2012/05/02

短歌日和

















短歌を作ろうと思ったのだけど なかなかどうして難しい
なんとなくのダサイ現代風の短歌は作れるが
昔の古典っぽい言葉遣いとかが難しい

それならば 思いっきり語感だけでつくって
意味は後づけしてみてはどうだろう
これならば簡単だ


たとえば

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あるまじき 小鳥身悶え 高々に
余生送るも 冬の木枯らし


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うん なかなかカッコいい

意味は
小鳥が声も高々に身悶えしているが そんなことはあってはならないことだし
残りの人生を年金に頼りつつましく生きているが
冬の木枯らしが吹けば たちまち吹っ飛んでしまいそうだ




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シャレオツの 聞きしに勝る 釜茹での
ほじり泣きたる 夜の川越

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これも素晴らしい
とくに最初にカタカナを使っているのが 少し現代風だし 見ていても目が疲れない

意味は
釜茹でというのは 町の人達が言っているよりも 数段オシャレな感じがするし
穴という穴をほじると痛みで涙が出てくるが 夜の川越市はとても静かだ



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シャラポワの 足取り重き 姫路の出
挙げた身重の 肌白きこと

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これも傑作ではないだろうか 濁音と清音の比率が絶妙だと思う

意味は
姫路出身の人はよく盗みなどをしでかすので 寛容なシャラポワも
自分の物がいつなくなるかと考えていると足取りが重くなり
いざ捕まえてみると 誰の子かわからないような者を宿しておるが
そのわりにはやけに色白で 姫路出身とは思えない


さて 少し早いが今日はもう寝よう

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