2013/12/09

はじめのイポー

タイの日記もまだ完結していないですが
先週4日間ほど、奥さんとマレーシアのイポーという街に旅行に行ってきました。

イポーはマレーシアの真ん中よりもやや北のほうにある、山々に囲まれた街で、人口は50万人とマレーシアの中では3番目に大きい街だそうです。

シンガポールからは飛行機も出ているんですが、そんな贅沢なものは乗らず、いつもの冷蔵庫のように寒い深夜バスに10時間乗っていきました。

ホテルはいつもよりもちょっと贅沢に、Tune hotelという、ビジネス・ホテルに泊まっちゃったりなんかしちゃったりしたんですが、エアコンもいらん、テレビもいらん、タオルもいらんと、オプションを全部断ったら、一泊1500円くらいで泊まれました。奥さんは最後の最後に、どうしてもネットがしたいと言って500円払って、Wifiのパスワードを教えてもらってましたが、ほんとうにあのアマはネット依存症で困ります。

イポーで何が有名かというと、食べ物が美味しいということと、洞窟寺院が多いということです。それくらいしかないので、観光客はさほどいませんでしたし、欧米人は数えるほどしか見ませんでした。

というわけでとにかく毎日貪欲に色々な物を食べました。と言っても、ここも中国系が人口のほとんどを占める街なので、シンガポールと似たような中華料理がほとんどでした。それでも味付けがちょっと違っていて、旅行に来ているせいもあり、シンガポールのよりも美味しく感じました。とくに「もやし炒め」が有名で、このもやしが太く食べ応えがあり、とても美味しかったです。

もう一つの名物の、洞窟寺院にも幾つか行きましたが、これもなかなか広くて見応えがありました。街の周りにとにかく断崖絶壁のような岩山がたくさんあるので、そこに我先にと寺院を建てていったような感じがします。ホテルの裏にも岩山があったので、ブラッと行ってみたのですが、ガイドブックにも載ってないような小さい仏教寺院があったり、その横には俺たちだって負けてたまるかと、インド系のヒンドゥー寺院が建設されていたり、さらにその横にも手作り感たっぷりの掘っ建て小屋みたいな、これまた自称ヒンドゥー寺院があったりと、とにかく洞窟寺だらけでした。

あとイポーの特徴といえば、広東系の中国人が多い。そしてとても親切。横断歩道が全然ないが交通量は多い。娼婦がけっこういる。野良犬がおとなしくて吠えない。これくらいでしょうか。

そしてホテルの最終日の夜に、スーパーで買った安いウォッカを150mlくらい飲んだんですが、その夜中に目が覚めて苦しくてゲロを吐いてしまい、まさか飲み過ぎたのかなと思ったのですが、次の日の朝になって、どうも二日酔いの症状とは違い、腹痛に下痢に吐き気が常にあるという食当たりの症状が出て来ました。といってもいつもと同じものしか食べていなかったので、もしかしたらあの安いウォッカになにか危険な成分が含まれていたのかもしれません。

本当に虫の息といった状態で歩くのもやっとだったんですが、夜のバスまで時間を潰さなければいけなかったので、気合いで最後の観光をしましたが、重い物は全部奥さんに持ってもらいました。あとどうしても我慢できなくて、岩山の陰で野グソをしました。そして落ち葉で隠しました。帰りのバスの中ではさすがに漏らしたくなかったので、夕方からは水も食べ物も一切摂取せず、なんとか無事にシンガポールまで帰ってきました。帰ってきてからはすぐに回復しましたが、もう当分酒は飲みたくありません。みなさんも途上国で安酒を飲むのはやめましょう。インドなどでは危険な密造酒でけっこう人も死んでいますしね。

ということで、ティッシュは常に持ち歩きましょう。






















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