2014/04/19

ホンコンだったね5

香港旅行の日記も全部書いてないのに、もう次の旅行の準備をしている。また来週あたりからマレーシアの島で一週間くらいゆっくりしようかと思っている。一般的な日本人に比べると、わたしは頻繁に旅行に行ってるが、よく考えてほしい。わたしはこっちでは友だちがほとんどいないので、友だちと遊んだり飲みに行ったりする時間がほぼないし、仕事もフリーランスなので休みのようなものを設けておらず、土日もなく毎日働いている。そんな生活をしていたら、月に一回一週間くらい息抜きをしたっていいもんだ、って誰に向かってこんな言い訳をしているのか。やましい事でもあるのか。

香港の旅行だけど、友だちが日本に帰ってから一人で泊まれる安い宿探したんだけど、とにかく香港はホテルが高くて、タイやマレーシアのような500円くらいの安宿がないもんで、しょうがなくガイドブックで一番安い、4人共同部屋一泊1300円の日本人安宿に行ってみたら、今まで見た宿の中で一番汚かった。汚いというのは失礼かもしれないけど、間違いなく一番ボロい。そこを80歳手前くらいの総入れ歯の日本人のおじさんが一人で経営してて、夜は自分の部屋でギター弾いて詩吟かなんか歌ってるの。あのコアな香港の中でもトップクラスにハードコアだったね。住んでる人も怪しい年配の人ばっかだったけど、みんな良い人で色々教えてくれた。

そこに一泊して次の日に今度は深圳の友だちが香港まで来てくれたんで、駅で待ち合わせたんだけど、待ってるときに現地のオバさんが急に話しかけてきて、なんか紙を見せられてそこに俺の友だちの名前っぽいものが中国語で書かれていたんで、そうそうこれ俺の友だちだけどなんで知ってんの?って聞き返してから、そこから地獄が始まった。中国語で話しまくるオバハンの言ってることがいまいち理解できず、あーでもないこーでもないと、お互いに苛立ちと怒り爆発で20分くらい話しまくって、結局友だちが1時間も遅れてきやがって、オォーーーやっときたかぁ!!このオバちゃん誰なの!!??と聞いたら友だちは、知らんよそんな人・・・早くどっか行こうぜ、と。そこでオバちゃんもようやく人間違いだったことに気づいて、ばつが悪そうにソーリーと言って去っていった。俺は疲労困憊。結局今になってわかったが、オバさんが紙に書いて見せたのは「‪柯士甸‬」という香港のある駅の名前。それを俺は「梅○唯」という友だちの名前の簡体字か繁体字だと深読みしすぎてしまったわけで。
それから二人でその日の宿を探したが、土日なのでどこも満室で、20軒くらい回ってやっと一つだけ部屋が空いてるのを見つけた。

次の日は二人でランタオ島という島まで行き、山を登って大仏を見に行ったが、山の上は深い霧に包まれており、大仏の顔すらも拝めなかった。それから近くの漁師町に行ってのんびり散歩した。そして友だちはをハメ撮りに使うと言ってビデオカメラを買って、その夜に深圳に帰って行き、俺は一人でまた日本人安宿に戻った。その日の夜から香港は大雨に見舞われたが、サンダルはいてカッパを着て気合いで色々観光し、すったもんだぼったくられたバナナもらったなどがあったが、次の日に無事にシンガポールに帰ってきた。

今度行くときは2泊3日くらいで、あまり値段気にせず美味いもんパッと食って、パッと帰りたいね。








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