2012/02/28

新的自行车



























昨日ついに新しい自転車を手に入れた
盗んだわけじゃない ちゃんと金を出して買った

わたしの自転車売りますよ買いますよ的なサイトがあったので
そこで中学生くらいの少年から200ドル(1万2千円くらい)で買った

多少すり傷があるがほとんど新品みたいで
少年は2週間くらい前に買ったといい
なんで売るの?と聞いたら 金が必要だからと言っていた
シンガポールの子供は何にお金を使っているのか気になる


しかしこの自転車 色がピンクピンクしていて ヒゲ面坊主が乗るのは恥ずかしいし
安い自転車だけあって造りもほんとにチープで
ちょっと転んでもすぐに壊れて乗れなくなりそうな感じだ

もう少し気長に待てばもっと安くて良い自転車が見つかったかもしれないが
この際ぜいたくは言ってられない
自転車がないと不便でしょうがないし バス代もかさむ

しかしこのままでは乗りずらいので一晩かけてボディーの色を塗り直し
ハンドルも変えてみた


たぶんスピードは出ないし ブレーキもちゃんと前後二つつけたので
今回のは安全運転使用だ
せまいシンガポールなのでもう少しゆっくり走ってみようと思う


もう盗まれませんように




2012/02/24

盗難アジア

先週自転車を盗まれた 盗られた パクられた ギられた
言い方はたくさんあるが ようは自転車泥棒 きみは自転車泥棒

早朝に自転車を使い 昼からも使おうと思ったので
いつもの定位置 団地の壁に鍵をかけて立てかけておいた
そして午後から雨が降り これじゃあ出かけられないよエヘヘヘ
と飴をペロペロなめながら鼻水を垂らし夕方になってから降りてみりゃあんた
もうスッテンテンですよ

誰やねん盗ったの!

わたしは本気で怒ると大阪弁になるんです誰やねん盗ったの!!
なんでやねんタコ焼き!マユゲボーーーン!!
ほんまにばりむかつくったい!ぼてくりこかすぞ!!

と怒ったところで後の祭り 後の福男選び
本殿に辿り着いたときにはもう取材カメラは撤収していました状態


まあでも 不注意だった自分が悪いわけで・・・
って自転車を愛してれば愛してる人ほどここで自分を責めてしまうが
それはだんじて違う盗った奴が全部悪いに決まっているううぅぅ!
ここでしっかり盗った奴を糾弾していかないとこの犯罪は永遠になくならないいぃぃ!
と言いながらも嫌な思い出はすっかり忘れて前に進もうと思っている自分がいます

自転車が戻ってこない以上 新しいものを買わないといけないし
いつまでも機嫌悪くして周りを不快にするわけにもいかないし


とはいえどやはり犯人に対しては腹の虫がおさまらないので(リーーンリーーーン)
時間があれば神様にお祈りをして
どうか奴が近いうちに3日3晩苦しみ生まれてきた事を後悔しながら絶命して来世ではオーストラリアの蟹に生まれ変わり道路横断中に旅行中のうちの嫁に踏みつぶされるようにとお願いしています


新しいチャリを早急に買いたいのですが
シンガポールは種類が少ないうえに高い自転車しか売ってないので困っています
金かからないで自転車を手に入れる良い方法なんかないかなーーー


こういう奴が人の自転車を盗むんですね





※ 見かけたら連絡ください

2012/02/20

DEATHですよ

光市母子殺害事件の被告の死刑が確定した

これはとてもほとんどの日本人が知っている有名な事件だが
十年以上も前の事件で 結局犯人は死刑にはならないんだと思って
ずっと忘れていたが やっとこういう判決が出たので
事件の経緯をもう一度把握するため インターネットで色々調べていたら
こんな記事を見つけた
(http://plaza.rakuten.co.jp/da110011/diary/200707260000/)


被害者遺族の旦那さんが 報道番組で

「もし犯人が死刑にならずに刑務所から出てくれば、私が自分の手で殺します」

というけっこう有名な発言をしたあとに続けたというのだが

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死刑を廃止してはいけません。

死刑の意味は、殺人を犯した人間が、自らの罪と向き合い、犯行を悔い、心から反省をして、許されれば残りの人生を贖罪と社会貢献に捧げようと決心して、そこまで純粋で真面目な人間に生まれ変わったのに、その生まれ変わった人間の命を社会が冷たく奪い去ることです。

その非業さと残酷さを思い知ることで、命は等価だという真実の裏返しで、初めて奪われた人の命の重さと尊さを知る、人の命の尊厳を社会が知る、だから死刑が存在する意義があると思うのです。

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これを読むと なるほど と色々考えさせられる

自分がこの先の人生の中で死刑問題と向き合うことがあるかどうかわからないが
もしあったなら またこの言葉を思い出すと思う

死刑反対を唱えてる人や国もたくさんあるが
チャンスがあれば今度はそちらの意見もたくさん聞いてみたい

人を正しく裁くなんて神様でもない限りできないと思うが
人を完全に許すなんてことも神様でない限りできないと思う

2012/02/16

ハンマッ!


















奥さんが去年インドネシアに行ったときに
お土産にハンモックを買ってきてくれた
あまり高いものじゃなく現地では400円くらいだ

しかしわが家には 柱みたいなハンモックをひっかけれるような部分はなかったので
今まで使わずにいたが どっかで試してみようと思い
アーミーショップでハンモックを吊るすためのロープを買って
ウエストコーストパークという 大きい公園へ一人で行ってきた

平日なので公園にはぜんぜん人がいなかったが
それでも何人か ベンチにボーーっと座ってたり ジョギングしたりしていた
わたしはまだハンモックを吊るした事がないので
うまく吊るせずオタオタする姿を見られて笑われたらもう立ち直れないと思い
なるべく人気のない所にある 5mくらい離れている木々を探した

人気のない所にやっといい木を見つけたので
周りに人がいないのを確認し急いでロープをはりハンモックを吊るした
だれもいないというのにひどく焦ってやはりオタオタしてしまった
そしてすばやくヨイショッ!と腰をおろすと
バランスをくずし見事にひっくり返り地面に叩きつけられた
周りに人はいなかったが どこかで見られていると困るので
わざとひっくり返ったんだよ面白かった?みたいな顔をして
落ちても痛くないようにロープの位置をもう一度やや低めに調整
再度ヨッコラショッ!と腰を下ろすと位置が低すぎてケツが地面に着き
なんとも情けない 洋式便器にケツがハマったような
風呂に入ったがお湯がぜんぜん足りてないような人みたいになってしまった

まぁそんなこんなを繰り返しようやくちゃんとハンモックを吊るすことができた
安物なのであまり期待してなかったが 素晴らしい寝心地で
ついに自分の居場所を見つけたような気がした

結局2時間くらいハンモックの上で漫画を読んだり
音楽を聴いたりして( 井上陽水「最後のニュース」)
さあ帰ろうかなと思ってハンモックを降りようとしたが
そのときの体のダルさといったらはんぱじゃなかった
めんどくさいというか かったるいというか
こんなの毎日使ってたら絶対仕事したくなくなってしまう

ハンモックが日本ではあまり広く普及してないのは
そういう理由もあるのかなと思ってしまった
ハンモックをやたら見かけるのは やはり東南アジアのマイペースな国々だし

といいながらも家にハンモックを取りつけようと企んでいる自分は大丈夫だろうか
この年でハンモックの味を覚えたら もう社会復帰できませんぞー


というわけで 仕事でライバルに差をつけたいあなたには
相手にハンモックを送ることをオススメします

2012/02/15

真っ黒なババア

昨日夢に顔が真っ黒なババアがでてきて こう言ったんです

おまえぐらい白いやつは珍しい って


2012/02/14

あきらめによく似たなんとか
























先月 初めてシンガポールの紀伊国屋で本を買った

わたしは カレー食いに池袋から下北沢まで自転車こいで行ってメニュー見たら自分で作れそうだったので食べずに家戻って作ったってくらいケチなので
こっちでは本は買ったことがない
どうしても定価の1.5倍はするので 古本屋で買うか
アマゾンで激安のを買って郵送してもらうかのどっちかだ

そんな私がこれは金出してでも買った方がいいぞ と思ったのが
8年かけて日本からインドまで7000km歩いた というオジサンの本だった
しかし家に帰って読んでみると どうやらぶっつづけて歩いたわけではなく
2週間くらい歩いたら帰国して 月日を空けてはまたそこへ行き 続きを歩くという
わたしがイメージしていたヒゲボーボーになって 牛の糞を枕に寝るような
泥臭〜い8年間を綴ったものではなかった

普通のオジサンなので たしかにすごい偉業なのだが
本の内容も 色んな国で起こったハプニングや人との交流よりは
何日かけてどこを通ったか みたいな事に重点をおいて書いてあるので
自分の求めていたものとはちょっと違いガッカリした


しかし最近インターネットで 資金なしの無銭旅行を続けている人のブログを見つけた
この人は面白い人で 貯金などは一切なく 金が必要になったらその都度
路上でマジックをして小銭を稼ぎ 宿はもっぱら野宿 というスタイルで
もう10年近く旅を続けている

チャラチャラして意味わかんない旅ブログが多い中
この人の淡々としながらも起伏のある旅のスタイルは
読んでいて非常にリアルに感じられる

なかでもエベレストに登頂した話しが非常に面白かった

わたしは 「8日」を「はちにち」ではなく「ようか」と読むのだと23歳のときにやっと気づいたほどのバカなので
エベレストなんて実力のある人なら2、3日であらよっと登れると
なんとなく思っていたのだが 実は登頂までに要する時間は2ヶ月以上だという

さらにかかる費用は当時で600万円と書いてあるし
もちろん全てが揃っていれば必ず登頂できるなんてこともない

このブログには素人の彼がいかにして
エベレストの頂上まで辿り着いたかが淡々と書かれていて
けして天才が成し遂げた偉業などではなく
ちゃんと自分が住む同じ世界の出来事だという事がわかる

こういうのを読むと肩の力が抜けて もっと自由に物事を考えれるような気がしてくる
今までしなきゃいけないと思っていたことを ほんとはしなくてもいいんじゃないかと


そういうわけでさっそく ジッパーが壊れたので修理に出そうと思っていたカバンを
自分で新しいジッパーを買ってきて手縫いで無理矢理直してみた


やればできるじゃないかワタシよ! 

2012/02/13

ダンケシェン




















先週末 日本語を教えているドイツ人の生徒に誘ってもらい
日本人が集まる飲み会というのに行ってきた
しかも彼のおごりで

日本人の俺よりも日本人の友達が多いドイツ人


バーかどこかかと思ったが 街からだいぶ遠い工場地帯にあるビール工場で
倉庫のような建物の一室に 4、50人ほどの人がワイワイと飲んでおり
日本人以外の人種もちらほらいた

自分はシンガポールでこんなにたくさんの日本人を見るのは初めて
緊張こそしなかったが 何を話していいものか戸惑いながらも話しかける

みんなこういう場は慣れているらしく 奇策に話しを返してくれて
こちらもリラックスでき 自己紹介を繰り返しながら色んな人と話した
みんなかなり長期で滞在してる人かなと思ったが
意外にも 2年以上住んでいる自分はこの中では割と長い方だった

紳士的な人が多かったが 一人だけ
自分がシンガポール人と結婚したと言うと

えーーー シンガポール人ってあまりキレイじゃないよね
お宅のとこはどうなの?

と 耳を疑うような質問をしてくる人がいて 腹は立たなかったがちょっと驚いた

基本日本人は礼儀正しくて節度をわきまえていると思ったが
大勢集まると差が目立つというか ピンキリだというのがよくわかる

かくいう自分も 飲み放題だったので久しぶりにビールをたくさん飲み酔っぱらったので
どこかで失態をさらしていたかもしれない
というかシンガポール在住者の中に自分が飛び込むと
自分の存在自体が失態であることも否めない


終電が近くなっていたのでそろそろ帰ろうと思ったが
その工場地帯はかなり僻地で 駅からも遠かったので
何人かで相乗りしてタクシーで駅まで行った(たしか)

このあたりから記憶がぼんやりで ある日本人の女性の方が同じ方向だと言うので
一緒に地下鉄に乗ったが たしか途中から気分が悪くなって一言もしゃべれなくなり
気がついたら自分の部屋の床の上でパンツ一丁で寝ており
バスタオルが一枚かかっていた

起き上がろうとすると頭が痛く 外はまだ真っ暗だった
しばらくしてやっと状況がわかってきて 急いで玄関まで行きドアを開けると
ちゃんと自転車が置いてあった
駅からちゃんと自転車を持って帰ってきたらしく まずは一安心した

それからなんとなく記憶が蘇り 帰ってきてトイレで何度も吐いたのを思い出した
とりあえず二日酔いがひどかったので お茶を一杯飲みまた寝ようと思ったが
そのお茶もすぐに吐いてしまい もうお酒はこりごりだよーーーと言いながら
床の上で朝までもんぞり打っていた

次の日は一日中ベッドの上でした


あのドイツ人め!!!

2012/02/08

帝王学

コストをカットするか

それとも おまえをカットするか


2012/02/06

サイゴンサイコー

先週の木曜から四日間 私と結婚した女性とベトナムに行ってきた


3年前くらいにも 一度だけ首都ハノイと山岳民族がいる村サパに行ったことがあったが
そのときのベトナムではあまり良い思い出は作れなかった

初めてのベトナムで予備知識もあまりなく たくさんボラれたり
美味しいものを見つけられなかったり 寒くて風邪引いたり

今回は北ではなく 南のホーチミンだったが やはりあまり期待せずに行った
がしかし 今回は予想を大きく裏切り
とても良い良いよよいの良いな そんな旅行だった



まず飯がウマい ビールもウマい
いたるところに屋台が出ていて 麺類から米物から揚げ物にフルーツにデザートと
なんでも出ているんだが これがすこぶるウマい
春巻きウマい スープもウマい フランスパンも柔らかくてすごく美味しい
前回は食べれなかった香草もバクバク食べた

そして安い
腹一杯になるまで飲んで食って 歌って踊って(コレはタダ)
それでも一人千円は絶対かからない
ツアーも一日中色んなとこ連れ回されても1200円くらいだった
おかげで とりあえずと思って1万5000円くらい両替したが
結局半分以上使わず余ってしまった
どんだけーーーー(使い方あってるだろうか)



ホーチミン市自体は そんなにおもしろいものがあるわけではないんだけれど
スクーターがとても多く ホーチミン市の人口800万人に対して
スクーターの数はほぼ半分の400万台近くあるそうだ
スクーターがないとここでは彼女もできないし職も見つからないと
ツアーガイドが自慢げに言っていた

しかしもちろん交通事故も多く
バイクの事故で亡くなる人は ベトナム全国で毎月400人近くいるらしい

街の中心部のロータリーは 渋谷のスクランブル交差点のスクーター版みたいで
ひっきりなしに車とスクーターがグルグルしながら合流 離脱を繰り返す
しかも信号がないので 人はそこをスクーターとの阿吽の呼吸で渡らなければならず
渡れずに歩道に立ち尽くしている旅行者がたくさんいた



フランスの植民地だったので街にはフランス風の建物が溢れていて
ヨーロッパに詳しくない私も どこかロマンテックな雰囲気を感じた
キレイな女性もとても多いし 人もけっこう親切で笑顔が可愛かった


そして旅行に行く前にベトナムの歴史を少し勉強してみたのだが
ベトナムはとても興味深い国だ

昔から中国による侵略を受け 近代になってからはフランスとアメリカに侵略され
しかしその度にベトナム人は自分たちの力で闘い 最後には自力で独立を果たした
欧米軍の予想を遥かに超えるガッツで彼らは勝利した
かっこえーじゃないか

まだまだ貧しい国ではあるが 貧しさと心の豊かさは比例しない
ベトナム人は 媚を売らずちゃんとプライドを持って
独自のスタイルを貫いているように見える


そんなわけですっかりベトナムにかぶれて帰って参りました
今週末はベトナム料理を食べて「プラトーン」を見ようと思います




複雑な電線






















いつも忙しいガソリンスタンド

















道路を渡れず立ち尽くすヨーロッパのゲイ






















実は何も考えてない女性






















美味しいフランスパン

















ミニホタテピーナッツのせ 200円

















田んぼの真ん中にぽつんと墓

















戦争が終わったとわかり出て来たヨーロッパのゲイ






















メコン川ツアー中の女性






















無類のヘビ好き






















野良犬とハンモックとわたし