2012/08/27

スリランカ その1

先週スリランカに一人旅行に9日間行ってきた。
その旅行の内容をちょっとだけ書きましょう。

8月14日。夜8時半発の飛行機に乗り、スリランカに現地時間の夜11時ころ着く。
シンガポールとの時差は2時間。日本とは3時間。
スリランカ空港が思ったよりキレイだったので、空港のベンチで一泊する。
朝6時頃空港を出て、バスで最初の街 "NIGAMBO" へ移動。
みんな最初は空港を出たらまず "COLOMBO" へ行くが
しょーもない街だと聞いていたのでパスした。

NIGAMBOへ着き、歩いて町をブラブラし宿を探すが全然見つからない。
荷物も軽いので焦ることはないと思い、ガイドブックに書いてあった
浜辺での朝市を見に、海へ行く。
浜辺に大きなゴザがひかれ、その上に大小様々な魚がゴザいっぱいに乱雑に並べられ
魚を日干しにしているようだった。
魚を並べるオバちゃんたちや、波打ち際で魚を洗うオッサンらがたくさんいて
魚を狙うカラスの群れが空を飛び回っている。
さらに干している魚のニオイがすさまじく、軽く吐き気を催すほどだった。
浜辺に無数に並べられたゴザと、カラスと、臭いで
なぜか御巣鷹山飛行機墜落事故の現場検証が連想された。

それからまた1時間くらい歩くが、ついに宿を発見できず
バスに乗って、ビーチ沿いのリゾートホテルエリアまで行く。
リゾートホテルに混じって安宿もたくさんあり、1000Rsの宿にチェックイン。
100Rs(ルピー)でおよそ60円なので、1000Rsは600円ほど。
シンガポールで買ったサロン(腰巻き)とタンクトップを着て日傘をさし
なんとも異国情緒漂う格好で、また町を目的もなくブラブラ歩く。
ビリヤーニ(スパイスの効いた炊き込みご飯みたいな米料理)を食べたり
昔懐かしい瓶のコーラやスプライトをたくさん飲んだ。
ローカルの食堂で食べれば、高くても300Rs以内で腹いっぱい食べれるようだ。
しかも瓶のジュースは30Rsほど。食べ物はほんとうに安い。

道を歩いていると、とにかくほとんどの人に声をかけられたり
ニコッと笑顔をもらったり、車でクラクションを鳴らされたりした。
日本人だからか、それともこのサロンのせいか。
さらにある家の前を通りかかると、家のオジサンに家の庭に招かれ
熱いコーヒーをごちそうになった。
オジサンはこの町やスリランカについて片言の英語で教えてくれた。
この国では仏教とキリスト教とヒンドゥー教とイスラム教が共存している。
オジサンはクリスチャンだが、仏教もヒンドゥー教も認めている。
しかしイスラム教だけは別だ!と言っていた。
ここではムスリムはあまり好かれていないのかもしれない。

会話もなかなか続かないので10分くらいでおいとました。
コーヒーは美味しかったが、とても熱い日だったので本当は冷たい飲み物がほしかった。

夕方頃宿に戻り、シャワーを浴び、歩き疲れていたのでちょっと仮眠。
起きると外は暗くなっており、近くのシャレたレストランで
ライス&カリーを食べた。海老のカリーが美味しかったが
全体的にちょっとしょっぱかったので、具に対しご飯が足りなくなり
食べるのをやめ、マンゴーラッシーを飲んだ。

レストランから家に帰る途中、けっこう日本語が上手なジジイに話しかけられた。
ジジイは昔、広島で働いたことがあると言っていたが、話半分で聞いておいた。
最後におやすみなさいと言って握手したら、ヨボヨボジジイのくせに
手がやけに大きくてごっつく、手を褒めてあげたら少し照れていた。

宿に戻り、持ってきた小説「天使と悪魔」を読みながら23時頃眠りについた。
















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