2023/12/19

2023年12月 バリ(チャングー) 7~8日目

 12月19日

朝6時前に起き、屋上に行ってみたらもう夜明けだった。一人で6時半くらいにホテルを出て、歩いてビーチへ行った。高台からサーフィンをしている群れが見えた。レベルが高いグループで、みんな大きい波に乗ってかっこよかった。半裸になって音楽を聴きながら、西へずっと歩いた。とても気持ち良かった。

しばらく歩いてから、少し座ってぼーっと海と空を見た。明日も来ようと思った。犬がたくさんいて、みんな元気いっぱい走り回っていた。

ホテルに戻ってバイクに乗り、露店に朝ごはんを買いに行き、またホテルの戻った。2階のプールサイドで朝ごはんを食べて、バリコーヒーを飲んだ。

9時からレッスンが始まり、3つ目のレッスンの途中で停電になりWifiが切れた。ホットスポットに繋ごうと思ったら、そっちも電波がなくて、繋がらなかった。急いで屋上へ行ったがやはり繋がらない。停電は直ったみたいだが、Wifiは弱すぎてレッスンになりそうになかったので、申し訳ないがレッスンを中断させてもらって、次回にまた残りの半分をする事にした。

SIMは依然として使えず、どうしてだろうと思いながら、腹も減ったので昼飯を食いに行くことにした。バイクでまたワルン・ラマダンに行き、ナシチャンプルを食べた。食べ終わって向かいにある携帯ショップに行って聞いてみると、やはり私のSIMはデータを使い切ってしまったらしい。しかしまだ一週間も経ってないし、使用データ量も400MBと書いてある。店の人もおかしいねと言っていたが、とにかくデータはもうないらしいので、彼女のすすめる9GBのデータを46,000Rpで買ってチャージしてもらった。

携帯に届くメッセージもほとんどインドネシア語なので、訳がわからない。

釈然としなかったが、どうしようもないので、とりあえずそれで様子を見ることにした。

奥さんがカフェに行きたいというので、バイクで少し走ってあるカフェに入った。室内だったが、エアコンはぜんぜん効いておらず、奥さんは暑そうだった。ココナッツコーヒーをというのを頼んでみたが、不思議な味で悪くはなかった。探偵ガリレオを少し読んで、ホテルに戻った。

一人でホテルのプールに入ったが、水が冷たくてびっくりした。そのせいか潜ろうとしても全然息が続かない。年齢のせいもあるのだろう。

部屋にチェックインしに来た白人の男性がいて、遠くからMan!とあいさつされた。俺もこんなにオープンな性格だったらなぁと、少し感動した。

水が冷たかったので、そのあとに浴びたホットシャワーは気持ちよかった。

部屋に戻ってバリカンで髭を整えて、またプールサイドで日記などを書いた。

18時頃部屋に戻り、一人で散歩に出かけた。何気なくビーチに言ったら、夕日を見る人がたくさんいた。平日でこんなに人が多いとは。しかし今日はとくに天気がよく雲が全然ないので、絶好の夕日日和なのだろう。

歩いているとすぐに太陽が沈んで、沈んでからも空と波がきれいなので、しゃがんで10分以上眺めていた。暗くなってからもプレレナンビーチの方に歩いて、完全に暗くなるまで地平線を見ていた。

歩いてホテルに帰り、そのままバイクに乗って一人で晩飯を食べに出た。サテー屋に行ってみたが、その店がなく、しかたないので近くの屋台が集合してるところへ行き、ソトサピを食べた。店の女性は少し不愛想で、食べ終わって、いくら?と聞くと、ボソッと26,000Rpと言った。

近くを少しだけ歩きTシャツなどを見てから、またバイクでホテルに帰って、ウィスキーのお湯割りなどを飲みながら日記を書いたり、Kindleのアプリをダウンロードしたりした。

次の日のサヌールのホテルも予約したので、ついに明日はチャングーを出る。



12月20日

朝6時に起きて、またビーチを散歩。今日でこのビーチとも最後かと思うと、ちょっと寂しい。また戻ってくると思うけど。

ストレッチなどをして、帰りにビーチ沿いのカフェで朝ごはんを食べた。エッグベネディクト50Kと、アメリカーノ2.5Kを頼んだ。まずコーヒーがきて、クッキーもついてきたが、犬がどこからかやってきて、ジワジワと寄ってきて、クッキーを全部食べてしまった。ほんとうにずうずうしい。

エッグベネディクトは、全然期待してなかったが、とても美味しかった。探偵ガリレオを読みながら、毎朝こんなんだったら、これは素敵だなと思った。会計のときにスタッフのお姉さんに、こんなに美味しいと思わなかったと言ったら笑っていた。

会計はサービス税などがかかり、82,000Rpだった。それでも安い。

ホテルに戻ってシャワーを浴び、出発の準備をする。9時過ぎにホテルをチェックアウトした。スタッフに、オーナーは何人?と聞くと、ジャカルタ出身のインドネシア人と言っていた。色々とダサいのでどっかの田舎白人だと思った。

バイクでサヌールへと向かう。最初はかなり道が混んでいて、やれやれと思ったが、デンパサールに入ると道も広くなり、最後のほうはかっ飛ばして、40分くらいでサヌールのホテルに着いた。

みすぼらしい感じのおじさんのスタッフがいたが、英語も達者で、日本にも2回行ったと言っていた。部屋の準備がまだできていないので、荷物だけ置かせてもらって、出かけることにした。

メインロードを南へと歩いたが、人があまりにもいなさすぎて、サヌールはもう終わったなと思った。しかし南へ行くにしたがって、人の姿も増えてきた。やはり老人が多く、あとは家族連れ、それに韓国人もよく見かけた。

暑すぎて、奥さんはもう無理と行って引き返し、一人でカフェに行った。私は歩き続け、スーパーや本屋に行ったり、理容室ものぞいたりした。

奥さんのカフェに行き、少し涼んだあと、昼ごはんを食べに行った。少し高級そうなワルンで、レンダンを食べたが、歯のかぶせ物が取れたらしく、その隙間に牛肉が入って歯茎が痛く、あまり食べられなかった。店員もあまりあきらかに愛想笑いな感じで、あまり好きにはなれない店だった。

1時半頃に店を出てホテルに帰った。しかしまだ部屋の準備はできてないというので、プールサイドでホテルの本を読んで時間を潰した。小児麻痺の生まれてきてごめんみたいな本があって、思わず読んでしまった。

2時にやっと部屋に入れてもらえ、洗濯をしたりシャワーを浴びたりしてから、ベッドで横になり少し昼寝もした。

夕方に起きて一人で散歩に出かけた。ビーチに行ってみるとものすごいたくさんの人がいて、サヌールはまだまだ大丈夫なんだなと思った。朝は時間が早かったので人がいなかっただけだろう。サヌールの方がやはり高級感はある。

ビーチでは屋台もたくさん出ており、地元の家族連れやカップルが、砂浜でピクニックをしていた。向こうに山も見えてキレイだった。東のビーチの夕焼けもなかなか悪くない。色んな人がいて、これが本来の普通の観光地だよなと思った。チャングーが偏りすぎているのだ。あそこはギラギラした欧米人の若者しかいない。

ビーチをしばらく散歩したあと、夕飯を食いにバイパスに出た。目当ての店が閉まっていたので、違うワルンに入って、イカン・ラウット・サンバルマタと、ビールの小瓶を頼んだ。

やはり歯が少し痛かったが、肉よりはましだ。おなかがいっぱいになったし、ビールで気分もよくなった。会計は90,000Rpだった。帰りにコンビニで、スプライトとチョコを買った。日本人のカップルもいた。日本人はやはりチャングーなんかではなく、こっちに来ているのだ。

ホテルに帰り、スプライトのウィスキー割りを飲んだ。蚊取り線香もたいて、外にいてみたが、思ったよりも早く線香が消えてしまい、しかたなく部屋に入って、日記でも書いた。


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