2013/10/07

新しいチャリが来た 希望のチャリだ

先週シンガポールのお友達が、もう乗らないのでと言って自転車を一台くださいました。
いわゆるフィックスギアで、後輪とペダルが一緒に動く、なかなかハードな自転車です。
わたしも以前乗っていましたが、走行中はひたすらペダルが回っているので、落ち着いて乗れないということで、今はフリーのギアに乗っています。

わたしが今乗っている自転車は色が黒なのですが、そのいただいた自転車も黒色で
なんだか気分がどんよりしそうだと思ったので、自分で塗装し直すことにしました。

ホームセンターで塗装剥離剤を買ってきて、一日かけてペイントを剥がしたんですが、もうすでに一度塗装をしていたらしく、元のボディーカラーはピンク色で、その上に黒い塗装がしてある状態でした。
ようするに2枚の塗装を落とさねばならず、剥離剤だけでは2枚ペラッと剥がれてくれず、ノミのようなものでひたすらボディーを削ることになりました。
手にはバスガイドのような白い手袋をして、ひたすらにノミを突き立てている様に、一瞬自分が彫り師にでもなったような気がしました。


















しかも暑くて汗だくになるので、もちろんパンツ一丁になってやっていたのですが、剥離剤がちょっとでも飛んで皮膚につくと、とっても痛いんです。なのでときおり見えない敵に悶絶するように体をくねらせ、なんとか夜には全ての塗装を剥がし、風呂場で石けんを使い丁重にボディーを洗ってさしあげました。やさしくボディーをこすっている様に、一瞬自分がソープ嬢にでもなったような気がしました。

















そして一晩乾かして、次の日にスプレーを買ってきて、またも一日かけて何度も塗りたくり、2缶と半分使いやっと黄色いボディーの「さんふらわあ号」の完成です。大洗港から苫小牧港まで19時間かけて海原を駆け抜けます。


















しょせんスプレー塗装なのですぐにボロボロになると思いますが、まぁ最初だけは腫れ物を触るように優しく扱います。傷をつけたやつはビンタ張ります。

普段の移動には元からある黒い自転車、そしてちょっと落ち目な気分のときは、この真っ黄色の自転車で気分を少しでも盛り上げようと思います。なのでわたしがこの黄色い自転車を乗っている所を見かけたら、ちょっとセンチなときなので、そっとしておいてください。



2 件のコメント:

  1. お〜!自分で塗ったんですね。すごい。
    写真で見る限り10万円くらいしそうに見えます。
    ハンドルのつけかたも面白いですね。

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  2. 10万しそうに見えますか?ありがとうございます〜 頑張った甲斐があります!
    そうそう これブルホーンハンドルなんですが、最近姿勢が悪いので、これで背筋伸ばして乗ってみます。

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