12月18日
朝はホテルの周辺を歩いてみたが、あまり店もなく、寺があったのでちょっと立ち寄った。
ホテルに帰ってレッスンをやり、朝飯は昨日買った果物を少し食べた。もう一泊したかったが、満室らしいので、違うホテルを予約して、昼前にチェックアウトし、そっちへ向かった。
Nha Da Landというホテルで、簡易小屋みたいな部屋だったが、バルコニーからは山が見えた。まだチェックインできないというので、洗濯物を木の枝にかけさせてもらった。アジア系のカップルが椅子に座っていて、彼らもチェックインの時間を待っているようだった。韓国人のカップルでとてもフレンドリーだった。
バイクで昼ご飯を食べに行き、ある小さな店でガパオを食べたが、とても美味しかった。それからまた土管温泉に行くと、さっきの韓国人の男性がいた。温泉に入りながら彼と話していると、今度は中国人の大きな若者が話しかけてきた。日本、韓国、中国と、それぞれの土管に浸かりながら話をした。中国人の彼はチェンマイ大学に通い始めて3週間で、日帰りでここに来たという。前に通っていたバンコクが恋しいと言っていた。彼は雲南省出身で、母語がそこの方言でタイ語とすごく似ているらしく、たしかに数字の数え方はほぼ同じだった。彼いわく雲南の人が日本人が嫌いだが、大学での彼の親友は日本人だとも言っていた。
韓国人の彼は、奥さんと二人でもう10カ月色々な国を旅行していて、もう数日でチェンマイに戻り、そして韓国に帰るのだそう。インド、ネパール、バリ、ベルリン、アムステルダムなど色々行ったらしい。韓国に帰ったら、住むところ、仕事を探して、新しい生活を始めるのだとか。
温泉を出てから濡れたトランクスに短パンをはき、また観光に出かけた。すごく高い木が並ぶ道を抜け、まずは山の上の修道院へ行った。500段の階段があると聞いていたが、下りも含めて500段で、たいしたことはなかった。しかも瞑想のための場所なので、たいした見るものはなかった。中国語で格言みたいなのを書いた札がいっぱいかかっていた。
それからチェンダオ洞窟へ行った。洞窟は意外と長かった。奥にはさらなる道があり、そこはガイドを雇わないといけないらしいが、誰も雇う人はおらず、ガイドさん達はとても暇そうだった。洞窟の外には池があり、池の魚にあげる餌を売っていたが、餌がキュウリでびっくりした。でも魚はよく食べていた。寺の売店には、色々な生姜や、植物、漢方などが売っていた。
帰りに粗末な店で麺料理を食べた。みんなが食べている土鍋のような麺をたのんだが、臓物やらがたくさん入っていて美味しかった。
3時過ぎにホテルに戻ってチェックインした。小屋は壁が超薄く、外の音は丸聞こえだった。ホテルのスタッフとおじさんが小屋の横でずっと話しておりうるさかった。
夜はちょっと離れたところまで行き、チャーハンを頼んだが、頼んでいない目玉焼きまでついてきて腹いっぱいになった。帰りにコンビニでラオカオを買った。二種類あったが、スタッフいわく、タイ人は35度のほうが好きだというので、そっちを買った。
ホテルに帰ると韓国人カップルが焚火をしていたので、酒を持っていって焚火にあたりながら少し話した。奥さんはチェジュ島出身らしい。とても人懐こい優しい夫婦だった。
小屋に帰って寝ようとしたが、電気を消してしばらくすると、北海道で初めて起こったパニックのフラッシュバックが起きて、やばかった。寒かったのと、小屋の狭さからと、一晩中ここで過ごすというプレッシャーが重なってなったと思われる。
お湯を飲んだりストレッチしたりしてなんとかしのいで寝ることができたが、明日は絶対にチェックアウトしようと思った。
12月19日
朝はチェンダオの朝市に行ってみた。たいしたものはなかったので、串やカオニャオだけ買った。帰りにワット・メーイートという寺に行ってみたが、ちょっと地獄寺的なオブジェや、大きな金のモンク像、あとは山も見えるし、糸で作ったクラフトみたいなものもすごく可愛くて、センスのいい寺だなと思った。
一度ホテルに帰ってから、また温泉に行った。バイクで走っているときはものすごく寒かったが、朝は人が少なくてゆっくりと入れた。帰って荷物をまとめていると、ちょうど韓国人夫婦が小屋の前を通ったので、別れの挨拶をした。
11時半ころにチェックアウトし、昼飯を食いに行った。古いお店で、座敷があったのでそこで座って食べた。ガイヤーンとタム・プラーラーを頼んだが、とても美味しかった。今までで一番かも。それから1時間ほど走って、Fangに着いた。泊まったのはFang Villa Hotelというところで、部屋は広いし、窓もテレビもあるし、かなり好みの部屋だった。
荷物を置いてバイクで市場に行って、パパイヤを一個と、スイートポテトを揚げたやつを買った。それからカフェに行ったが、コーヒーマシーンが壊れていたので、しかたなく冷たいココアを頼んで、さっき買った揚げボールを食べた。帰り道で、道端に警官が立っていたが止められなかった。
夜は近くのロータスのナイトマーケットのような所に行ってみたが、店はちょっとしかやっていなかった。串を2本だけ買って帰り、ホテルに帰って食べた。
12月20日
朝は阿華麺店という店で、バミー・ナムプリックオーンを食べた。期待どおりとても美味しかった。それから大きい通りをずっと北に歩いて行った。すごく暗い市場があって、客もぜんぜんいなかったが、なんか惹きつけられた。1時間くらい歩き、昨日の市場に戻ってきて、ココナッツを1個買って帰った。
ホテルでココナッツを飲みパパイヤを食べ、11時頃にチェックアウトして、メーサローンへ向かった。途中でカートルアンローイチャイラックという、山岳民族がお土産を売っている休憩所みたいなところがあったので、立ち寄って昼ご飯を食べた。また豚肉ののった雲南麺を食べたが、これも美味しかった。
また走り出すと、山がたくさん見えてきて、まるで北海道のような風景で懐かしくなった。どんどん山を登っていったが、道路のアスファルトが割れているところがたくさんあって少し危なかった。2時近くにやっとメーサロンのビンテージ・ホテルというところに着いた。
フロントのおばさんは中国語が話せた。部屋は大きくてNetflixなども見れたが、とにかく寒かった。1階は洗車場で、その音が少しうるさかった。ホテルの近くを散歩してみたが、中国っぽい壁画がたくさんあった。近くの小さいカフェでロールケーキ、エッグタルトとホット・ミルクを飲んだ。白人の爺さんが来て、話しかけてきてブツブツ言っていた。バイクを運転してきたというが、この高齢で運転大丈夫かと心配になった。
夕方からレッスンがいくつかあったので、全部終わるとすっかり暗くなっていた。バイクでレストランを探して走ったが、寒くて歯がガチガチ鳴って止まらなかった。やっと見つけた四海というレストランでチャーハンを食べたが、めちゃめちゃ美味かった。やはり中華系のチャーハンが一番うまい。食べたのでいくらか身体が暖まり、また頑張って帰った。
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