2023/02/25

2023年2月 クアラルンプール 7、8日目

 2月16日(木)

7時半に目覚ましで起きたが、レッスンを朝8時半にしたせいで、時間がぜんぜんなく、全く乾いてないTシャツを屋上に持っていってイスの上に干し、近くのママックショップでロティチャナイを急いで食べたが、あまり美味しくなかった。またすぐにホテルに戻りレッスン。

レッスンが終わってから屋上に上がってみると、Tシャツはほとんど乾いていた。本当はレッスンが終わったらすぐにバトゥ洞窟に行く予定だったが、寝不足でなんとなく行く気にならず部屋でしばし休む。

12時前にやっと重い腰を上げ出かける。まずは近くで昼ごはんにナシチャンプルを食べた。魚の揚げ物は美味しかったが、微妙にごはんが余ってしまい。チリをかじりながら残りのごはんを平らげる。

炎天下の中、バトゥ洞窟に行くため、歩いてBank Negara駅に行く。Google Mapがあと15分でバトゥ洞窟行きのKTMが来るというので、急いで行ったが、ホームについて待てども待てども電車は来ない。

もう一度調べると、それは間違った情報で、なんとなく腹が立ち、これは帰りも大変そうだなと思ったので、急遽行くのはやめて駅を出る。

Masjid Jamek駅に行こうとLRTに乗ろうとしたが、なぜかそっちには行かないと言われ、駅を出るとMasjid Jamek駅行きの無料バスがあったのでそれに乗る。

Masjid Jamek駅からLRTでAmpang Park駅まで行き、Ilham Galleryで東南アジアの作家達の展示を見る。そこそこ面白かった。またLRTの乗ってホテルまで帰る。

どうしてもコーヒーが飲みたかったので、ホテルの前のLOKLカフェに行くが、閉店の雰囲気が漂い、席も限られている。飲みたかったコーヒーもなく、しかたなくローカルコーヒーとチーズケーキを頼む。味はまぁまぁ。

チーズケーキは全部食べ切れず、持っていたプラスチックの袋に詰め込んだ。4時過ぎにホテルに帰る。


午後6時にチャイナタウンにAiweiに会いに行く。途中でまた同じ両替屋で100ドル両替する。レートは前回よりも高く3.26だった。

指定された廃墟のようなビルの4階に登ると、Aiwei、Kentと、そのカフェのオーナー(管理人?)もいた。屋上があってとても気持ちがいい場所だが、ひと月たったの2400RMで借りているらしい。その割に全然使っていないとか。もうすぐ契約が切れて手放すらしいので、そのあとに借りようか本気で迷った。

少しみんなで話したあと、晩ご飯を食べに近くのコピティアムに行く。みんな広東語で店のオジサンたちと楽しそうに話していた。料理も美味しかった。

またカフェに戻り、土曜日に行われる友達のパフォーマンスのセッティングをする。ドリルで穴を開けたりするのを手伝った。ビールも一本飲ませてもらった。9時頃に先に失礼させてもらい。チャイナタウンをぶらついてから帰った。

その夜はよく寝られた。




 2月17日(金)

また7時半のアラームで起き、近くのママックショップでロティチャナイを頼んだが、なぜか一枚はロティ・トゥルゥー(卵)が来た。スタッフはなにか言い訳をしていたが、よく意味がわからない。

それとテーハリアを飲んでからホテルに戻り、また9時からレッスンが一つ。そのあと10時半から、もうひとつレッスン。

11時半に出発の準備をして、ギリギリにチェックアウト。朝のロティが多かったので食欲がなく、しかたないので駅前でカリポップを3つ5RMで買って、Hang Tuah駅まで行き、Berjaya Times Squareまで歩く。

バス出発の1時間も前に着いてしまい、モールのベンチに座って本などを読んで時間をつぶす。本当はお茶でも飲みたかったが、奥さんがお茶を飲んでバスの中でトイレに行きたくなったという教訓を生かし、何も飲まなかった。

やっと時間の1時半になり。バスが来たので乗り込む。少し古いタイプのバスだ。乗客は半分くらい。チケットの値段は55RMと破格。来るときのKKKLのバスは35SGDだった。

バスはTBSに行き、なぜかそこで30分近く停まり、さらに乗客を乗せる。2時過ぎにやっと出発し、南へと向かう。

途中で屋台が3つくらいある休憩所で10分のトイレ休憩。スニッカーズを一個買って食べた。バスの中でカリポップも全部食べた。

午後6時過ぎにJBに着き、ラーキンで少し人を降ろしてから、チェックポイントに向かう。マレーシアのチェックポイントを抜けて、シンガポールに着いてからは、乗ってきたバスには乗らず、シンガポールの170のバスに乗りWoodlandsまで向かう。そこからMRTとバスを乗り継いで、午後8時過ぎに家に着いた。

おつかれさまでした。





2023年2月 クアラルンプール 5、6日目

 2月14日(火)

朝ごはんは何を食べたか忘れた。9時から1時間半の日本語のレッスン。

ホテルのカウンターでもう一泊したい旨を伝えたあと、ホテルの前のデパートに両替に行く。最初の店でシンガポールドルは扱ってないと言われ絶句。ここはバングラデシュなどの労働者のための両替所なのだなと思って去ろうとするが、試しにもう一つ行ってみると、普通にしてくれた。しかも今日のレートは3.24と悪くなかった。とりあえず100ドルだけ両替した。

それから近くのバス停からバスに乗って旧クアラルンプール駅の近くで降りる。

降りて辺鄙なところをしばらく歩く。駅とKTMのビルがとても立派で威厳があった。

国立モスクの前を通り過ぎ、イスラム美術館に着く。二回目の来館。

入場料は14RM。最初は静かだったが、途中から中学生っぽい若者たちがちらほら。館内は展示物の保存のためかとても寒い。最初は館内を動画に撮ろうと思ったが、とても広いのであきらめる。展示はあいかわらず素晴らしく再び感動した。

かなり長くいたらしく、美術館を出る頃には午後4時くらいになっており、雲行きも怪しい。出て数分で雨が降ってきた。しかもどんどん激しくなる。

バスで帰ろうと思い、大雨の中バス停でじっと待つ。やっとバスが来たので手を挙げるが素通りされる。しばし憤慨したが、しばらくしてここが正規のバス停ではないことに気づき、そこから数分歩き本当のバス停に着く。色々バスがくるが目当てのバスが来ない。しかし、どのバスに乗ってもチャイナタウンには着くことがわかり、次のやつに乗る。色々間違いをかましたが、慣れない所ではこういう事はつきものだと割り切る。けっこう濡れたが、着込んでいるので寒くはない。

チャイナタウンに着きホテルにもどりしばし休憩。

夜はチャイナタウンのある店で、黒いドライバクテーを食べる。23RMと高いが、もちろん作り立てで肉もたくさん入っていた。

食べ終わり、数日前に訪ねたおしゃれビルを少し除く。一番上の階に大きな本屋があったが、品ぞろえはあまりピンとこない。英語版の子供の教科書が多い感じ。しかし大きな場所を惜しみなく使い面白い場所だなと思った。

昨日と同じフードコートでまたギネスの小瓶を一本飲み、帰って寝る。




 2月15日(水)

朝は有名な漢記という露店でお粥を食べる。たしかに滑らかだが、食べたかったのはこういう上品なお粥ではなくちょっとがっかり。

出かける準備をし、ホテルのカウンターでチェックアウトして、荷物を置かせてもらう。MRTに乗ってミュージアム・ネガラ駅で降りる。チャイナタウンの一つ隣。

国立博物館の前にはすでに人がいる。イスラム美術館よりも人気があるみたいだ。

チケット売り場には、韓国人の家族がいてトロトロやっている。入場料は5RMととても安い。入場してすぐに屋外のトイレに行く。さきほどの韓国人の家族のお母さんが間違って男子トイレに入ろうとしていた。間違ったことに気づき、口に手をあてて上品に照れていた。韓国人らしいなと思った。少し松野明美に似ていた。

博物館は2階建てで、4つの展示室に分かれている。シンガポールの国立博物館に少し似ているなと思った。

見ながらドライフルーツをこっそり食べる。途中から小学生の高学年くらいのとても大勢の団体がやってきて、大声で騒ぎながら展示室を走り回る。みんなふざけてるわけではなく、なにか紙を手に持って、特定の展示物を探してチェックしているような感じ。うるさいと言えばうるさいが、微笑ましいと言えば微笑ましい。ヒジャブを被った女の子が英語で何か質問してきて、少し受け答えしてあげる。

博物館を出てまたMRTでチャイナタウンに帰り、ホテルに荷物を取りに行き、また歩いてマスジッド・ジャメ駅の新しいホテル、1000miles Hotelに向かう。

途中で古本屋を見つけ、店のおばあちゃんになにげなく日本語の本はあるかと聞くと、二階に連れて行かれる。たぶんこの店には前にも来たことがあると思う。一冊ずつ丁重にプラスチックのカバーがかけてある。日本の本は、とても古いのが20冊くらいあり、値段も全然安くないので、最初は買わないと思ったが、おばあちゃんが感じの良い人だったので、将棋士の本を一冊買った。半額セールということで、50RMが25RMだった。

午後1時頃ホテルに着くと、カウンターにるマレー系のおばさんが、私の部屋はもう準備ができてるから入っていいよと言ってくれた。KLはこのようなサービスが流行っているのか。無人の宿もぜんぜんないし、マラッカとは違う。

部屋はとても広くてキレイで、Wifiの速度も異常に速く、テンションが上がった。


少し休んでから、近くのバス停に行きバスを待った。これまた待てども待てどもバスが来なかったが、どれに乗ってもいい事にやっと気がついた。KLのバスの仕組みがよくわからない。

バスはとても快適で、けっこう早く目的地のChow Kitに着いた。炎天下に目当ての古着屋まで歩いたが、店はあまりたいしたことなく、下町の散策をつづけた。Chow Kitは怪しいけれど面白いところで、チャイナタウンとはまた違った趣がある。また新しい古着屋を見つけ、ちょっといいTシャツがあったので、2枚買った。店の人がマレー語を話せるなんてすごいと褒めてくれた。下町はやはり肌に合う。

またしばらく歩いてからバスに乗って帰る。帰りにクアラルンプールの由来でもある、クラン川とゴンパック川の「泥の河の合流地点」に行ってみた。とてもいい景色だった。日陰にもなっているしとても落ち着く。

ホテルに戻って、買った古着のTシャツなどを洗面所で手洗いして干した。

少し早かったが6時前に、Ahyuホテルの隣のPapadomというインド料理のレストランに行って、ターリーを食べた。ベジだけの基本のターリーが8.5RM。それにマトンのドライカレーをつけて24RMだった。そんなに多そうには見えなかったが、とてもおなかいっぱいになった。

夜はチャイナタウンに夜の散策に行き、8時頃に無事散策を終え、コンビニでまたギネスの小缶を一本買って、飲みながら帰った。

夜は興奮しすぎたのか全然寝られず、朝5時近くまで起きていた。




2023年2月 クアラルンプール 3、4日目

 2月12日(日)

8時くらいに二人でチャイナタウンの裔记(Yooi Kee)という小さい露店でお粥を食べる。私は揚げた豚の腸のお粥を食べた。チーチョンファンもとても美味しかった。

それからホテルに帰り、ホテルの隣のインドレストランで、ホテルからもらったクーポンを使って、無料のコーヒーを一杯もらった。奥さんは無料だけど要らないと言うので、一杯だけ頼んだらすごく怪訝な顔をされた。

10時から日本語のレッスンがあると思って、色々準備していたが、お互いの誤解からキャンセルになった。やはり旅行中に仕事なんて入れるもんじゃないなと反省した。本当に落ち着かない。

気を取り直して一休みし、12時くらいに二人で出かける。LOKLカフェでコーヒーを1杯テイクアウトしたいと言うので、どうせなら店の中で飲んで行けばと奥さんにすすめるが、私は何も飲む気分ではないので、腹はまだ空いてないという奥さんをカフェに置いて、一人で近くのインドレストランに何か食べに行った。

トマトオニオン・ウッタパムというのを頼んだが、10分以上経っても来ない。店員に言うと、わかってるよちょっと待ってね、みたいに言われ、それから数分で出てきた。忘れていたと思われる。味はまぁまぁだった。まず気分が悪い。

食べ終わってすぐカフェに戻ると、奥さんはやっぱりホテルに戻って休むと言う。なんと勝手な。じゃあなぜ俺はこんな所でしかたなく食べたんだと腹が立ちそうになったが、だまって一人で出かけることにした。

とはいえ行く所もない。ゆっくりとチャイナタウン周辺を歩く。日曜日なので、Lebuh Pudu通りには、おそらくバングラデシュ人と思われる人たちが溢れかえっている。

チャイナタウンも観光客で溢れかえり、どこのカフェも長蛇の列。疲れたので、Four Pointsというちょっと高そうなホテルのロビーのイスに座ってしばらく涼む。

それから本屋にも入ってまたしばらく涼む。それからTang Cityフードコートに行き、焼肉飯を食べてみたが、意外にもとても美味しかった。食べ終わってから、コピOをたのみ、揚げパンも買ってそこで食べる。中華系のホームレスのおばさんが、大声で怒りながらなにか叫んでいるが、誰も相手にされない。いったいどういう精神状態でいるんだろう。ちょっと可哀そうな気がした。

雨が降ってきた。少し古着屋を見たが、あまりいい物も見つからない。屋内にあるセントラル・マーケットに行き、お土産や工芸品を見てまわる。ここにもすごいたくさんの人がいた。雨の中を傘をさしてホテルに戻った。

奥さんが次の日に帰ることに決めたというので、最後の晩飯を食べに行くことにした。

まず近くのママックショップに行ったが何も食べたいものがなく、次にネパールレストランに行ったら改装工事で休み。最後にホテルの前の二階にあるBetel Leafというインド料理レストランに行った。

エアコンが効いていて寒い。鶏肉のカレーと、カリフラワーの揚げ物、パラターというのを頼んだ。鶏肉のカレーは水っぽくて辛くていまいちだったが、カリフラワーはとても美味しかった。食べ終わってからアイスも食べた。

ホテルに戻って早めに寝た。携帯で動画を見るのをやめてから、やはり睡眠の質が上がったように思う。



 2月13日(月)

7時前に起き、シャワーを浴びて出かける準備完了。

奥さんは自分の荷物を持って出た。近くの中華系のコピティアムに行って、トーストの朝ごはんセットを食べる。8時半過ぎに店を出てMasjid Jamek駅に向かい、奥さんはLRTでバスの出発所へと行ってしまった。

奥さんを見送ってから、駅のカウンターで30RMでMyrapidカードを買った。

ホテルに戻り9時から日本語のレッスン。Wifiの速度は最低で12Mbpsということだったが、オンラインレッスンにはとくに問題がなかった。


終わってからストレッチをしてベッドに横になる。11時になると壁の向こうから工事の音が聞こえてきた。11時半くらいにはガンガンとすごい音がする。まるでさっさとチェックアウトしろと言っているようだ。

しかたなくチェックアウトし、初日に食べた牛肉麺をまた食べに行った。あいかわらず美味しかった。待っている人がたくさんいたのでさっさと店を出て、チャイナタウンの次のホテル、Season Point Hotelに向かった。

カウンターでチェックインの時間まで荷物を預けられるかと聞いたら、マレー系のおじさんがもう部屋に入っていいよと言ってくれた。カウンターでお金を払ったが、ツーリスト税も含め一泊90RMだった。

部屋は思ったよりも広かったが、思ったより閉塞感があって、陰気な感じだった。Wifiの速度は7Mbpsで、前のホテルよりも全然悪い。しかし必要な物は全て揃っている感じ。TVも見られる。

少し休んでから外に出る。また古着屋に行って、真剣にTシャツを探したが、13RMと微妙に高い。頑張って探したが結局良い物は見つからなかった。ホテルに戻り、ホテルの前に出ていたナシチャンプルの露店で2回目の昼ごはんを食べた。リマウアイスとごはんで9.5RMだった。とても庶民的なごはん。

ホテルの部屋に戻り、一休みして3時からまた日本語のレッスン。Wifiが少し心配だったが、数回ちょっとフリーズしただけで、なんとか途切れずにできた。

部屋でまた少し休んだが、外の雨の音が聞こえてきた。けっこう降っている。

5時くらいに出かけて、MRTでブキビンタンまで行く。チャイナタウンとは別世界。しばらく歩いたが面白そうな物はなく、歩いてチャイナタウンまで帰った。フードコートでペタ炒飯とギネスビールの小瓶を飲んだ。

精神的にとても疲れた。部屋に戻ってシャワーを浴びて寝た。

2023年2月 クアラルンプール 1、2日目

 2月10日(金)

9時にコーヴァンからバス(KKKL)が出発。値段は35SGD。カトンに寄ってさらに乗客を乗せる。カトンの駐車場にテスラ車専用の充電所があった。

トゥアースのチェックポイントは混んでいて、けっこう時間がかかった。

マレーシアに入り、最初の休憩所で20分の休憩というから、急いでヌードルをかっこんだが、ドライバーはゆっくり食事をしていて、結局30分以上経ってバスは出発。

バスの中ではマレー語の会話本をずっと読んでいた。どんどん思い出してきた。やはりマレー語は簡単だ。


午後4時過ぎにBerjaya Times squareに到着。近くのHang Tuah駅からLRTでMasjid Jamek駅まで行き、Ahyu Hotelにチェックイン。広くてキレイな部屋だがTVがつかない。一泊35SGDくらい。

荷物を置いてすぐに出かける。久しぶりのKLの街は、キレイになってたし、色んな新しい建物もできていて、新鮮な感じがする。しかしキレイになったぶん、ホームレスの存在も際立って見えた。コントラストが増したような。

晩ご飯の時間になり、私はインド料理が食べたいと言ったが、奥さんは中華料理というので、自分で選ばせてSoong Keeという牛肉麺の店に入ったが、私の予想に反してとても美味しかったので、少し複雑な気分になった。

私はスープ、奥さんはドライを頼んだ。どちらも美味しかったが、ドライにかかっている黒いなにかが、ジンギスカンの味がした。スープはさほどしなかった。


チャイナタウンに行き、偽ブランド商品などを売っているPetaling Streetを歩く。古着屋もあった。そのあとJalan Sultanの歩道にテーブルを出しているある店で、鶏のから揚げとギネスビールを飲む。

中華系はみんな広東語で、普通語はあまり聞こえてこない。

8時くらいにホテルに帰る。途中で可愛い子猫を見つけたが、あげる物もなく、ちょっとかわいそうだった。しかし生ごみがそこかしこにあるので、大丈夫のような気もする。

よく考えると野良猫の数が少ない気がするが、気のせいかもしれない。ミュージカルCATSの舞台は、KLがぴったりのような気がした。




2月11日(土)

朝は近所のSANTAというインド料理屋でプラターを食べた。普通のプラターと違って、もちもち。奥さんはあまり好きじゃないようだ。日本人のカップルが一組いた。

そのあと散歩でPUDUのほうまで歩いたが、かなり疲れて、なんとか歩いてホテルに帰った。帰りに奥さんがLOKL Coffee COというオシャレなカフェでコーヒーをテイクアウトした。ホテルの周りにオシャレなカフェがたくさんあるようだ。


少し休んでから、また出かける。Chow Kitに向かって歩いていく。クラン川に架かる橋から、鳩にエサをあげている親子、ホームレスなどが見えた。

Lorong Tuanku Abdul Rahmanは土曜日なので出店が出るらしく、みんなその準備で忙しそうだった。全てマレー系で興味を惹かれる店はとくになかった。

チョウキットまで歩き、市場に入る。牛やヤギの頭がドンと置いてあった。市場を出たところにある食堂で、アッサムラクサと生ココナッツジュースを飲んだ。アッサムラクサはやはり好きになれない。ココナッツジュースは10年ぶりくらいに飲むが、とても美味しかった。しかし飲みなれない物なので少しおなかが心配だった。

とても長い古着屋の通りを見つけ、ずっと奥まで見たが非常に疲れた。途中でうんざりして買う気がうせて、なにも買わなかった。

PWTCという駅からLRTに乗ったが、なぜかMasjid Jamek駅の一つ前の駅でみんな降ろされた。なぜだかよくわからない。

しかたないので歩いてホテルに向かったが、私はまだ小腹が減っていたので、一人でインドレストランに入り、ペーパードーサを一枚食べてからホテルに戻った。

ホテルで2時間ほど休み、Aiweiのライブに向かうため午後5時前にホテルを出た。雨が降っていた。Grabを呼ぼうとしたが、渋滞があって時間がかかるよとドライバーから電話があったので、電車で行くことにした。

Masji Jamek駅からBangsar駅まで行き、そこから小雨の中を15分ほど歩いて、やっとDeva Malaが指定したGangar Cafeに着いた。Deva Mala とEvanもすぐやってきた。

奥さんが、どれが美味しいかわからないから、店の店長(インド系の女性)におまかせを頼もうと言い出した。案の定すごくたくさん料理が来て全然食べ切れず、残りはテイクアウトした。割り勘で一人40RMだった。私達には安いもんだが、マレーシアに住んでいる彼らにはけっこうするんじゃないかなと思った。


Deva Malaの車で、ライブ会場まで行く。山の中の道の一番奥にひっそりと豪邸があった。Ramli Hassanという有名な俳優の屋敷だったらしい。

我々夫婦は一人150RM払った。Deva Malaたちはゲストでたぶん無料だ。2階の控室にAiweiたちに会いに行った。二人共白い服で統一していた。午後8時からライブが始まる。Thongさんというパーッカッショニストとのコラボで、とても面白かった。Thongさんの威風堂々とした姿がすごく印象的だった。

終わってから、屋敷の外でスタッフさんたちと、Evanが持ってきた自家製酒を飲んだ。けっこうきつかったがとても飲み易くて美味しかった。Thongさんとも少し話したが、彼は10歳の頃からドラムを始め、もう30年以上の経験があるらしい。最初はマーチングバンドのドラム、それから太鼓、ジャンベ、タブラーなどをやって、今はハンドパンをしているらしい。

私もBongoを始めたというと、色々アドバイスをくれた。叩くときの指の感触を意識するのが大事だと教えてくれた。これはとてもいいアドバイスだったと後々思った。

11時くらいにDeva Malaたちが車でホテルまで送ってくれた。

その夜は久しぶりに夢も見ずぐっすり寝たように思う。トイレに2回も起きてしまったが。