2015/05/30

帰ってきたティオマン




今週火曜日から3泊で、またマレーシアのティオマン島に行ってきた。もう4、5回目だと思うが、何回だって行きたいそんな島。

朝6時に自宅出発し、マレーシアの国境のバスターミナルに着いたのが8時。そこから9時発のメルシン行きのバスに乗り、メルシンに11時頃に着いたが、メルシンのジェッティーからティオマン島行きのボートは午後3時出発。なんともじれったい時間を過ごし、3時のボートに乗り5時過ぎにティオマン島に着いた。今回もアイル・バタン村、通称ABCに宿泊した。

島に到着したあたりから天気が崩れ出し、宿にチェックインしてすぐに海パンに着替え部屋を飛び出したと同時に、雨が降り出し台風みたいになったので初日の水泳は断念した。しかし浜辺が見渡せるなかなか眺めの良い部屋を取ったので、嵐も絵になるなと、荒れた海をずっと眺めていた。その日は夜もずっと部屋のベランダで外を見ながらウイスキーを飲んでいた。



次の日はその宿が予約でいっぱいだったので、近くのやや近代的な宿に移った。シュノーケルゴーグルと足ひれをレンタルして、一人で朝から泳ぎまくった。今回もまた新たな生物をいくつか発見した。どでかい黄色いクソみたいなナマコに、ブルースポットのエイ、あとは初めて体の色を変えるイカを発見した。このイカは小型で15cmくらいだったが、最初は砂場や岩と同じ茶色っぽかったが、手を近づけると警戒して真っ白になったり、ときどきヒレが蛍光の青色になったりすごかった。そして逃げた所を追い込みかけたったら墨を吐き出して、さらにがっつりしつこく追い込んだったら自分の体の体積の倍くらいありそうなくらい墨を吐かれた。そしてその墨がまた精子みたく水に溶けないもんで気持ち悪くて一瞬ひるんだが、それでもしぶとく追い込んで計3回も墨吐かれ、ついに見失ってしまった。そんな感じで次の日も、ずっと一人で泳いだ。





今回はマレー語を少し勉強していったので、これ何?とか、いくら?とか、暑いとか高いとか色々積極的に話してみた。マレーシア人は英語上手なので、マレー語なんてあえて話そうとする外国人はほぼいないと思われ、そのためけっこうウケた(と思う自分では)。マレー語は中国語やタイ語みたいに声調がないので比較的簡単だし、インドネシア語ともほぼ同じなので、覚えれば色々役立つ良い言葉だ。あと「アラマー」が日本語と使い方が同じとか。これからも勉強を続けてチヤホヤされたい。

色々今回も楽しかったが、最後にアラマーな事態が。金曜日に帰る予定だったが、その日はティオマン島出発のボートが午後3時にしかなくて、遅いなーと思いつつもしかたなくそれに乗りメルシンまで帰った。メルシンに着いたのが午後6時前だったが、そこからバスターミナルまで行ってシンガポール行きのバスに乗ろうとしたら、どのバスも今日はもう満席だという。どうにか手だてはないかと1時間くらい色々やってみたが、結局どうにもならなくて、メルシンに一泊するはめになった。次の日の朝の仕事もキャンセルしなきゃいけなくて、色々大変だったが、その夜に食べた飯とビールは美味かった。こんなハプニングも時にはいいさ。でも奥さんもいよいよティオマン島は飽きてきたみたいだから、今度行くときは一人で行かなあかん。


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