タイ2日目です。
10月24日(木)
バンコクから出てどこか違う町に行こうかと思いましたが、久しぶりのバンコクなので、一日だけ観光しようと思い、朝10時に宿を出て市営バスに乗りました。いきなり渋滞に巻き込まれてバスが全然動きません。窓側に座っていたのですが、日差しがとても強く、日焼けしないように帽子を目深にかぶってジッとしていました。バンコク市内はどこに行っても朝から晩まで渋滞です。
たとえば日本だと信号の待ち時間の数字が、だいたい20くらいからスタートしますが、バンコクの信号は200あたりからスタートします。どっちがいいのか難しいことはわかりませんが、慣れるまでは200という数字はとても長いです。心の中でまたタイ政府は無能、無能、無能と呟いていました。
自転車なら30分くらいの距離を1時間くらいかけて、やっと私の大嫌いなバックパッカーの聖地「カオサンロード」に着きました。泊まってる宿にはwifiしかなく、スマホやi-padなどという文明の利器を持っていない私は、インターネットができなかったので、カオサンのネットカフェで奥さんにメールをしました。わたしの宿には気持ち悪いオジサンがうようよしていますから心配しないでください、と。
それからまた徒歩で船着き場まで歩き、ボートに乗り対岸にあるシリラート病院に行きました。ここの博物館には囚人の死体標本を始め、奇形児のホルマリン漬けなど様々なグロテスクな物が展示されていて、実は以前にも来た事があるのですが、バンコクで観光といえばここくらいしか思いつきませんでした。展示内容は以前と何一つ変わっていなかったのですが、入場料がけっこう高くなっていて、ふざけんなと思いました。
帰りに、夏の湘南に遊びに行くようなアホみたいな格好をした日本人の若者が前にいて、こいつらと一緒だと思われたくないと思い、かなり離れて歩きました。しかし向こうは向こうで、こんな野球部の合宿から逃げ出してきたような奴とはいっしょにされたくないと思ったことでしょう。
そんな卑屈な事を考えていたせいで、帰りに道に迷ってしまい、足が棒になるほど歩きました。なんとか人に聞いてバスに乗り込んだものの、今度はどこを走っているのかわからなくなって、どこかよくわからない駅の近くで降りて、のこのこ地下鉄で帰りました。
このかたくなにタクシーを拒む癖を直したいです。乗ったところでせいぜい2、300円でしょうに。
宿に戻ると、宿の下にある日本料理の食堂が空いていたので、カツ煮定食を注文しました。たったの200円くらいでしたが、これが美味いのなんの南野陽子。大戸屋より全然美味しかったです。
食堂には、けさ洗濯洗剤を貸してあげた日本人の学生がいたので、ちょっと話をしました。彼はタイやカンボジアに有機農業を見学しにきたらしく、もっともそうな事を言っていたので、ええ若者だなと思いましたが、いざ夜遊びの話になると、コンドームを15個も買ったので一個あげましょうか?とか、カンボジアで一度幼女を買ってみたい、など滅茶苦茶な事を言っていて、こりゃなかなかしょうもない人だなと思いました。
タイは自由売春ですが、カンボジアの幼女は強制売春させられてると聞いたことがあるので、カンボジアで幼女を買うのはみなさんやめてくださいね。
疲れていたので少し寝たのですが、11時頃になりよっしゃまた遊びに行ったるかと思い、一人で昨日とは違うナイトスポットに繰り出しました。最初に入ったゴーゴーバーでは、SMが行われており裸の女性がロウソクを自分に垂らし、あげくそれを飲んだり舌で火を消したりしていました。女の子を隣には座らせませんでしたが、ショーがあまりにすごかったので、ちょっと多めに払いました。
それから一番人気があるというゴーゴーバーに行ってみましたところ、ほんとうに可愛い日本人好みだなと思われる女の子がたくさんいましたが、みんな愛想が全然良くないので、ビール飲んだら帰ろうと思っていました。すると一人ニコッと微笑む女の子がいたので、その子に飲み物を奢って少し話してみました。英語が達者な子で色々な事を教えてくれました。
近くにものすごい大騒ぎしてる日本人のおじさんグループがいて、みんなに飲み物を奢ったり、お金を使ってなにかゲームをしてはしゃいでいました。そして彼らが会計のときになると、わたしの隣の女の子がお金を計算している日本人を指して、「ほら見て。さっきまであんなに笑ってたのに、今はもう笑顔がないでしょ。」と言っていました。たしかに彼の顔はちょっと青ざめたような感じで、あれ・・こんなに使ったかな・・・という感じでした。そして金を受け取った店側もほんとうに淡白で、もう彼らには興味無しといった風にみんないつものテンションに戻っていました。
その子と話して10分ほど経ったところで、急に「ねえ、わたし可愛い?」と言うので、「イエス!ユーのスマイルはこのショップでナンバーワン!」と言うと、「・・・と、いうことはぁ〜〜〜」と言ってきたのです。そう、わたしを店から連れ出しておまえのホテルに連れてってということです。そこでやっと、ああそうか、ここは連れ出すのが目的で、ただ話し相手になってもらうというのは甚だ迷惑なのだとようやく悟り、「と、いうことはぁ〜〜〜」を二人で何度か繰り返した末、スミマセンわたし今日は帰りますと行って女の子にチップをあげて店を後にしました。チップを多めにあげる事で、みじめな自分を少し擁護したつもりでしたが、店を出てからもなんだか気分は下がったまんまで、ちょっと夜遊びが過ぎたようだなと歩いて帰りました。カッコつけたがり男子ならわかるだろうこのみじめな気持ち・・・。
ヤラぬなら 家で飲んでろ ホトトギス
10月24日(木)
バンコクから出てどこか違う町に行こうかと思いましたが、久しぶりのバンコクなので、一日だけ観光しようと思い、朝10時に宿を出て市営バスに乗りました。いきなり渋滞に巻き込まれてバスが全然動きません。窓側に座っていたのですが、日差しがとても強く、日焼けしないように帽子を目深にかぶってジッとしていました。バンコク市内はどこに行っても朝から晩まで渋滞です。
たとえば日本だと信号の待ち時間の数字が、だいたい20くらいからスタートしますが、バンコクの信号は200あたりからスタートします。どっちがいいのか難しいことはわかりませんが、慣れるまでは200という数字はとても長いです。心の中でまたタイ政府は無能、無能、無能と呟いていました。
自転車なら30分くらいの距離を1時間くらいかけて、やっと私の大嫌いなバックパッカーの聖地「カオサンロード」に着きました。泊まってる宿にはwifiしかなく、スマホやi-padなどという文明の利器を持っていない私は、インターネットができなかったので、カオサンのネットカフェで奥さんにメールをしました。わたしの宿には気持ち悪いオジサンがうようよしていますから心配しないでください、と。
それからまた徒歩で船着き場まで歩き、ボートに乗り対岸にあるシリラート病院に行きました。ここの博物館には囚人の死体標本を始め、奇形児のホルマリン漬けなど様々なグロテスクな物が展示されていて、実は以前にも来た事があるのですが、バンコクで観光といえばここくらいしか思いつきませんでした。展示内容は以前と何一つ変わっていなかったのですが、入場料がけっこう高くなっていて、ふざけんなと思いました。
帰りに、夏の湘南に遊びに行くようなアホみたいな格好をした日本人の若者が前にいて、こいつらと一緒だと思われたくないと思い、かなり離れて歩きました。しかし向こうは向こうで、こんな野球部の合宿から逃げ出してきたような奴とはいっしょにされたくないと思ったことでしょう。
そんな卑屈な事を考えていたせいで、帰りに道に迷ってしまい、足が棒になるほど歩きました。なんとか人に聞いてバスに乗り込んだものの、今度はどこを走っているのかわからなくなって、どこかよくわからない駅の近くで降りて、のこのこ地下鉄で帰りました。
このかたくなにタクシーを拒む癖を直したいです。乗ったところでせいぜい2、300円でしょうに。
宿に戻ると、宿の下にある日本料理の食堂が空いていたので、カツ煮定食を注文しました。たったの200円くらいでしたが、これが美味いのなんの南野陽子。大戸屋より全然美味しかったです。
食堂には、けさ洗濯洗剤を貸してあげた日本人の学生がいたので、ちょっと話をしました。彼はタイやカンボジアに有機農業を見学しにきたらしく、もっともそうな事を言っていたので、ええ若者だなと思いましたが、いざ夜遊びの話になると、コンドームを15個も買ったので一個あげましょうか?とか、カンボジアで一度幼女を買ってみたい、など滅茶苦茶な事を言っていて、こりゃなかなかしょうもない人だなと思いました。
タイは自由売春ですが、カンボジアの幼女は強制売春させられてると聞いたことがあるので、カンボジアで幼女を買うのはみなさんやめてくださいね。
疲れていたので少し寝たのですが、11時頃になりよっしゃまた遊びに行ったるかと思い、一人で昨日とは違うナイトスポットに繰り出しました。最初に入ったゴーゴーバーでは、SMが行われており裸の女性がロウソクを自分に垂らし、あげくそれを飲んだり舌で火を消したりしていました。女の子を隣には座らせませんでしたが、ショーがあまりにすごかったので、ちょっと多めに払いました。
それから一番人気があるというゴーゴーバーに行ってみましたところ、ほんとうに可愛い日本人好みだなと思われる女の子がたくさんいましたが、みんな愛想が全然良くないので、ビール飲んだら帰ろうと思っていました。すると一人ニコッと微笑む女の子がいたので、その子に飲み物を奢って少し話してみました。英語が達者な子で色々な事を教えてくれました。
近くにものすごい大騒ぎしてる日本人のおじさんグループがいて、みんなに飲み物を奢ったり、お金を使ってなにかゲームをしてはしゃいでいました。そして彼らが会計のときになると、わたしの隣の女の子がお金を計算している日本人を指して、「ほら見て。さっきまであんなに笑ってたのに、今はもう笑顔がないでしょ。」と言っていました。たしかに彼の顔はちょっと青ざめたような感じで、あれ・・こんなに使ったかな・・・という感じでした。そして金を受け取った店側もほんとうに淡白で、もう彼らには興味無しといった風にみんないつものテンションに戻っていました。
その子と話して10分ほど経ったところで、急に「ねえ、わたし可愛い?」と言うので、「イエス!ユーのスマイルはこのショップでナンバーワン!」と言うと、「・・・と、いうことはぁ〜〜〜」と言ってきたのです。そう、わたしを店から連れ出しておまえのホテルに連れてってということです。そこでやっと、ああそうか、ここは連れ出すのが目的で、ただ話し相手になってもらうというのは甚だ迷惑なのだとようやく悟り、「と、いうことはぁ〜〜〜」を二人で何度か繰り返した末、スミマセンわたし今日は帰りますと行って女の子にチップをあげて店を後にしました。チップを多めにあげる事で、みじめな自分を少し擁護したつもりでしたが、店を出てからもなんだか気分は下がったまんまで、ちょっと夜遊びが過ぎたようだなと歩いて帰りました。カッコつけたがり男子ならわかるだろうこのみじめな気持ち・・・。
ヤラぬなら 家で飲んでろ ホトトギス
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