新・ヨウヘイズム

あと一週間で日本は選挙。

わたしは言わずと知れた山本太郎フェチですが
今回、山本太郎に新しい味方ができたらしい。

その名も、三宅洋平。

最初彼のことを知ったとき
なんだこの胡散臭い奴は。まぁ名前だけは最高にイカしてるけどよ。
と思ったが、この人がまた山本太郎氏に負けず劣らずの良い男でしょ。

まず洋平という名前、そして７８年生まれ、そしてヒゲに濃い顔。
この時点でなぜか他人とは思えない親近感を感じる。

そして彼の演説などをYouTubeで聞いていると
とても面白くて、共感できる事をたくさん言っていた。

たとえば「みんなが僕を応援してるんじゃなくて、僕がみんなを応援してるんだ！」
とかなんとか。
たしかに、しっかりしなきゃいけないのは彼じゃなくて国民だよね。
応援だけして、さあなにやってくれるのかって期待してるうちは
政治家がどんな政策を実行しても、その人が本当に満足することはないべさやね。

あと「とことん話し合ったら、お互いちょっと好きになる」とか。
太郎先輩もそうだけど、敵も味方もなくて、みんなでちゃんと話し合って
みんなにとってベストな答えを探そうぜって言ってるべ。
みんなにとってベストな、そんな都合のいい答えはないなんて言うんなら
せめていい中間の妥協点を探して、それをちゃんと守ればいいんだよ。
別にそんな難しいことじゃなくて、冷静さと忍耐と少しの思いやりがあれば簡単だべや。
それができないって奴はどれかが欠けてるんだよ。たいてい３つとも欠けてるね。

まぁこうやってこの三宅洋平氏を、わたしも支持したいと思っているんですが
ほんとはミュージシャンなんて好きじゃないんです。
イェー！とか、ヒューヒュー！ドンドン！とか、盛り上がるやつね。
まぁミュージシャンというよりも、観客でしょうか。
無理矢理勝手に興奮して盛り上がって、でもそのあとすぐ冷める奴。
そんな奴は自分勝手な奴が多いよね。弱い奴が多いよね。

だから音楽もいいんだけど、それに固執することなく
音楽家以前に一人の熱い男として、思うままに思い切り活動してほしいべさ。

まず言ってることがすごくまともだと思います。
こういう事をハキハキ言える小学校の生徒会長とかたまにいると思いますが
大学出るあたりには、たいてい心もすさみきってるし
たとえ思っていたところで、口に出して大きい声では言えませんよね。

日本にも世界中にもたっくさんこういうまともな人がいると思うので
この人が例えば当選してもっと発言権を得られれば、他の人も
表に出るチャンスがどんどん増えてくると思う。

いいよね。世界から戦争とかなくせるでしょって本当に思ってる人。
まずは思わなきゃ絶対に実現しないわけだから、この人はいいよね。
世の中から悲しいことはなくならない。それは私だってわかる。
でも世の中には起こらなくてもいい悲しいことが溢れている。
苦しまなくていいことを苦しみながら、みんな生きている。
みんなっつっても、裕福な先進国に限られるかもね。
あまり裕福ではない国の素朴な人たちは、悲しむべきことだけを悲しんで生きている。

話しがそれたが、選挙までに時間があれば
この人の言ってること、とても面白いし、萌えるので聞いてみればいいっしょや。

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