10月20日 ソウル
朝8時くらいに3人でホテル近くの餃子の店に行き、普通の餃子とキムチ餃子を食べた。本当は肉まんを頼んだのにそれは来なかった。
朝はとても寒かったが、半袖を来て歩いている男子を何人か見かけ、すごいなぁと思う。半ズボンはもっとたくさんいる。
バスで1時間半くらいかけて水原に行く。途中に山がたくさんあった。水原の長安門の前に着き、まずはカフェでコーヒーを飲んだ。母は朝から大きいケーキを買っていた。食べ終わって長安門へ行ったが、門の石垣が素晴らしかった。
門を抜けるとチケットオフィスのようなものがあったが、日本語が上手なおばさんが出てきて、無料ですと教えてくれ、観光の仕方も教えてくれた。
城壁の上を歩いて川にかかる門まで歩く。川のある風景が少し京都ぽかった。門から離れ、街を歩いて抜けて、また長安門の方へ戻った。街はレトロで渋かった。どうせなら泊まりで来れば良かったと思った。
また城壁に登り南のほうへずっと歩く。今度は山を下って、行宮に行く。韓国の学生や、ベトナム人っぽい若者もたくさんいた。ここの展示もとても面白かった。
行宮を出て市場の方へ歩く。飲食街に怪しい店がたくさんあった。昼ご飯を食べに、八達市場の地下にある冷麺の店に入ってみた。ここもすごくレトロな店内。赤い冷麺と熱い麺を頼む。あまり味がなかったが、おかずの小さい大根みたいなやつがすごくしょっぱくて、一緒に食べるといいのかなと思った。
店を出て市場を歩く。栗、味噌、あんこう等が印象的だった。
最後に博物館へ行った。奥さんがかなり疲れていたので、まずはカフェで一休みした。母はまた甘そうなクロワッサンワッフルとアイスクリームを頼んでいた。外にずっと猫をなでているおばさんがいた。
カフェを出てついに博物館へ。ここの展示も素晴らしく、みんな大満足だった。
博物館の前のバス停からバスに乗って、ホテルのバス停に着いたのは7時近かった。晩ご飯は昨日と同じ店で、キムチチゲ、キムチ豚肉、ビビンバなどを食べた。3人前頼むとけっこうきつかった。店を出るときに店にかけてあった飾りの写真を撮ったら、店のおばさんが笑顔で説明してくれた。奥さんが言うには、おばさんの両親だとか。
夜はまたマッコリを飲んだが、やはりあまり寝られなかった。スポティファイで雨音という音楽をダウンロードして、タイマーで消えるように設定し、聞きながら寝た。しかし眠りは浅くよく起きた。
10月21日
朝は同じ店でキムチ餃子と肉マンを食べた。そこからバス停に向かう途中で、私の誕生日と同じ番号のフェラーリを見つけた。バスに乗って歴史博物館まで。まずは博物館前のスターバックスで一休み。母はまたケーキを買っていた。
歴史博物館もなかなか見応えがあった。中庭で韓服を着た子供たちの合唱をやっていたし、帰りはホールでジャズバンドのリハーサルもやっていた。土曜日なのでイベントがいっぱい。
それからバスで明洞まで行く。浪漫食堂と言う店で、トッポギ、ラミョン、キンバップなどを食べる。母はラミョンが一番美味しかったらしい。そのあと明洞を歩いて母のお土産などを買った。
4時過ぎに坂を登って、ソウルタワーのケーブルカーまで行ったが、長い列ができていて、奥さんは腰が痛いと言って辛そうだったので、ケーブルカーに乗るのはあきらめて、歩いて明洞聖堂に行った。それから近くにあった黄金牧場というチェーン店で、チヂミとキムチチゲを食べた。帰りにまた明洞を通って少しお土産を買った。奥さんが買い物をしているときに、一人で屋台を珍し気にボーっと見ている母が、すごく小さくてか弱い存在に思えた。
バスに乗ってホテルに帰り、またマッコリを少しだけ飲むが効果はなかった。今日はリラックス効果がある音楽というピアノのBGMをダウンロードして、それを聞きながら寝たが、やはりさほど寝られなかった。