガポールドルを使い切った。ホテルなど何泊かカードで払ったので、飛行機代を抜かして750ドルくらい使ったんじゃないだろうか。

それから病院の前の屋台でバイサイチュルック（豚肉ごはん）を食べて、ヌンパンパテ（バインミー）を持ち帰りにした。屋台の横の弁当屋では、大声で客の呼び込みをやっている。みんながみんなのんびり仕事をしているわけではないようだ。

それからバイク屋に行って自転車を返した。６日使ったそうで、12ドル払った。そして歩いてホテルまで帰って、時間は11時半。シャワーを浴びて荷物をまとめ、12時前にチェックアウトし、ホテルに用意してもらったトゥクトゥクで空港に向かった。最初で最後のトゥクトゥクだが、なかなか乗り心地が良い。しかし暑い。国道６号を走り、また巨大なホテル群を眺めながら空港に向かった。

空港の入口に着き、５ドルとチップ１ドルをあげて、また会おうねと言ってドライバーと別れた。空港に入ると、AirAsiaのカウンターには列ができている。並ぶと、日本人の姿も数人見られた。これからバンコクへ行くのだ。カウンターではチェックインしたあと、カバンの重さをチェックされたが、あらかじめ機内で着る服などを出してトートバッグに入れておいたので、７ｋｇには達していなかったはずだ。ボーディングチケットをもらい、ゲートをくぐった。

空港はコンパクトで、キレイで静かだ。これがもうすぐなくなるとはもったいない。お土産も買わず、すぐに長袖などを着て、椅子に座って日記などを書く。予定時刻に搭乗開始。飛行機までは歩いて行く。日差しがとても強い。

窓側の席で、隣には変なタトゥーを入れた天パの欧米人。離陸すると田んぼやトンレサップ湖が見えた。１時間くらいでバンコクのドンムアン空港上空に着く。田園や街並みはやはりカンボジアよりも整っている。

飛行機の中で水のボトルを失くしてしまい落ち込んだが、乗り換えで水を捨てなければならなかったので、まぁよかった。久しぶりにドンムアン空港についたが、やはり人が多く、とくに中国人がたくさんいる。おなかがすいたので、通路のベンチに座って買ってきたヌンパンを食べた。とても美味しかった。周りにはまずそうな物がものすごい高い値段で売っている。すごい優越感。

搭乗ゲートに着いたがまだ２時間近くある。イスラム系の店でカプチーノのスニッカーズを買った。合計で120バーツ。コーヒーはちょっと変な味だ。お菓子を食べながら日記を書いたりして時間をつぶした。

搭乗が始まりバスに乗り込んで飛行機の所まで行ったが、着いてもバスの扉が開かず５分くらい待たされる。エアコンが寒くて、目の前のTシャツの女性はものすごく寒そうだ。私はしっかり着込んでいるので問題ない。

やっと機内に入る。通路側の席で隣にはピンクのペアルックTシャツを着た中華系カップル。タイ人のスチュワデスは色気があるが、レディボーイかもしれない。考えすぎだろうか。飛行時間は２時間以上あったが、ラップトップで日記などを書いているとあっというまに着いた。

飛行機を降りると案の定持ち物検査をやっていた。到着ホールに着くと、若作りした年配が目につく。ああシンガポールに帰ってきてしまったなという感じ。ターミナル４のバス停から110番のバスに乗って家に帰った。

おわり