2011/08/03

ペナン島






















先週 嫁さんと二人でマレーシアのペナン島に旅行にいってきた。
ペナン島は マレー半島の上の方の左の方にある島
マレーシアにもかかわらず中国系が人口の70%を占めている
料理が美味いことで有名で 白浜のビーチもある観光地だ

行きは夜行バスで10時間

朝6時にペナン島に着き 町の中心部で安宿を探したが
俺の持っているガイドブックは2005年版なので
ガイドブックに載っている宿は 潰れていたか すたれていた

代わりにモダンなゲストハウスがたくさんあり 欧米人でごった返していた

しかし欧米人を目の敵にしている我が夫婦は
中国系の古い安宿にチェックインした

宿のオヤジは親切だったが なぜか朝も夜も上半身裸だった


ペナンの華僑はほとんどが福建語をしゃべり
しかもけっこうクセが強い福建語らしいので
中国語と広東語を話すうちの嫁も
ちょっと何言ってるかよくわかんない と言っていた


ペナンの料理は美味しいと聞いていたが
ほんとうに美味しくて しかもとても安かった
一皿が小さいので 嫁とシェアして色んな料理を食べた

俺の大好物のかき氷のデザート チェンドルも
餅米が入っていて 絶妙な食感で美味しかった
日本でいうと 赤飯に牛乳かけて食べるようなもんだろうか


町の中心部に大きいバスセンターがあり
そこから毎日 市営バスに乗って色んな所に行った

一番面白かったのは バードパークだ

チケットカウンターには ハイテンションなインド人のスタッフがいて
カウンターにいたカラフルなオウムを指差し
これ日本語でなんていうの?と聞いてきたので
こんなカラフルなのは日本にはいないと言ったら
そうじゃなくてバードは日本語でなんていうんだと少しキレ気味で言われた

じゃあ全部含めて「トリ」だと教えてやると

スタッフ4人くらいで「TO・RI」「TO・RI」「TO・RI」と
何が楽しのか笑顔で連呼していた

バードパークとは言っても 自分は今まで色んな所の動物園を見てきたので
どうせ見たことあるような鳥ばっかなんだろうなと思ったが
なんとパーク全体の3分の1くらいは 今までテレビでも見たことがないような鳥だった

とてもカラフルで 斬新な模様や形の鳥がたくさんいて
鳥類ほど個性的でオシャレな動物はいないなと感心した


さらにここでも動物達とのとても距離が近く フクロウなど色んな鳥が
人の手の届くところに繋がれていて 撫でたりすることができるので
人間にとっては楽しく 鳥達にとってはとても過酷だろうなと思った

大きな水鳥なども こいつら放し飼いなのに よく逃げないなと思っていたら
片方の羽が切られていた

残酷だと思う人もいるかもしれないが
自分は むしろこいつらは幸せな方だろうと思った

というのもペナンに着いてすぐ 朝市を見に行ったときに鶏の屠畜場があり
そこで無表情の労働者にひたすら首をナイフでかっ切られる鶏たちを見たからだ

ニワトリやアヒル 七面鳥までもが狭い檻に入れられ
自分が殺されるのを今か今かと待っている ああ無情
ディズニーならみんなで大脱走するんだろうが 現実はそうはいかない

衝撃的な光景におもわず顔が歪みそうになったが
労働者さんたちには 今日も一日気持ちよく仕事してもらいたいので
笑顔で good job! と言っておいた


ほかにも観光するところがたくさんあり 毎日充実できた
しかし最後の日 週末で道路が渋滞になり 全然進まないエアコンバスの中で
冷気に長時間さらされ風邪をひいてしまった

すぐに薬を飲んで治りかけたのだが 帰りは飛行機だったので
空港に向かったところ 空港でもエアコンが寒すぎて風邪が悪化してしまった

飛行機を待っている間 ブランケットをはおりクシャミを連発しながら
「エアコン発明したやつ死ね!」とずっとつぶやいていた


南国の人も もう少し節電お願いします











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