2023/12/30

2023年12月 バリ(ウブド) 15~16日目

12月27日

朝6時半くらいに起きた。夜中は一回も起きなかったようだ。さすがは田舎。

そしてさすがウブドだけあって気温もかなり低くて少し寒かった。

奥さんと二人で散歩に出て2kmくらい歩いた。何人かの村民に笑顔で挨拶をした。朝飯のパケットでも売っている店があるかと思ったが、ぜんぜんなかった。ホテルの近くにバナナやマンゴスチンを売っているトラックが停まっていたので、マンゴスチンを買った。1㎏、5,000Rpと聞いたので、2kgくらい買おうと思ったら、実は1kg、15,000Rpだった。それでも安い。しかし2kgはとても食べきれないので、半分はホテルのスタッフにあげた。

腹が減ったので、一人でバイクに乗って、大きい道まで行きバビグリン屋で朝飯を食べた。作り立てのバビグリンはとても美味しかった。テーとケロポッも頼んで32,000Rpだった。帰りにコンビニで、風邪気味の奥さんのリクエストののど飴を買って帰った。

ベランダでコーヒーを飲んでいると、隣の部屋のインド系イギリス人のおじさんに話しかけられ、少し話した。おじさんは今日チェックアウトして、ヌサドゥアへ行くそうだ。少しうるさかったので安心した。

昼頃にバナナとマンゴスチンを持って、マヌバの滝にバイクで出かけた。駐輪場に子供たちがいて、ハガキなどを売ってきたが、断った。すぐにあきらめてくれたので、プロの物売りではない、普通の子供たちなのかなと思った。

滝の入口に行くと、日本人の家族、お父さん、娘、祖父母がいて、先に入って行った。私も20,000Rp払って入った。ジャングルの中の階段を下りていくと、一つ目の滝があって、日本人家族が写真を撮っていた。お父さんがみんなの写真を撮っていたので、私がみんなの集合写真を撮ってあげた。

彼らは二つ目の滝には行かず、入口に引き返していった。もったいないなとは思ったが、先を進んでみると、けっこう急な階段があり、老人には無理かもなと思った。

2つ目の滝もダイナミックで、そこから川に入って奥に進み、出口への急な階段を上った。

空中ブランコがあり、誰もいないので、一人でしばらく乗って景色を眺めた。ベンチでマンゴスチンとバナナを食べ、手が汚れたのでまた川に戻って手を洗った。外国人カップルが2組、水着で泳いでいた。アジア系の家族もいたが、彼らは川には入らず、どうしていいかわからないようだった。

また出口に戻って先に進むと、小さい小屋があり、おじさんとおばさんが切実に呼びかけるので、10,000Rpだと確認してお茶を飲むことにした。小屋から離れた所に、田んぼが見渡せる小屋があり、そこに座ってお茶を飲んだ。本を読んだり、携帯で友達とチャットなどをして1時間くらい過ごした。

カフェをあとにして、駐輪場へ戻ると、また子供たちが売りにきたので、バハサで断ると納得してくれ、帰りは挨拶までして見送ってくれた。

15時くらいにホテルに戻り、少し休んでからウブドの中心部にバイクで出かけた。薬局で奥さんのためのナプキンを探したが、目当てのがなく、映画館Paradisoに行った。75,000Rp払って、入場券を買い、そのうちの50,000Rpを使って、ビーガンハンバーガーとコーヒーを頼んだ。開演まで時間がないので急いで食べたが、会場でも食べられるということで、少し残ったやつを座席まで運んでもらい、飲食代の追加分の40,000Rpを払って、部屋に入った。

客は欧米人が3、4人後ろの席にいたのみ。残りのフライドポテトを食べながら映画、Tokyo Godfathersを見た。エアコンが少し寒かったので、上着を来た。

映画はとても面白く、ジブリは爪の垢でも煎じて飲めよと思った。

映画が終わって、その付近を30分くらい音楽を聴きながらブラブラ歩いた。人が多く、店員はやる気がない、いつものウブド。

バイクへ戻り、帰りにスーパーへ寄ってナプキンを買って帰った。

ハンバーガーでおなかがいっぱいだったので、夜は何も食べなかった。




12月28日

朝6時くらいに一人でホテルの裏のお寺へ行ってみた。長い階段がいくつかあった。途中でおじさんが一人で掃き掃除をしていた。お寺へは入れなかったが、そこからの景色はとてもよかった。長い階段をまた下り、沐浴所へ行った。子供のニワトリが一羽だけいた。

お寺の横から、まだ作成中の急な階段を下って、谷底の小川まで行った。戻るとまたニワトリが寄ってきて、かまわずにいるとすごく近くまで来てじっとしていた。

ホテルに戻って少し休み、11時頃に一人でバイクで出かけた。大きな道まで出たが昨日のバビグリン屋はもう閉まっていたので、ずっと北の方へと走り、通沿いにあったナシチャンプル屋でアヤムブトゥトゥのチャンプルを食べた。

もっと北へ走りある博物館へ行こうとしていたが、道を間違えてることに気づき、戻るのもめんどくさいので、そのまま奥へ走り、途中でガソリンも入れた。正装した人たちが目に付くようになり、右へ曲がってそこの村に行った。集会場みたいな所に、大きな鬼の人形があった。紙と竹で作っているようだが、素晴らしい作品だった。有名そうなお寺に行くと、旅行者が数人いて、沐浴しに来ているようだった。興味がないのでその寺には入らず、博物館へ続く裏道をずっと走ったが、途中で崖くずれか何かで道がなくなっていた。

しかたないので引き返し、工房などがある村をゆっくりと走って南下した。

またマヌバの滝へ着き、駐輪場に昨日の少年たちがいたので、10,000Rpでいいなら何か買いたいと言って、貝殻の腕輪を買った。滝には行かず、昨日のカフェに行くと、おじさんが喜んでいた。またお茶を頼み、田んぼが見える小屋でのんびりと読書した。お茶には砂糖もついてきて、おまけに氷まで持ってきたので、それは要らないと言っておいた。

長時間座っているとやはり腰やお尻が痛くなる。15時過ぎにカフェを出て、また大きな通りに言って、コンビニにバイクを停め、その通りのお店を見て歩いた。半分くらいの店は閉まっていたが、面白いものがたくさんあった。店員と話すのはめんどいので、値段も聞かず、ただ見て歩いた。

ホテルに帰って少し休み、18時頃におなかがすいたので、バイクでララパン屋に行き、アヤムとタフとテンペを食べた。店は男性一人できりもりしていて、すごく優しそうで腰の低い人だった。ブラパラマと聞かれ、ラマの意味がわからなかったが、調べると長いという意味だった。お会計は30,000Rpで、おなかもいっぱいで、少し頼みすぎたなと思った。

ホテルに帰って、ワインを飲み、21時頃に寝たが、12時くらいに、隣の部屋の男性の声で起きた。夢の中でもその声を聴いていた。言いに行こうか迷ったが、やめておいた。

奥さんも身体が痒いらしく寝られず、ずっとライトをつけていたので、私もあまりよく寝られなかった。