2024/02/01

2023年1月 バリ(タバナン) 49~50日目

 1月30日

昨日は12時に一度寒くて起きてしまったが、そのあとは6時までぐっすり眠れた。顔を洗ってホテルを出て、バイクで棚田に向かい、入口にスタッフがいなかったので、バイクで真ん中あたりまで行った。そこにバイクを止めて1時間近くウォーキングコースをぐるっと一周した。

田んぼから田んぼへと流れる水を見て、改めて水は高きより低きに流れるのだなと当たり前のことを思った。小屋に水牛がいて、頭をなでると服の袖をぺろぺろなめてきた。

白いポロシャツをきたおじさんがいて、少し立ち話をした。おじさんがここはどうだと聞くので、バリは自然をそのまま生かしていて素晴らしい、タイやベトナムでは観光地化しすぎて偽物っぽい自然もあると話したら、ユネスコの世界登録の条件として自然のままに保存しないといけないんだよみたいな事を言っていた。すごく上品な英語を話すおじさんだった。私のホテルの近くに住んでいるので、今度訪ねてもいいかと言っていた。

バイクの場所に戻って、バイクで入口まで帰ったが、まだカウンターは開いてなかった。そのまま昨日と同じ店でナシ・クニンとピサンゴレンを買い、さらに違う所でクロポンというスイーツも買った。

ホテルに帰って、テラスでコーヒーを飲みながら朝ごはんを食べ、9時からレッスンを1つやった。レッスンのあとでスタッフのお兄さんに、あなたはここの家族なの?と聞くと、雇われて働いているだけだと言っていた。もう一泊の部屋代、250,000Rpを払って部屋に戻った。

すぐにバイクでアンスリ温泉に向かった。温泉近くの村の人たちは、すれ違うときみんな笑顔を返してくれた。バリは村単位で、愛想が良いか悪いか決まるのかなと思った。幸せな村と、ギスギスした村があるのだろうか。

温泉のカウンターは閉まっていたので、もしかして今日は休みかなと思ったが、チケット売り場は温泉施設の入口になったらしく、女の子に45,000Rpを払った。個室が一つ空いてたので、まずそこに浸かった。他の部屋もほとんど人が入っていて、入口の前にサンダルが置かれていた。

個室のあとに、大浴槽に行くと、白人4人のグループがローカルガイドと来ていた。お湯はあいかわらずぬるいが滝が見えていいところだ。浮いて空を見上げると気持ちよかった。それから一番熱い浴槽にも入って、また個室、大浴槽に戻って、12時頃にようやく水シャワーを浴びて温泉を出た。出たすぐのところにある店で、ナシゴレンを食べた。具はニンニクのみという潔いナシゴレンだった。

温泉のほうから猿の鳴き声と、人のガヤガヤする声が聞こえて、生垣から猿が数匹出てきた。店の人も石を投げて猿を追い払おうとしていた。完全に嫌われているようだ。しばらくゆっくりしてから、店を出て少し遠回りして帰ることにした。

少し栄えている町の交差点で、サテーアヤムを食べた。サテーは冷めていて、美味しくはなかったが、地元の人はこういうのも食べるのだなと勉強になった。10,000Rp。それから途中でエス・チェンドル、3,000Rpも食べた。女子中学生やおじさんが集まってきて、みんな思い思いに食べていた。

ホテルに戻ると部屋が掃除されてキレイになっていた。

15時くらいに初日に行った高いカフェにコーヒーを飲みに行った。カフェラテとLaklakという米粉かなにかのパンケーキを頼んだが、コーヒーはもう切らしていて冷たいのしかないというので、しかたなくまた赤米茶を頼む。なんだかなーと思ったが、田舎なので、こういう事は覚悟しなくちゃいけないなと思った。景色を見ながらラップトップでブログなどを書いたりした。

トイレに行くと、下のほうでスタッフがかたまっているので、何をしているのかと思ったら、ウサギの赤ちゃんにお乳をのませていた。お母さんは白いのに、赤ちゃんはみんな黒かった。大きなブランコもあったので、少し座ってゆっくりした。

暗くなる前に店を出て、一度ホテルに戻ってから晩御飯を食べに出た。レビューが高いレストランに行ったが、場所がものすごい急な坂の上でびびった。これは今までで一番やばい坂だ。若者が4人くらい飲み物を飲んでいて、すごく人の好さそうな夫婦がいた。可愛い子猫も何匹かいた。あと長い蛇みたいなナメクジがいた。

チャプチャイ・バビと赤米とジンジャーティーを頼んだ。チャプチャイは量があったが、ものすごくしょっぱくて、赤米はすごく少なかった。でも野菜がとれたのでよかった。帰りは真っ暗で、坂を下りるのが少し怖かった。

部屋に帰ってTVやYouTubeを見て10時くらいに寝たが、寝つきが悪く、12時くらいと3時くらいに起きてしまった。屋上に星を見に行ったが、あまり見えなかった。そのかわりカミキリムシや蛍が見えた。




1月31日

朝7時くらいに起きて、まだ眠かったが、バイクでライステラスに行き、バイクを停めて昨日とは違う道を散歩した。ずっと一本道で、途中に竹で組んだ橋があった。地上20mくらいの高さで、全部竹で組んであって、こんな長い竹があるんだと感動した。

1時間くらいで元の場所に戻り、また同じ店に朝ごはんを買いに行き、ホテルに帰った。屋上でストレッチなどをして、シャワーを浴びてからテラスで朝ごはんを食べた。

そして10時からレッスンを一つやり、終わってすぐにホテルをチェックアウトし、ウブドに向かって出発した。しかしすぐに雨が降ってきて、2回も雨宿りした。

雨が止んだので、直線道路をかっ飛ばす。南に走るとどんどん暖かくなってきて、しかも晴れてすごく暑かった。ニュークニン村でバビゴレンを食べて、13時半頃に奥さんが待つ王宮の少し北あたりのホテルに着いた。

そこで奥さんをのっけて、ビスマ通りにあるUmala at Bismaに着いた。部屋は3階で、階段の所でおばさんたちがペンキを塗っていた。

部屋に荷物を置き、すぐにプールに行ってひと泳ぎした。そして少し休んでから、一人でバイクに乗り、Arry's Book Cafeに行った。カフェラテと、チーズケーキを頼んだ。蚊が多いのがわかっていたので、長ズボンをはいていき、靴下もはいた。バリに関する写真集などを3冊くらい読んだ。バリ人が成人するにあたって、歯を削る儀式を受けるというのが面白かった。それと、水利組合、スバックについてなど。

16時頃にホテルに帰り、18時過ぎに奥さんと二人で歩いて近くにあるレストランに晩御飯を食べに行った。価格が安めのレストランで、他に客はいなかった。子上がりにあがったが、少し暗くて、近くにスピーカーがあったので少しうるさかった。

カレーアヤムとジンジャーティーをたのみ、奥さんはビールを飲んだ。カレーはあまり美味しくはなかったが、丁重に作ってある感じはした。蚊に刺されながら、バリについて次の旅行は何をもってくる?などとたあいもない話をした。ホテルに帰り、10時頃に寝た。

また夜の3時くらいに起きてしまい、寝られそうもないので、テラスにラップトップを持って行って、復活の日のつづきを見た。草刈正雄がキリスト像に話しかけるシーンや、結局女性8人みんなが赤ちゃんを抱いているシーンが印象的だった。




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