2014/05/26

お見舞いにて

















知人が先日友人のお見舞いに行ったそうで、その入院されてる方はくも膜下出血で2年前に倒れて植物人間になったそうな。しかし2年ぶりに行ってみると、信じられない回復っぷりで、なんとか意識が戻ったんだそうな。しかし体は動かないし、まだ言葉も話せる状態ではないと。しかしその方は知人の手をしっかりと握って、涙を流したそうな。その方はもちろんベッドから動く事もできないので、毎日病院の天井だけを眺める日々だとか。

それを聞いて、そんなに大変な人がこの世にはいるんだなと考えさせられた。人生は何が起こるかわからない。自分は今健康体で元気もあるから、やる気になればなんだってできる。警察のケツを蹴ったり、動物園のキリンの檻に入ったり、国際空港で裸になってホテルカリフォルニアを歌ったり。死ぬ気になればなんでもできるというヤツだが、それができない、選択肢がものすごく限られている人だって世の中にはいっぱいいるんだ。

俺はそういうのは考えただけでも怖い。キルビル2で主人公が棺桶に閉じ込められて地中深く埋められるシーンがあったが、あれは未だにトラウマ。選択の余地がないというのが、非常に怖い。せめて何か選ばせてほしい。
自由であるというのは素晴らしいことだ。
みんな自殺なんかしないで、強く生きていこうね。

0 件のコメント:

コメントを投稿