2015/07/01

ภาษาไทย














今わりと意外にサクサク頑張ってタイ語を勉強している。まず携帯の簡単なアプリを有料でダウンロードした。これは単語を覚えるだけだが、音声が聞けて良い。タイ語は声調があってとにかく発音が難しいので、やはり音声なしでは上達しないだろう。そして、タイ語指差し会話帳というのを持っているので、それで簡単な文の組み立て方や、使い方を覚えるというわけだ。こんなシンプルなものだが、1日5分か10分くらい、ここ数週間毎日続けていた。そして、時は来た。

先日あるタイ人がよく集まる場所にフラッと行ってみたら、ちょうどタイ人と話す機会があったので、まずはサクッと数字からタイ語で言ってみたところ、周りからォォォオオオオ!のどよめきが。カ・イ・カ・ン
これに気を良くした山口は、次から次へと覚えたてのタイ語を披露し、つたない自己紹介までしてやったわけだ。と言っても文と呼べるほど長いものではなく、アナタ、クダモノ、スキ、ナンデスカ? ヤスミ、アソブ、ナニ? キコエル、オンガク、程度の物だが、やっぱタイ人てのはきさくで優しいから、笑ってくれたり、色々教えてくれたりした。

思えばタイには何回も行ってるのに、こんにちはと、ありがとうしか今まで話せなかったんだ。あのときもっと言葉を覚えていれば、みんなともっと仲良くなれたり、喜ばせてあげる事ができたのに、俺は困らせたり、怒らせたりばかりしてしまったね、タイよ、タイの人よ。

インドもそうだ。俺インド好きなんだよね〜とか言っておいて、ナマステしか知らない。そのくせあいつはインド人のくせに英語もしゃべれないだとか、あの町は英語話せる人が皆無で困ったもんだとか、よく言ったもんだよねインドよ、インドの人とサドゥーよ。今わたしは本当にすまなかった無礼だった傲慢だったコーマンの事しか考えていなかったと謝りたい。

今度からは外国に行くときはその現地の言葉を、少なくとも出発一週間前から猛勉強して、ありがとう、こんにちは、元気ですか、右ひじ左ひじ交互に見て、くらい言えるようになってから行こうと決めた。そして観光地だからみんな英語くらい話せてしかるべきだなんていう馬鹿げた考えは捨てるよ。インドでいつも病気になるのも、こないだラオスで酷い目にあったのも、全部この間違った態度が招いた物だったんだねざまーみろ俺。
とまぁそういうような事をタイ人と話終えた瞬間にピコンと思った。
日本でもコンニチワも知らないような我が物顔の欧米人をときどき見かけるが、ああいうやつは高枝切り鋏でエンコつめてやったほうがいい。

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