2011/07/17

マレーシア 七日目















朝6時前に起き シャワーを浴びて 自転車で外に走りに出た

水を買い7-11に寄ったとき 店の前に
とても大きい蝶がいた
エメラルドグリーンと 黒の 見た事もない蝶
羽を広げると直径20cmはあるだろう

すばやく羽をつかみ捕獲したが
よぉく見てみると 蝶ではなく蛾だった
急にちょっと嫌になり逃がしてやったが 手には蛾粉がびっしりついていた


朝市をやっていたので自転車を降りて見物した
見た事もない野菜や カニや蛙や サメやエイもいて とても美味しそうだった

30分ほど市場をブラブラしてから 近くの食堂で 雲呑麺とコーヒーを飲んだ


昨日も町中はけっこう走ったので もう見たいところもなく
宿に戻って 宿にあった中国語の新聞を 勉強がてらにたくさん読んだ

日本のスポーツ新聞みたいな俗っぽい新聞だったが
犯罪者とか被害者とか 日本みたくプライバシーを気にせず
わりとモロに載せてるので とても面白かった




















9時頃 帰る前にもう一回サイクリングがしたいと思い
自転車で違う町に向かって1時間くらい走ってみた

墓地を見つけたので なんとなく墓地を歩いてみる
すると墓地のずっと奥の方が空き地になっており
そこに なんといったらいいか プチグランドキャニオンみたいになのがあった



























さらにもう少し走ると 今度は何もない山の中に マンションがたくさん建ってるんだけど
なんだか廃墟っぽい雰囲気を出しており 気になったので
警備員に頼んで敷地内を見学させてもらった

日本でいう団地がたくさん建ってるんだけど 人が住んでる気配がまったくない
かといって 最近完成という感じでもなく 壁の汚れ具合から
確実に1年以上は経ってるだろう

しかし誰も住んでいない なんてもったいない

クアラルンプールも近いし 月5000円くらいなら住みたいな























11時近くなったので Uターンして町に戻った
出発前になにか食べようと思い インド料理屋で マサラドーサ(パンケーキ)を頼んだが
財布を持っていないことに気づき 急いで財布を取りに宿に帰った

店に戻ると パンケーキは少し冷めていた

食い終わると もうチェックアウトの時間まであとわずかだったので
また急いで宿に戻りシャワーを浴びてから 宿を出た


























バスセンターに着き 自転車の後輪だけを外しバスを待った
バス会社のインド人のオヤジが 自転車で走ってそんなに楽しいのかと聞いてきた
職業は何してるんだと聞かれたので 驚かせようと思い
俺はこう見えて 外人に日本語を教える先生なんだぜ とちょっとカッコつけて言うと

ブワーーーーハッハッハッハ と爆笑された

もうこいつの質問には二度と答えまいと思った


12時半にバスが来たので 自転車をバスのトランクに積んだ
バスは4時間近くかかるそうなので ヒマしないように売店で「HOT」を買った

ハリーポッター特集だったが ハリーポッター1作も見てないのでよくわからなかった





















バスが出発し ちょっとエアコンが強かったので カッパを着た
しかし リクライニングシートが思いのほか居心地がよく
ヒマするどころか ずっと寝ていた

6日かけて来た道も バスで高速を走ればたったの4時間だ
あっというまにジョホールバルに着き イミグレの前のバス亭で降ろしてもらった

すぐに後輪をつけてシンガポールに向けて走り出した





































平日の昼間だったせいか イミグレも全然混んでなかった
ついにシンガポールに入り ここで気が抜けてしまったのか
間違えてハイウェイに入ってしまった

15分くらい走ってやっとハイウェイから出たが
出たところがよくわからない
地図も持ってないし しかもシンガポールの町中は
探せど探せど地図がまったくないし 交番も全然ない

通行人にも聞いてみたが 街の中心部への行き方はあまり知らないみたいで
しかもマレーシアから帰ってくると この都会の住人どもはとても冷たく感じる
もうおまえらには頼まん!!!と 自分の中で何かの糸が一本切れ
地下鉄のレールに沿って走り街を目指すことにした

多少遠回りはするが 今までの旅に比べりゃこんな距離は屁でもねーと思い
地下鉄のレールの下をゆっくり走って街を目指した

そして1時間ほど走り やっと知ってる道に出た

シンガポールの街を久しぶりに走ってみて思ったが
この国のドライバーはほんとうにマナーが悪い というか運転下手 というかせっかち
出発前は マレーシアのドライバーは危ないと聞いていたが
俺にとってはシンガポールが一番危ない 


さらに1時間ほど走り ようやく我が家に着いた

旅をやりきったーー!!みたいな感動はとくになく
インターネットで 旅のときに思い出せなかった歌の歌詞を調べ
林檎食ってすぐに寝た


次の日 またヤボ用で3時間ほど自転車で走ったが
いつもは2時間ほども乗ればケツが痛くなるのに 全然痛くならない
どうやらこの旅で得たものは ケツの皮の厚さだったようだ


おそまつ!




2 件のコメント:

  1. 墓地の後、変なところ(グランドキャニオンと誰も住んでない建物)に行っちゃって、ちょっと怖いけど、面白いね。
    そんなに頑張ってマレーシアのつまらないところをtravelしてくれて、マレーシア人としての私、ありがとう!、とヨウヘイにいいます。

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  2. マレーシアは とても面白いよ!
    つまらない所で 面白い事を 探す。
    それがいちばん大事だ とわたしは思います。

    でも セレンバンは ちょっとつまらなかった・・・。

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