2013/11/20

タイ人地雷禁止条約(6)

タイ旅行6日目の日記です。

10月28日(月)

 朝7時半頃起きて、シャキシャキとストレッチ、そして朝ゴハン、からのシャワーを浴びて9時に宿をチェックアウト。今日はペッチャブリーの少し南にある、わりと有名な観光地「フア・ヒン」にバスで向かおうと思う。

 昨日町中で色々な人に聞き込みをした結果、フア・ヒン行きのバスは宿から5kmほど離れたスーパー「BIG-C」の前からしか出てないという。しかしガイド・ブックにはすぐ隣にある市場から出てるって書いてるんだけど、もう4、5年前のガイドブックだしなぁと、半ばあきらめながら、今一度宿のオバさんに聞いてみると、あっさりと「それなら隣の市場に行ってみな」とのこと。やはり持つべきものは宿のババア。

 市場でも身振り手振りで、聞き込みをしてなんとかバスを発見。すごいオンボロのバスで、運転手はアジア版ハルク・ホーガンといった感じの真っ黒なオヤジ。しかも奥さんと子供を隣に乗せていて、子供がギャーギャーうるさいし、オヤジもご機嫌に下手クソなタイ歌謡曲を延々と歌っていた。

 バスは1時間ほどで、フア・ヒンの街に到着。そこからガイドブックを頼りに、歩いて安そうな宿を探してみる。ガイドブックに載っている宿は、どこも値上がりして1000円近くする。グルグル歩き回っているうちに、気づくとBarが密集している、ホワイト・トラッシュ(ゴミ白人)御用達エリアに来ていた。すると、一人のデブな白人のオジサンがBarの中から話しかけてきて、ここら辺の宿の相場と一番安い宿を教えてくれたので、すぐそこに行きチェックインした。昼間からBarでホステスと酒を飲んでいるようなオヤジでも、たまには役に立つもんだ。というか本当にありがとうございました。

 宿は600円程で、けしてキレイではなかったが、広くて居心地は良さそうだった。一晩泊まってみて、体が痒くなってなかったら連泊することにした。すぐに外を散歩してみたが、宿はBarエリアの中心にあって、外に出るときは必ずエロ・マッサージの前を通らなくてはならないので、いちいち声をかけられるのがちょっと面倒だ。

 歩いて10分ほどで、すぐにビーチに出た。波打ち際には無数にパラソルが立っていて、簡易のレストランになっていた。そしてそこを馬が闊歩している。そして小さいイカやクラゲが打ち上げられている。なかなかユニークなビーチだ。
 30分ほど歩いてやっとビーチから抜け出し、スーパーでヨーグルトを買って食べた。タイで食べるココナッツ・ヨーグルトは安い、美味い、間違いない!(スーパーフリー)

 それからもどこに何があるかを確認し、土地勘をつけるために、ひたすら街を歩き回った。収穫は古本屋と、オーガニック石けんの店と、1時間30円のネットショップ。古本屋で小説「東野圭吾/手紙」を200円で買った。

 夕方に、高そうじゃなく、それでいて清潔そうで、かつメニューの見やすいレストランを見つけた。しかも店のお姉さんが、ブスなんだけどすごくセクシー。艶の塊といった感じで、彼女の一挙一動がすごく気になる。彼女に、悪いけど胡椒買ってきてと言われたら、わたしは走って行くだろう。そこで、海老のカシューナッツ炒めを食べた。とても美味しく、そして私が今回絶対食べようと思っていた、カニのカレー卵炒めをメニューの中に見つけ、明日も絶対来るぞと誓った。

 宿に戻り缶ビールを飲んで少し休み、暗くなってからまた街へ行ってみると、平日だというのにナイトマーケットが出ていた。バッタもんの時計やサングラスに、オシャレだけどちょっと作りが雑な物が所狭しと並んでいた。さらに屋台もたくさんあり、Tシャツを売ってるすぐ横で、大きいロブスターを真っ二つにして炭で焼いたりしていた。財布の紐が極端に硬いわたしは何も買わなかったが、せっかくなので、マンゴースティッキーライスたけ買って食べてみた。奥さんといっしょに食べるときはいつも美味しいが、一人で食べるとちょっと甘ったるかった。

 宿に戻る前に、怪しいBarエリアを一周してみたが、思ったよりあまり賑わっていなく、一つの店に2、3人白人のオヤジがいて、まったりビリヤードをしている感じだった。どこかでビール一杯くらい飲みたいなと思ったが、声をかけられると断るという癖がついているので、気がついたらもう一周していて、二周目はちょっと恥ずかしいということで、
コンビニでまた缶ビールを買って宿に帰った。ほんと根性無しだなと思ったが、飲んでいると一人でいる事がすごく幸せに感じられ、その気分のまま寝た。









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