2017/11/17

ひさしブリバリ

久しぶりにバリに来ている。

さっそく旅のお役立ち情報を一つ。
バリ空港には市内に向かうバスはないので、空港に降り立った旅行者は、たいていタクシーに乗ってそれぞれのホテルや市内に向かうが、バリ空港内ではある一つのタクシー会社が占拠していて、他の一般のタクシーは入れない。そしてその空港タクシーが実に割高である。
じゃあどうすればいいのかとネットで調べた結果、要は空港を一度出てから、一般のタクシーなりオジェ(モーターバイクタクシー)を捕まえればいい。そしてこれをやってみたら、実に簡単にできた。難易度は高いと書いてあったが、実に簡単にできたので、お金を少しでも節約したい人は迷わずこれをやるべきだと思う。
やり方はここに書いてるが、実にシンプル。


私の体験談を書こう。
フライトが1時間ほど遅れ、夜10時近くに空港に到着する。さっさと手続きをすませ到着ホールに出て、空港を出る道のスタート地点となる門を探すが、その写真を何度も見ていたおかげですぐに見つかる。そこをひたすらまっすぐ、駐車場も突き抜き、すぐにフェンスにぶつかり左折。空港内に向かう西洋人旅行者とも数人すれ違う。彼らは相当なバリ通に違いない。そして5分とかからずフェンスの外に出られる。しかしここまでに相当声をかけられたが全部無視。

フェンスの外に出てさっそく声をかけられるが、もうちょっと離れた方がよさそうだと、道もわからずただ暗がりを100mほどすすんで、そろそろよさそうかなと思い、顔を上げあたりを見渡すと、道路の向かいからオジェッドライバーが即行で声をかけてきた。よしこれにしようと思って行き先を告げると、ドライバーに「じゃあいくら?」と聞かれた。値段を自分で決めるという事は考えていなかったので、面食らってしまったが平静を装い、25,000Rp.から始めてみて、なんとか30,000Rp.で、ホテルのあるクタスクエアまで行ってくれるということに。
(ということはやはり25か、20でも行けたのかもしれない)

そしてバイクの後ろに股がって出発したが、バイクが何度も何度も曲がり道に入るので、最初は、もしかしたら遠回りしてる?などと思ったが、しばらくしてクタエリアには一方通行がとてもたくさんあるんだと気づきホッとする。
やっとホテルに着いて100,000Rp.渡すと、釣りがないと言い始め、しばらく言い合ったが、結局財布の奥から細かい金を見つけ30,000Rp.ちょうど渡す。
お釣りがないといい多めにもらう魂胆もあるのだろうが、それ以外にも単純に、みんなできるだけ細かい紙幣でもらいたいらしい。

以上が私の体験談である。

そしてうちの奥さんは2日遅れてバリに着いたのだが、彼女は空港から歩いて10分くらいのところのホテルを予約していたし、昼間のフライトだったので、難なく空港を歩いて出て、一人でホテルまで徒歩で辿りついた。
私もそのホテルに行ったが、そのあたりはローカルの安い食堂が多く、クタ中心部までも歩いて行けないことはないので、非常に便利なエリアだと思う。

クタは嫌いだと思っていたが、今回クタでは比較的楽しく過ごせた。
2日目の晩、掘建て小屋みたいな所で、晩ご飯を食べたあとに、となりでゴザを敷いて宴会している人達がいて、トゥアック(インドネシアの酒)を飲んでいたので、加わって少し飲ませてもらいタバコももらった。その変わり20,000Rp.ほど置いてきたが。

彼らはてっきりバリ人だと思ってたが、聞くところによるとジャワ島など、他の地方から出てきて出稼ぎをしているらしい。仕事はなにかを洗う仕事で(それがなにかはわからなかった)朝8時から夕方5時まで働いて、一日わずか70,000Rp.
家は借りているらしく、一年で2,000,000Rp.だと言っていた。日本円にすると1万6千円くらいだ。なかなか安いが、おそらく小さくて汚いところなんだろう。
私の給料を聞かれたので正直に言うと、羨ましいなと言われたが、家賃を言ったら本当に高いなと言われた。


恐らくバリ島、それも観光地には相当数の出稼ぎ労働者が、わずかな給料で働いているんじゃないかと思う。ウブドでも朝7時頃に町を散歩したが、スクーターに乗った人達が次々と、各ホテルの従業員用の駐車場に入って行くのを見た。みんな頑張って働いている。

明日から旅行の後半だ。私も頑張るよ






0 件のコメント:

コメントを投稿