2014/06/05

家族の風景

今朝、家の下にあるフードコートで奥さんと朝飯を食っていた。したっけ近くのテーブルにシンガポール人の家族がやってきた。父母、兄弟、祖父母の6人。朝から家族でフードコートなんてまぁ風情がないねえなんて自分を棚に上げて思っていたら、なんか普通のスンガポール家族と違うことに気づく。

子供二人が i-phopne や i-pad を持っていない。しかも笑顔で両親や祖父母と話している。オーマイゴッド。

これはシンガポールではあまり見ない家族です警部補。普通、子供は死んだ魚にまぶたを半分かぶせたような目をして、料理が来るまで黙々とケータイをいじってゲームする。ときには親もいじってるし、大人はみんな眉間に深いしわをきざみ人相が悪い。しかしこの家族ときたら、まぁ爽やかな笑顔でなんと健康的なことか。ハンサムとかそういうことじゃない。みんな一般的な顔立ちだ。

しかしじーさんばーさんも穏やかな顔してはる。どうやったらこんな風に育つんでしょうこの狂気の国で。

思えば自分も子供の頃クソめんどくさいガキだったので、家族でいるときはきっといつもふてくされた顔をしていたと思う。i-padが当時あったなら、そればっかりいじっていただろう。もしそうだったなら、ぶん殴ってほしかった。と今は思う。だから今の子供もぶん殴ってあげた方がいいんでしょうか巡査長。

ともかく、やっぱ人は見かけで判断するべきだなとあらためてステレオタイプが増した日本からの移民であった。



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