2012/07/06
Follow the leader
むかし自分で、究極の選択だと言って
「頭は悪いが優しいリーダー」と「頭は良いが意地の悪いリーダー」
どちらについていきたいかと考えたことがある。
もちろん心の優しい人間に上に立ってもらいたいが
性格が良いというだけではリーダーは任せられないような気がするし
性格が悪くても、頭の良いリーダーの方が物事を良い方向にすすめられると思うし
そんな感じで当時はハッキリと決められなかった。
がしかし、今ならハッキリとわかる。
間違いなく私は「頭は悪いが優しいリーダー」を選ぶ。
優しいリーダーというのは下の者の事をきちっと考えてくれるだろう。
たとえ頭の悪さゆえに物事をうまくすすめられなくても
自分たちのために一生懸命になっているリーダーを
見捨ててはおけないという気持ちになり、みんなの団結心が生まれるかもしれないし
最終的に不本意な結果が出ようとも、ベストを尽くしてくれた
そのリーダーを選んだ事に後悔などしないはずだ。
もし後悔したとしたら、そんな自分はクソの中のクソ野郎だ。
豆腐にでもぶつかって死んじまえ。
しかし「頭は良いが意地の悪いリーダー」に任せたらどうなるだろう。
頭は良いが意地が悪いというのは、ようするにズル賢いということだ。
こういう奴はどれだけ物事をスムーズにすすめられようとも
結局は裏で、自分だけが得をするようにしっかり考えているものだ。
しかも任せておけば事がうまくいくので
下の者もリーダーに頼り切りになって堕落していくだろうし
結果的に全てがうまくいったかのように見えても、結局はだまされていて
それもいつかはバレてしまうが、わかった頃にはもう遅く
取り返しのつかない事になっているだろう。
現実はこんなに単純ではないかもしれない。
どちらが優しくて、どちらが意地悪かなんて用意には判断できないだろう。
わかったところで、やっぱり頭の良いリーダーの方が
自分に返ってくるものも大きいだろうと、欲に目が眩んでしまうかもしれない。
しかし結局は全て自分に返ってくる。
ときには目に見える天罰となり、ときには説明しようのない気持ちの乱れとなって。
今はリーダーに求められる物は、知的な能力だけになってきて
リーダーを育成するために色々な教育を受けさせるようだが
はたして本当にそんな奴らがリーダーでいいのだろうか。
わたしは、ちょっとスケベでも不器用でもいいから
まっとうで誠実で正直な人間についていきたい!
どんなに貧しくなろうとも、どんなに白い目で見られようとも
他の侵略を受けようとも、洞穴でのたれ死にすることになろうとも
わたしはそういうものについていきたい!!
まぁ一人で勝手に生きるからリーダーなんていらないんだけどね。
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