2012/11/28
朋友来星
先週から6日間、北海道の友だちが、一人でシンガポールに遊びに来てくれた。
3年間同じクラスで学び、学校を卒業してからも、よくツルんでいた悪い友だちだ。
わたしが20代前半にやった悪事は、だいたい彼と一緒にやった。
そんな友だちとの10年以上ぶりの再会だったので、積もる話もたくさんあり
毎晩遅くまで二人でビールを飲んで話をした。
わたしはこっちではあまり人と話す機会がなく、いつも非常に無口なので
年々口数が減って、無口で無愛想な男に変わってしまったと思っていたが
彼との会話はとても楽しく、ずっとしゃべりながら二人で観光をした。
ここ3年間でシンガポールで話した量よりも
この6日間で彼と話した量の方がきっと多かっただろう。
普段一人ではできなかった事も、二人でやると意外と簡単にできるもので
謎のホステスの群れを追っかけたり、ディスコに潜入したり、娼婦に声かけてみたり
二人ともタバコなんて吸わないのに、水タバコを2時間近く吸ったりした。
今日からまた少し静かな日々が始まるが、それもまたいいだろう。
この日々のおかげで、友だちがいかに素晴らしいかがよくわかる。
明日もこの調子でいこう。
2012/11/22
ヒッキー
シンガポールは雨期だ。
毎日雨が降っている。激しい雨だ。
とてもいい天気に見えても1時間後はどうなってるかわからない。
そんな天気じゃどこかに遊びに行こうという気もおきない。
さらにもう11月末なので、この時期は飛行機のチケットも比較的高く
旅行にいく気もおきない。
それでついつい家にこもりがちになり
家の中で映画かドラマでも見ているうちに夕方になってしまう。
いかん。
いかんぞ。
ここから抜け出さなくては。
2012/11/09
フードバトル
きのう奥さんのお母さんの誕生日だったらしく
家族みんなでレストランに行って晩飯を食べた。
予約していたらしいタイレストランの予約が取れておらず
慌ただしく違うレストランを探し、お父さんが中華系の料理しか食べられないらしく
否応なく中華料理のレストランに入り、あとからどんどん奥さんの兄弟家族が集まり
子供がきて赤ちゃんがきて、イスが足りず飲み物も皿も足りず
しかしイスに座った人からどんどん料理を注文し
乾杯もなにもなく、テーブルにきた料理に片っ端からみんなで箸をのばし食うわ食うわ。
まるでテレビでよくある大家族の子供が、早いもの勝ちだと我れ先にと
食べ物を奪いあうようなそんな勢いでみんな黙々と食べる。
誰もビールも飲まず、白飯も食わず、ただこってりとした肉料理をひたすら食べる。
こっちにきた最初の頃は、ハンパに日本人ぶって、ちょっと躊躇していたが
今は日本人である必要も、彼らに気をつかう必要も全くないとわかったので
とにかく目の前にある物をたいらげる事に集中した。
しかも私は奥さんの家族の言葉である広東語が全くわからないので
誰かと話す必要も、会話を聴く必要もない。
食べたいものを注文し、なにも気にせずただ食べる。
非常にシンプルで野性味溢れる晩餐であった。
しかしこういうのは年に一度だけで充分だろう。
月一で食べたとしても、けっこう健康のことが心配になるくらいの
コレステロールの塊のような料理だった。
今週末はたくさん走って汗をかこう。
2012/11/04
カボチャの語源はカンボジア
先月末から一週間ほど、奥さんと二人でカンボジアに行ってきました。
カンボジアといえば、世界文化遺産のアンコールワット遺跡です。
せっかくなので行ってみようと思っていたのですが、出発前日から奥さんは風邪気味で
それが首都プノンペンに着いてから悪化してしまい、最後まで風邪は完治せず
プノンペンから移動する事ができなく、アンコールワットには行けませんでした。
かわいそうに奥さんは、最初の2日間だけ軽くプノンペン観光をしただけで
あとはずっとゲストハウスのベッドで、ナショナルジオグラフィックチャンネルを見て
早くシンガポールに帰りたいと泣きべそかいていました。
しかし私は元気満々だったので、自転車をレンタルして
4日間プノンペンの街を走り回り、観光というか、ただひたすら
朝から晩まで自転車をこいでました。
あとはひたすら食べて、飲んで、ゲーセン行って、ジョギングしてとか
そんな感じでしたが、意外と楽しかったです。
それも全て、プノンペンの人達が本当に優しくて誠実だったからだと思います。
前回タイのサムイ島に行ったときに、守銭奴島民に無下に扱われたり
外国人価格などというものでぼったくられ、心に浅い傷を負ったのですが
今回プノンペンの人達がそれを癒してくれました。
もちろん畑の肥やしにもならん屁みたいな野郎も少しいたのですが
大半の人は、ほんとうに親切で、首都に住んでる人がこんなにすれてないんだったら
地方に住んでる人はさらに優しいのかと、ちょっと寒イボが立ちました。
まぁそうはいっても貧困問題は、けっこう深刻そうで
学校に行けない子供なども、まだまだたくさんいそうでした。
また今回の旅行で、ポル・ポト政権時代の大虐殺に関して色々知る事ができましたが
あの出来事は本当にかわいそうで、思い出す度に胸がしめつけられるんですが
しかしなぜか逆に、生きる力やエネルギーみたいなものも沸いてきました。
自分は、足かせも手錠もかけられていない。どこにでも行けるし、なんだってできると。
何もない街だったけど、またいつか行きたいと思います。
アンコールワットはもういいです。
写真1:飛行機から見たカンボジア。ほとんど水田。
写真2:機内で鼻ばかりかんでいる奥さん。
写真3:市場内のスイーツ屋。真ん中にはまさかの生卵。
写真4:完璧な姿勢でガイドブックを読む旅行者。
写真5:ココナッツミルクと寒天のスイーツ。うまい。
写真6:ビールをおごってくれた宴会中のオジサンたち。
写真7:日本の援助で建てられた「日本/カンボジア友好橋」
写真8:遊園地にいた謎のキャラクター。
写真9:スタジアムでエアロビクスを楽しむ人達。BGMは中島みゆきの「ルージュ」テクノver....
写真10:東南アジアの路地裏によくある風景。
写真11:歯抜けマッドサイエンティスト。
2012/11/03
ソトコト「若い農家が日本を変える」
月刊ソトコト12月号の、特集「若い農家が日本を変える」で
イラストを描かせてもらいました。
農家は私の一番尊敬する職業です。
あの方々がいなかったら、私ら生きていけませんからね。
( ※2番目は清掃員さん)
ソトコトはお近くのコンビニにも、置いてあると思いますので
ぜひ手に取って、日本を変える若い農家の方々の記事を読んでみてください。
イラストを描かせてもらいました。
農家は私の一番尊敬する職業です。
あの方々がいなかったら、私ら生きていけませんからね。
( ※2番目は清掃員さん)
ソトコトはお近くのコンビニにも、置いてあると思いますので
ぜひ手に取って、日本を変える若い農家の方々の記事を読んでみてください。
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