2017/07/01

初めての週末滞在

今日は初めてここマレーシアの家で週末を過ごす。今までは毎週末シンガポールに帰り金土日と忙しく仕事をしていた。本当は先週末、もうすでに休もうと思っていたのだが、なぜか生徒達がみんなヤル気満々で、来週末も帰って来ますよねー レッスンしたいなー なんて言うもんだからしかたなく帰ったのに2つもドタキャンされて、嗚呼信じた俺がバカだった。この仕事は自分がやりたい時にフラッとやるくらいがちょうどいい。もちろんその分収入は減るが、その程度の仕事なのだ。金がどうしても欲しいならフルタイムの仕事をすればいいだけの事。

先週はラマダン(断食)が終わったところで、マレー系の店が全部閉まったり、お隣さん(インドネシア人)の家に友達らしき人達が毎日訪れでワイワイやっていた。しかしシンガポールのように街中を飾り立ててるわけでもなし、ステージが組まれて音楽ライブが始まるというようなものは見なかった。そう、これでいいのだ。アッラーはそんな事すれとは言ってないし、キリストもクリスマスにケーキを食えとも言ってないし、ブッダもお経を書けとも私を崇めよとも言っていない。

世界中のいわゆる”先進国”では、そういった宗教やら伝統やらを名目にした販売促進的行事がビジネスとして行われ、それが環境破壊を推し進める、嗚呼そういうのすごくイヤ。
そんなしょーもない事はなかなか起こらない、非常に質素なマレーシアの田舎。一つだけ気になるのは車とスクーターにみんな頼り過ぎ。どうせおまえらたいした距離じゃないんだろ、そんならチャリか歩きでいいじゃないかと言いたくなる。しかしこれは元はと言えば、自動車やスクーターを戦略的に販売し普及させた日本の自動車会社とマレーシアの政府が悪い。あの太ったおばちゃんや、育ちの悪そうな兄ちゃん達は何も悪くない。むしろ被害者だよ。
まぁそんな事はどうでもよく、じゃあ今日は何をして過ごそうかなというのが一番の問題だ。携帯を盗まれてから、あまり自転車で無意味にフラッと出かける事もなくなったので、大概キッチンで料理をしているか、裏庭で筋トレしたりハンモックに揺られたりしているかだ。そして夜は10時には寝て、朝はできれば7時前には起きて太陽がカンカンになる前に市場で料理の材料を買って帰りたい。
昨日は午後にハンモックでうとうとしていたら、ハチドリが2匹やってきて、バックヤードをチョロチョロしていた。それを見ながら私は言い表し用のない安心感というかやすらぎのようなものに包まれた。と同時に、この生活が果たしていつまで続くのだろうという、疑問のようなものも最近よく感じる。けして不安や心配ではないのだが、単純にいつまで続くのだろうかという事が気になる。これは私が決めれるような事ではなく、外因に左右されるのだろう。要は神のみぞ知るところ。

という事で今日もできるだけ悪い事をせずに、地球に存在させていただいている生命体の一つでございますという謙虚な心で、ハンモックに揺られよう。

ヒマだぞ







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