2011/07/17

マレーシア 六日目












8時過ぎにになんとか起きる

昨日寝ながら考えた今日の計画としたは
8時に宿を出発し1時間かけてビーチへ行き
ビーチで2時間遊び また1時間かけて宿へ戻ってきてチェックアウト

すでに予定よりも15分過ぎてるので急いでシャワーを浴び
早送りでラジオ体操第一

すぐに宿を出発して 昨日来た道をまた走ってビーチに向かう
途中でインド料理屋でプラターとコーヒーを飲む
非常に美味しかったが 食ってるあいだに足を蚊に食われた 4カ所も


途中で違うビーチもあり 桟橋から小さな島に繋がってるところがあったので
そこを自転車で渡ると インド人のジジイが歩いてこっちに向かって来る
まぁ怒られるんだろうなと思ったが案の定怒られたので
ジジイ死ね!と暴言を吐いて逃げた
なぜ素直にごめんなさいと言えないのか今年で33歳

ちょうど宿を出てから1時間くらいでお目当てのビーチについたが
朝は潮が満ちていて 砂浜がほとんどない
とりあえず泳いでみたが どこかむなしく
2時間は余裕みすぎたなと思い 海沿いを一通り歩いてからまた1時間かけて宿に戻った





















またシャワーを浴びて宿を出た
今日の目的地はクアラルンプールのちょっと手前 セレンバンだ
ここからはさほど遠くない 40kmほどだ

今日は非常に暑く 30分ほどこいだところで なんだか水分が足りないと感じ
道の脇にあった サトウキビジュース屋で ジュースを1杯飲み 木陰でしばらく休んだ
ジュース屋のオバちゃんはもう40近そうだが 浅黒い肌が色っぽい


また走り出し 1時間くらい走った所で小道を見つけた
どうしても行ってみたくなり Uターンして 小道に入り20分ほど砂利道の坂を登り続けた
登りきった所で行き止まりになっており 汗だくのまま一人で大爆笑した
まるで自分の人生のようだと思った


また走り続けたがやはり暑く 誰もいないバス亭の日陰で
地面にカッパを敷いて裸で横になり1時間ほど昼寝をした
起きるとカッパの上に 汗でちょっとした水たまりができていた

そのまま近くの食堂で昼飯(またチャーハン・・)を食い ジュースを2本飲んだ


また1時間ほど走ると 大きな道に出たが次第に車が渋滞しはじめた
けっこうな渋滞になってるので きっと事故だなと思い
ついに人間の死体が見れるかなとちょっとワクワクしていたら(不謹慎でスイマセン)
警察が検問をやっていた

なんのための検問か知らないが こんな渋滞作っちゃって
こいつらそうとう頭悪いんだろうなと直感的に思った


3時頃 ついにセレンバン到着

バスターミナルを見つけ 現在地を確認してから 宿を探し始めた

いきなり目に「旅店」という看板が目に付いたが いかにも古そうなので
これは最後の切り札にとっておこうと思い
わりと新しそうな「HOTEL」と書いてるところを探した

一つよさげな所を見つけたので 入ってみると50RMと言われ
ちょっと高いのでお断りした しかし町中には「HOTEL」の看板がけっこうあるので
焦ることはないなと余裕をかましていた

しかし二つ目 中に入ると暗い受付に中国人のオバハンが座っており
英語で部屋あるかと聞くと 何も答えずにらみつけられた
仕方なく中国語で聞いてみたが またにらまれ帰れと言われた

なんだあのクソババーーー!と思いイライラしながら次の所へ

するとまた変な中国人のオバハンがおり変な目で俺を見ている
また部屋はあるかと聞くと なにやら中国語でブツブツ言っている
すると奥の部屋からミニスカをはいたオバハンがニヤニヤしながら出てきて
そこでようやく気づいた

そうか 売春宿か

30代後半くらいのミニスカおばはんは 遊んできなよー みたいなことを言ってる
いえいえけっこうですゴメンナサイとすぐに退散したが また戻って一応聞いてみた

すいません 一回いくらですか?

するとオバハンは 「40RM」 (¥1200)


安い!価格破壊発見


驚いていると「遊んでく?」と聞かれたので たぶん夜に来ます と答えておいた

(※ 最初 ターミネーターのモノマネして 無表情で
I'll be back.(また戻ってくるぜ)」と言ってみたが キョトーーーンとされた)


そしてそれからも 7、8件回ったが ぜんぶ売春宿
もちろんオバハンばっかりじゃなくて インドネシア人とか
若くてキレイな子もけっこういた

暗い空間に ピンクのネオンの灯りだけがあって いかにも娼婦!って感じのが
狭い部屋の中からニヤニヤしながら俺を見ている
うーーーーん 非常におもしろい
写真を撮りたかったが シャレにならなそうだったのでやめといた

まだいくつかHOTELの看板が出てるとこはあったが
これはもう全部ダメだろうと思い 仕方なく一番最初に見つけた「旅店」に行った

そこは中国人のじいさんがやってる普通の宿で 一泊25RMだった

すぐチェックインしシャワーを浴びて しばらくベッドで横になった
こんなに疲れた宿探しは初めてだ



















クアラルンプールまでもう少しだったが
あそこまで行くと 帰りたくなくなりそうだったので
旅はここまでにして 明日バスで帰ることにし
バスセンターまで行って 自転車をバスに積める事を確認し チケットを買った

バスは明日の午後12時半出発
3時半のバスもあったが あまりこの町に長居したくなかった


ガイドブックを見て この町で観光できそうなところを探したが何もない
しょうがないので興味はなかったが郷土博物館へ行ってみた

観光客もあまり多くはなさそうな町で いったい誰が訪れるんだと思ったが
案の定 館内はガラーンと静かで 奥の部屋などは電気が消えており
工事現場などで使う大きなビッグライト一個がついていただけで
しかもクモの巣まではっていた

外にはマレーシアの伝統的な高床式の木造家屋が展示してあった
あまり住みたいとは思わなかったが 飲み会したら楽しいだろうなと思った


























日も暮れたので 人が集まってそうなフードコートを探し
ラクサとポピアン(味付き大根などの具をクレープでくるんだような食べ物)を食べた
とても美味しく ニコニコしながら食べた





















宿に戻ったが することもなく かといって行くところもない

売春宿にいってセックスしないで女の子と会話しようかなと思ったが
そういう気持ち悪い偽善ぶった客は 日本の風俗にははたまにいたとしても
こちらでは前代未聞で 下手したら変に疑われて
やっかいな事になるだけだと思い行かなかった

とりあえずコンビニに行ってまたビールを買い
公園で蚊に刺されながら 一人でこの旅の反省をしたが
今となっては何を反省していたのか思い出せない

初めての自転車での旅で 一応 生きて帰ることが目標だったので
一人で変な場所に行ったり 危ない人に話しかけたりなどはタブーで
荷物の関係から小説なども持っていかなかったので夜はほんとうにヒマだった


宿に戻りシャワーを浴びてから しかたなく眠りについた


1 件のコメント:

  1. こんにちは。

    マレーシアのセレンバンの記事を拝見しました。

    僕も全く同じような流れで同じ宿(写真を見る限り一緒)に宿泊する流れになっておりました。勿論、このブログは最近知ったので全くの偶然です!ちなみに、僕は2018年の2月に行っております。

    やはりセレンバン、何もやること無いので旅人としては同じような流れになるのだなーと実感し、意味もなくメッセージを送らせて頂きました!よーヘイさんが行かれてから7年経っているようですが、7年後にも変な旅人が同じような流れで行き着いたと思って頂けたらと思います。

    返信不要です。
    ご活躍を願っております。

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