2月14日(火)
朝ごはんは何を食べたか忘れた。9時から1時間半の日本語のレッスン。
ホテルのカウンターでもう一泊したい旨を伝えたあと、ホテルの前のデパートに両替に行く。最初の店でシンガポールドルは扱ってないと言われ絶句。ここはバングラデシュなどの労働者のための両替所なのだなと思って去ろうとするが、試しにもう一つ行ってみると、普通にしてくれた。しかも今日のレートは3.24と悪くなかった。とりあえず100ドルだけ両替した。
それから近くのバス停からバスに乗って旧クアラルンプール駅の近くで降りる。
降りて辺鄙なところをしばらく歩く。駅とKTMのビルがとても立派で威厳があった。
国立モスクの前を通り過ぎ、イスラム美術館に着く。二回目の来館。
入場料は14RM。最初は静かだったが、途中から中学生っぽい若者たちがちらほら。館内は展示物の保存のためかとても寒い。最初は館内を動画に撮ろうと思ったが、とても広いのであきらめる。展示はあいかわらず素晴らしく再び感動した。
かなり長くいたらしく、美術館を出る頃には午後4時くらいになっており、雲行きも怪しい。出て数分で雨が降ってきた。しかもどんどん激しくなる。
バスで帰ろうと思い、大雨の中バス停でじっと待つ。やっとバスが来たので手を挙げるが素通りされる。しばし憤慨したが、しばらくしてここが正規のバス停ではないことに気づき、そこから数分歩き本当のバス停に着く。色々バスがくるが目当てのバスが来ない。しかし、どのバスに乗ってもチャイナタウンには着くことがわかり、次のやつに乗る。色々間違いをかましたが、慣れない所ではこういう事はつきものだと割り切る。けっこう濡れたが、着込んでいるので寒くはない。
チャイナタウンに着きホテルにもどりしばし休憩。
夜はチャイナタウンのある店で、黒いドライバクテーを食べる。23RMと高いが、もちろん作り立てで肉もたくさん入っていた。
食べ終わり、数日前に訪ねたおしゃれビルを少し除く。一番上の階に大きな本屋があったが、品ぞろえはあまりピンとこない。英語版の子供の教科書が多い感じ。しかし大きな場所を惜しみなく使い面白い場所だなと思った。
昨日と同じフードコートでまたギネスの小瓶を一本飲み、帰って寝る。
2月15日(水)
朝は有名な漢記という露店でお粥を食べる。たしかに滑らかだが、食べたかったのはこういう上品なお粥ではなくちょっとがっかり。
出かける準備をし、ホテルのカウンターでチェックアウトして、荷物を置かせてもらう。MRTに乗ってミュージアム・ネガラ駅で降りる。チャイナタウンの一つ隣。
国立博物館の前にはすでに人がいる。イスラム美術館よりも人気があるみたいだ。
チケット売り場には、韓国人の家族がいてトロトロやっている。入場料は5RMととても安い。入場してすぐに屋外のトイレに行く。さきほどの韓国人の家族のお母さんが間違って男子トイレに入ろうとしていた。間違ったことに気づき、口に手をあてて上品に照れていた。韓国人らしいなと思った。少し松野明美に似ていた。
博物館は2階建てで、4つの展示室に分かれている。シンガポールの国立博物館に少し似ているなと思った。
見ながらドライフルーツをこっそり食べる。途中から小学生の高学年くらいのとても大勢の団体がやってきて、大声で騒ぎながら展示室を走り回る。みんなふざけてるわけではなく、なにか紙を手に持って、特定の展示物を探してチェックしているような感じ。うるさいと言えばうるさいが、微笑ましいと言えば微笑ましい。ヒジャブを被った女の子が英語で何か質問してきて、少し受け答えしてあげる。
博物館を出てまたMRTでチャイナタウンに帰り、ホテルに荷物を取りに行き、また歩いてマスジッド・ジャメ駅の新しいホテル、1000miles Hotelに向かう。
途中で古本屋を見つけ、店のおばあちゃんになにげなく日本語の本はあるかと聞くと、二階に連れて行かれる。たぶんこの店には前にも来たことがあると思う。一冊ずつ丁重にプラスチックのカバーがかけてある。日本の本は、とても古いのが20冊くらいあり、値段も全然安くないので、最初は買わないと思ったが、おばあちゃんが感じの良い人だったので、将棋士の本を一冊買った。半額セールということで、50RMが25RMだった。
午後1時頃ホテルに着くと、カウンターにるマレー系のおばさんが、私の部屋はもう準備ができてるから入っていいよと言ってくれた。KLはこのようなサービスが流行っているのか。無人の宿もぜんぜんないし、マラッカとは違う。
部屋はとても広くてキレイで、Wifiの速度も異常に速く、テンションが上がった。
少し休んでから、近くのバス停に行きバスを待った。これまた待てども待てどもバスが来なかったが、どれに乗ってもいい事にやっと気がついた。KLのバスの仕組みがよくわからない。
バスはとても快適で、けっこう早く目的地のChow Kitに着いた。炎天下に目当ての古着屋まで歩いたが、店はあまりたいしたことなく、下町の散策をつづけた。Chow Kitは怪しいけれど面白いところで、チャイナタウンとはまた違った趣がある。また新しい古着屋を見つけ、ちょっといいTシャツがあったので、2枚買った。店の人がマレー語を話せるなんてすごいと褒めてくれた。下町はやはり肌に合う。
またしばらく歩いてからバスに乗って帰る。帰りにクアラルンプールの由来でもある、クラン川とゴンパック川の「泥の河の合流地点」に行ってみた。とてもいい景色だった。日陰にもなっているしとても落ち着く。
ホテルに戻って、買った古着のTシャツなどを洗面所で手洗いして干した。
少し早かったが6時前に、Ahyuホテルの隣のPapadomというインド料理のレストランに行って、ターリーを食べた。ベジだけの基本のターリーが8.5RM。それにマトンのドライカレーをつけて24RMだった。そんなに多そうには見えなかったが、とてもおなかいっぱいになった。
夜はチャイナタウンに夜の散策に行き、8時頃に無事散策を終え、コンビニでまたギネスの小缶を一本買って、飲みながら帰った。
夜は興奮しすぎたのか全然寝られず、朝5時近くまで起きていた。
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