奥さんのリクエストでマレーシアの「ティオマン島」に行ってきた。
2年前にも一度行ったのだが、透き通るような青い海、トロピカルな魚の群れ
MCハマー似のダイビングショップのお兄ちゃん、時刻表通りに動かないフェリーと
何一つ変わっていなかった。
前回の日記
観光客のほとんどはスキューバダイビング目当てか
家族で豪華リゾートに泊まりのんびり〜だと思うのだが
あまりお金のない我が夫妻(正確にはわたしだけ)は
そんなものには目もくれず、1500円程度の安いコテージに泊まり
シュノーケリング三昧の毎日だった。
わたしは常に海水パンツ一丁でタオルと水中メガネを持ち歩き
泳ぎたくなったらすぐ泳ぐ、腹が減ったら何か食う、眠たくなったらそこらへんで寝る
という、別に人間でなくてもできそうな行動パターンを繰り返した。
なぜならば、わたしを縛る物は何もないのだ。
携帯は繋がらない。インターネットもない。知り合いもいない。
一緒にいるのは、「おまえの好きにするがいい」が口癖の理解あるワイフ。
わたしは、旅のこういうところが好きだ。
携帯やネットというのは、あると非常に便利で
何かと繋がっているという安心感があるが、それとは逆に
何かに縛られている、何かに見張られているような感覚もついて回るものだ。
まぁわたしのような世間に忘れられた男のみができる荒技ではあるけども。
土日になかなか疲れが取れないという人は
携帯は家において富士の樹海にでも行ってみるといい。
さて、ティオマン島でどんな事をしてきたのか、かいつまんで書こう。
6月27日、朝6時半にシンガポールを出発し、ミニバスとフェリーに乗り
ティオマン島に着いたのは午後3時頃。
一泳ぎできそうな天気だったので、宿にチェックインしたあと
さっそく水泳用のゴーグルで南シナ海へクロールイン!
プールで練習してきたので、泳ぎに自信はあったが、やはりプールと海では勝手が違う。
海水なのでプールよりも浮くのだが、大きな波と
海の中のちょっとした暖流と寒流の差に体がこわばる。
さらに、珊瑚一つ魚一匹に集中すると、とても神秘的な世界とも言えるが
少し遠くを見ると10m先は深い青の闇に閉ざされており
単独で泳ぐと底知れぬ恐怖を感じることも否めない。
なので夕方の水泳はほどほどにして
二人で町、というか村を日が暮れるまで歩き周り、
夜はとくにする事もないので10時過ぎに眠りについた。
写真1:窓から差し込む日差しが熱いので色々なものでお肌をカバー
写真2:日差しは熱いがエアコンは寒いのでモモヒキをはく
写真3:ティオマン島には犬は皆無で、代わりにいたるところに猫がいる
写真4:いたるところに子猫が隠れている
写真5:楽しくて笑いが止まらないオジサン
写真6:自己流の泳法を現地人に見せつけるオジサン
写真7:どう見ても中にアンコが入ってると思ったらイワシが入っていた
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