「ぽわぽわ」とか「ふわふわ」などとほざく女子があまり好きじゃない。昨日ぽわぽわしてたら一日終わっちったとか、おまえが思ってるよりも絶対おまえテキパキ動いてたよと言ってやりたいが言えるわけないじゃない。だいたいぽわぽわしてる奴が自分でぽわぽわとか言わねえし、どうせベッドの上でゴロゴロして夕方くらいに少し後悔してたのを前向きにぽわぽわとか言ってるだけだろう。一日中金魚でも眺めてる方がよっぽどぽわぽわだわ。なんて愚痴っぽく言ってみるが実はそんなに気にしてはいない。
それよりもさきほど近所で朝の散歩を執り行っていたところ、猫ハンターを見た。動物を生け捕る籠みたいなのを持って、野良猫を静かに追っかけているオバハン。そしてオバハンから少し離れたところに置いてあるペットを持ち運ぶような入れ物4つくらいから、悲しげな猫の声。まさか虐待もしくは猫殺し!?と最初思ったが、おそらく捕まえて保健所連れてって去勢の手術でもするんじゃないのかなと。
スンガポールの庶民住宅付近には野良猫がたくさんいて、ほとんどの猫が片耳の先っちょが切られていて無い。これは保健所で去勢したよという印だと聞きました。なのでまだ去勢してない猫ちゃんたちを合法的に連れていくのだと、そう思いたい。
猫ハンターは普通のオバちゃんで、あれはおそらくその道何十年かの手慣れたプロだ。わたしも一瞬、いつもの餌やりオバさんだと思ったくらいだから、猫ちゃん達も安心してしまう風貌を兼ね備えている。そういえばたしかにうちの周りにも去勢の印のない猫が増えてたから、もしかしたらみんな連れていたかれたかもしれない。餌やりオバさんはがっかりするかも。
そういやずっと前に、うちの下の食堂に俺が住み始めた頃からずっと灰色の猫がいて、他の猫をその縄張りに絶対寄せ付けないので、ボスと呼んでいたが、ある日突然そのボスがいなくなった。けっこう年寄り猫だったから、どっかでくたばったのかと思っていたら。その3ヶ月後くらいに、2kmほど離れた公団住宅の下で、そのボスを発見した。そこまではとても大きい道路をいくつか挟んでいるので、ぜったいに一人で行くのは不可能だし、そんなリスキーな旅をするメリットはボスにはない。しかしあれは間違いなくボスであった。そして今朝、猫ハンターを見たときに、ボスの一件にはきっとこの女が関わっているに違いない!と感じた。あの女を捕まえて全て吐かせる必要がある。今度は俺が猫ハンターハンターになる番だ。
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