2012/11/04

カボチャの語源はカンボジア


先月末から一週間ほど、奥さんと二人でカンボジアに行ってきました。

カンボジアといえば、世界文化遺産のアンコールワット遺跡です。
せっかくなので行ってみようと思っていたのですが、出発前日から奥さんは風邪気味で
それが首都プノンペンに着いてから悪化してしまい、最後まで風邪は完治せず
プノンペンから移動する事ができなく、アンコールワットには行けませんでした。

かわいそうに奥さんは、最初の2日間だけ軽くプノンペン観光をしただけで
あとはずっとゲストハウスのベッドで、ナショナルジオグラフィックチャンネルを見て
早くシンガポールに帰りたいと泣きべそかいていました。

しかし私は元気満々だったので、自転車をレンタルして
4日間プノンペンの街を走り回り、観光というか、ただひたすら
朝から晩まで自転車をこいでました。

あとはひたすら食べて、飲んで、ゲーセン行って、ジョギングしてとか
そんな感じでしたが、意外と楽しかったです。
それも全て、プノンペンの人達が本当に優しくて誠実だったからだと思います。
前回タイのサムイ島に行ったときに、守銭奴島民に無下に扱われたり
外国人価格などというものでぼったくられ、心に浅い傷を負ったのですが
今回プノンペンの人達がそれを癒してくれました。

もちろん畑の肥やしにもならん屁みたいな野郎も少しいたのですが
大半の人は、ほんとうに親切で、首都に住んでる人がこんなにすれてないんだったら
地方に住んでる人はさらに優しいのかと、ちょっと寒イボが立ちました。

まぁそうはいっても貧困問題は、けっこう深刻そうで
学校に行けない子供なども、まだまだたくさんいそうでした。

また今回の旅行で、ポル・ポト政権時代の大虐殺に関して色々知る事ができましたが
あの出来事は本当にかわいそうで、思い出す度に胸がしめつけられるんですが
しかしなぜか逆に、生きる力やエネルギーみたいなものも沸いてきました。
自分は、足かせも手錠もかけられていない。どこにでも行けるし、なんだってできると。

何もない街だったけど、またいつか行きたいと思います。

アンコールワットはもういいです。




写真1:飛行機から見たカンボジア。ほとんど水田。
写真2:機内で鼻ばかりかんでいる奥さん。
写真3:市場内のスイーツ屋。真ん中にはまさかの生卵。
写真4:完璧な姿勢でガイドブックを読む旅行者。
写真5:ココナッツミルクと寒天のスイーツ。うまい。
写真6:ビールをおごってくれた宴会中のオジサンたち。
写真7:日本の援助で建てられた「日本/カンボジア友好橋」
写真8:遊園地にいた謎のキャラクター。
写真9:スタジアムでエアロビクスを楽しむ人達。BGMは中島みゆきの「ルージュ」テクノver....
写真10:東南アジアの路地裏によくある風景。
写真11:歯抜けマッドサイエンティスト。












2 件のコメント:

  1. 奥さんの気持ちを逆なでする様な表情をしているとはちっとも思っていない文章ですね。
    さすが洋平くんです

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  2. うちの奥さんの心は 東シナ海よりも広く 山西省のイナゴよりもおびただしいので大丈夫だよ

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