食べ物のはなし

今回も安いエアーアジアで日本に帰ったので
シンガポールを出て、クアラルンプールで乗り換えて羽田に着くまでに
乗り継ぎの待ち時間も合わせて、１２時間近くかかった。
飛行機内や、空港内で売られている食べ物は、値がはるうえに
たいして美味しくもないので、家でサンドイッチとマカロニサラダを作って行った。

わりと軽い気持ちだったのだが、材料を買いすぎたのか
作り終わってみたら、総重量が２kgもあった。
味は悪くなかったのだが、飛行機の中、空港
東京のホテルに着いてからもそれを食べるはめになった。



東京では浅草に住んでる友達の家に遊びに行き
みんなで近所のお好み焼き屋に行った。
さすが下町らしく、とても歴史を感じるボロくて渋いお好み焼き屋で
おばあちゃんが一人できりもりしていた。

値段もとっても安く、イカたまとか、豚たまとかたった４００円。
ビールは瓶ビールで、勝手に冷蔵庫から出して飲むというシステム。
夜９時くらいになっても、制服を着た地元の女子高生とか
１０人くらいの近所の大家族などがワイワイ楽しくやっていた。



ここ一年シンガポールでパンばかり食べてたので、かなりのパン好きになってしまった。
なので日本でも多くのパン屋に入ったが、やはり日本のパンは圧倒的に美味しい。
まず見た目からして、すんごく美味しそうで
いつも入り口でうれしい悲鳴をあげてしまった。
外はカリカリ、中はふっくらで、スタッフもたいてい礼儀正しくて良い笑顔だし。
それに比べてシンガポールのパン屋はほんとにあのクソタレ共。いや、言うまい。
今なら毎日パンと牛乳と少しのチーズみたいな、キリストの弟子みたいな
そんな生活もできるかもしれない。



毎回帰省するときに、私も奥さんも一番楽しみにしてるのが北海道の回転寿司。
今回は３回行った。クリッパーと、トリトンと、花まるだったかな。
ほんとネタは大きいし、新鮮だし、お茶もガリも美味しいし。
でもけっこう小食なので、１回にだいたい４皿くらいしか食べられない。
うちの母さんは「いももち」が大好きで、一人で３皿もいももち食べて
奥さんが「ママ、グレイト！」と驚いていた。

意外にも大阪にも寿司屋が多くて、というか多いどころの話じゃなく
街中寿司屋だらけって感じだった。立ち食い寿司屋ってのもけっこうあったし。
でも北海道で満足したので店には入らなかった。

大阪では、串カツ、お好み焼き、たこ焼きを一通り食べてみた。
串カツはまぁまぁ、お好み焼きは申し訳ないが美味しくなかった。
というか柔らかくて好みじゃない。しかも焼かせてくれず、調理したものを出された。
タコ焼きは１０年ぶりくらいに食べたけど、やっぱり美味しい。
でもやっぱり粉ものだけじゃ飽きるし、栄養がとれないね。
ちょっとみんな不健康そうだったもの。失礼かしら。



地元のむかわ町のパン屋で、友達が働いてて、そこでピザ焼いてるんだけど
そのピザがほんと美味しかった。
日本のピザって、デブまっしぐらって感じだから、いままでけっこう敬遠してたんだけど
トマトはもちろんのこと、山芋とかキノコとか素材がすごくシンプルで
生地も米粉で作っててほんと美味しくて健康的。うちの奥さんも大絶賛。
むかわ町に行ったらぜひ寄ってみてください。もしマズかったら全額返品だ！

むかわ夢風船