タイ4日目です。
10月26日(土)
宿に置いてあった本「アジアブラックロード」なる本を、ベッドに寝転がり朝から読んでみたが、全然面白くありませんでした。ブラックでもなんでもないし、たいして危ない事もしてないし、著者を短気ですぐブチ切れるキャラにしたてあげようとしてる所がまたムカつきます。こんな旅行本でも買う人がいるっていうんだから、もう世も末だと思いました。
旅行本というのはたいてい面白くないのですが、唯一今まで面白かったのは、ゲッツ板谷さんの「インド怪人紀行」です。クズのようなメンバーによる、カスのような旅で、あまり物事を美化しないでありのままを書いていて、読んだ後も何も得るものがなく、ああ旅ってこういうものだよなぁと、妙に納得した覚えがあります。
主観的な本はやっぱり苦手だなあと思ったので、違う小説「東京島」を読み始めました。
腹が減ったので、近くの食堂で麺を食べたんですが、甘めのスープがとても美味しかったです。でもきっとAJINOMOTOを使っているとは思いますが。
それからちょっとその辺をブラブラして、お寺を見たり、市場を歩いたりしました。市場には食用のカエル、カメ、ナマズ、さらに芋虫、タガメ、コオロギなどをカラッと揚げた物も売っていました。
部屋に戻ってゆっくりして、昼頃から自転車を借りてみることにしました。まずは6km先にあるというカオ・ルアン洞窟を見に行きました。山の上にあると聞いていたのですが、いきなり急な坂道があらわれ、自転車を押して登っていくと、猿がたくさんいました。ざっと眺めただけで30匹はいます。しかも野良犬もたくさんいて、猿が蚤取りをしてあげていたり、そこそこ仲良くやっていました。
洞窟は思ったよりも大きく、中には何体も大仏が安置されていて、参拝者も少しいました。奥の方に行くと、真っ暗な通路があり、ライトも何も持っていなかったので、カメラのフラッシュをつけながら進んで行きましたが、とくに白骨死体も、宝箱もなく行き止まりでした。嗚呼恐かった・・・。
次に違う山の上にある歴史公園に行きました。またもやけっこうな値段を取られました。そしてもちろんどうってこたあない無駄に広い公園でした。そしてまたもやものすごい数の猿。目を合わせると生意気に威嚇してきます。ムカつきます。猿畜生のくせに。しかもエサをけっこうもらってるらしく、超肥満な猿とかもいました。1時間ほどで見るものもなくなったのですが、こんな早くでると入場料金の元が取れない・・・と思い、ベンチに座ってずっと本を読みました。
夕方頃宿に帰ろうとすると、近くでナイトマーケットをやっていたので、焼売のようなものを買って食べてみましたが、中身はピーナッツ系でとても甘ったるく、全部食べたら胸やけしました。保守的になるとつまらない、チャレンジすると失敗する、わたしは前世でいったいどんな大悪を犯したのでしょうか。
宿に戻ってからレストランでさらにイエローカレーを食べたのですが、これがまた辛くて辛くて、部屋に戻ってからすぐ腹痛が始まりました。食べ物の影響があんなに顕著にあらわれるなんて久しぶりでした。2時間くらい我慢しながら本を読んでいたんですが、耐えきれなくなって外に水を買いに行き、一気に流し込んだら、あっというまに腹痛はなくなりました。胃の壁面に香辛料でもへばりついていたのかもしれません。
帰り道の暗がりで一匹の野良犬に見つかり、ものすごい勢いでこっちに走ってきたので、これはヤバいことになりそうだなと思ったら、まったく吠えも威嚇もせず、後ろからついてきては僕のお尻のあたりを前の両足でトントン押しやがるのです。かまってほしかっただけのようで、安心しました。野良犬は金属バットでメッタ打ちにしてやりたいくらい大嫌いですが、彼とならうまくやっていけると思いました。
それにしても土曜の夜だというのに、誰もいませんでした。性懲りもなくバンコクが少し恋しい、そんな夜でした。地獄へ堕ちろ
10月26日(土)
宿に置いてあった本「アジアブラックロード」なる本を、ベッドに寝転がり朝から読んでみたが、全然面白くありませんでした。ブラックでもなんでもないし、たいして危ない事もしてないし、著者を短気ですぐブチ切れるキャラにしたてあげようとしてる所がまたムカつきます。こんな旅行本でも買う人がいるっていうんだから、もう世も末だと思いました。
旅行本というのはたいてい面白くないのですが、唯一今まで面白かったのは、ゲッツ板谷さんの「インド怪人紀行」です。クズのようなメンバーによる、カスのような旅で、あまり物事を美化しないでありのままを書いていて、読んだ後も何も得るものがなく、ああ旅ってこういうものだよなぁと、妙に納得した覚えがあります。
主観的な本はやっぱり苦手だなあと思ったので、違う小説「東京島」を読み始めました。
腹が減ったので、近くの食堂で麺を食べたんですが、甘めのスープがとても美味しかったです。でもきっとAJINOMOTOを使っているとは思いますが。
それからちょっとその辺をブラブラして、お寺を見たり、市場を歩いたりしました。市場には食用のカエル、カメ、ナマズ、さらに芋虫、タガメ、コオロギなどをカラッと揚げた物も売っていました。
部屋に戻ってゆっくりして、昼頃から自転車を借りてみることにしました。まずは6km先にあるというカオ・ルアン洞窟を見に行きました。山の上にあると聞いていたのですが、いきなり急な坂道があらわれ、自転車を押して登っていくと、猿がたくさんいました。ざっと眺めただけで30匹はいます。しかも野良犬もたくさんいて、猿が蚤取りをしてあげていたり、そこそこ仲良くやっていました。
洞窟は思ったよりも大きく、中には何体も大仏が安置されていて、参拝者も少しいました。奥の方に行くと、真っ暗な通路があり、ライトも何も持っていなかったので、カメラのフラッシュをつけながら進んで行きましたが、とくに白骨死体も、宝箱もなく行き止まりでした。嗚呼恐かった・・・。
次に違う山の上にある歴史公園に行きました。またもやけっこうな値段を取られました。そしてもちろんどうってこたあない無駄に広い公園でした。そしてまたもやものすごい数の猿。目を合わせると生意気に威嚇してきます。ムカつきます。猿畜生のくせに。しかもエサをけっこうもらってるらしく、超肥満な猿とかもいました。1時間ほどで見るものもなくなったのですが、こんな早くでると入場料金の元が取れない・・・と思い、ベンチに座ってずっと本を読みました。
夕方頃宿に帰ろうとすると、近くでナイトマーケットをやっていたので、焼売のようなものを買って食べてみましたが、中身はピーナッツ系でとても甘ったるく、全部食べたら胸やけしました。保守的になるとつまらない、チャレンジすると失敗する、わたしは前世でいったいどんな大悪を犯したのでしょうか。
宿に戻ってからレストランでさらにイエローカレーを食べたのですが、これがまた辛くて辛くて、部屋に戻ってからすぐ腹痛が始まりました。食べ物の影響があんなに顕著にあらわれるなんて久しぶりでした。2時間くらい我慢しながら本を読んでいたんですが、耐えきれなくなって外に水を買いに行き、一気に流し込んだら、あっというまに腹痛はなくなりました。胃の壁面に香辛料でもへばりついていたのかもしれません。
帰り道の暗がりで一匹の野良犬に見つかり、ものすごい勢いでこっちに走ってきたので、これはヤバいことになりそうだなと思ったら、まったく吠えも威嚇もせず、後ろからついてきては僕のお尻のあたりを前の両足でトントン押しやがるのです。かまってほしかっただけのようで、安心しました。野良犬は金属バットでメッタ打ちにしてやりたいくらい大嫌いですが、彼とならうまくやっていけると思いました。
それにしても土曜の夜だというのに、誰もいませんでした。性懲りもなくバンコクが少し恋しい、そんな夜でした。地獄へ堕ちろ
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