2016/06/24

一億総白痴

もうすぐ参院選挙だが、シンガポールではもう投票ができる。今日行こうと思っていたがなにせ天気が悪い。最近は毎日雨が降っている。シンガポール人の日本語レッスンの生徒に、最近毎日雨が降っていますね これは新しい雨期なんじゃないですか?と聞くとだいたい、先生、シンガポールの雨期は12月です。もう終わりました。とか返事しやがる。だから新しい雨期かっつってんだろうがこの白痴が。そうかもしれませんねくらい言えんのかね、とも思うが「〜かもしれません」をまだ教えてないので言えないのだろう。

選挙が近づくとイライラしてくる。日本のバカさ加減を直視しなければいけないからだ。シンガポールも白痴だが日本はそれ以上のような気がしてきた最近。マインドコントロールもここに極まれりという感じだ。インテリ風にしてるからこいつ口に出さないだけで、色々わかってるんだろうなと思ってた人達も、結局は本当に何も知らないし考える気もないただのおパンピーであった。

一応Facebookなどでみんな選挙ちゃんと行こうよ的な事も書いたので、もうオレが日本のため、はたまた自分自身のためにできる事はもうない。もうどうでもいい。選挙も自分が応援してる人が勝とうが負けようが、オレには関係ないような気がする。あとは野となれ山となれだ。

日本人はいつからこんなバカになったのかと真面目に考えたとき、いや最初からバカだったんじゃないか、とも思いそうになるが少なくとも江戸時代あたりは、今と比べるとかなり良き時代と呼べるものだったんじゃないかなと思う。人々は祖先から知恵を受け継ぎ、色々相違工夫しながら、いかに楽に生きれるかという事を追求していたように思う。

しかしそのあとの俗に言う明治維新というクーデターで、立派な侍達や良き日本人がたくさん死んでしまい、欧米諸国に乗っ取られ、太平洋戦争でも愛国心溢れる若者達がたくさん死に、また欧米諸国に乗っ取られ、今残っているのは私も含めて残りカスみたいな日本人しか残っていないのだろう。おまけに今は在日韓国人もたくさん混じっているから、もう誰を本当の日本人とするかなんて誰にもわかりやしない。

この先どうなるのか不安でもあるが、ちょっとワクワクもしている。思えば 3.11以前は、私の人生は本当につまらなかった。ものすごい不謹慎だが、たしかにあの当時ヒマでヒマで、大地震でもこねーかなと思っていたような気がする。そしてほんとに大災害が日本に来てしまい、そのあとで自分の中で何かが変わり、眼に見えるものも少しづつ変わって見えるようになってきた。そして今、本当の世界がどのような物なのかも、少しづつわかってきた。そしてもっと知りたいと思う。死んだらどうなるのかも、自分が何者なのかも、なぜこの世に生まれて来たのかも知りたい。

今度実家に帰ったらもう一度「寄生獣」を読み返してみよう。今は人間というバカまる出しの生き物が大っ嫌いになったので、もしかしたら今度は寄生獣側に立って読んでしまうかもしれない。それも面白い。

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