2023/04/16

2023年4月 ランカウイ島 3、4日目

 3月31日(金)

朝6時頃に起きたが外は真っ暗。7時頃に少し明るくなったので、腕を振る気功を10分やる。

朝ごはん前に20分散歩。昨日の牛に近寄って、座ってじっとして近づいてきたところに手を差し出しにおいをかがせたら、なぜかびっくりして飛び跳ねて逃げられる。なぜだ。

ホテルに帰って朝ごはん。今日は全部完食した。またホーンビルがやってきた。

部屋に戻ってYoutubeでまたサムライフラッグの動画を少し見る。すっぽん鍋を食べるやつとか。

11時半にチェックアウト。Grabタクシーを呼んで、チェナンビーチのホワイトロッジまで17RM。もう部屋に入れるようなので12時過ぎに入る。前回の部屋の隣の部屋。3階。

Wifiのスピードをチェックしたら30mbpsとけっこう早かったので安心した。

外に昼飯を食べに出る。レセプションの前にたくさん猫がいて、とても可愛い。

通りを歩くがやはりけっこう店がつぶれている。そして人も少ない。ラマダンのせいもあるだろう。ずっと端のほうまで歩いて行って、人の少ない寂しいワルンでナシゴレンパタヤとマイロを頼む。具がぜんぜん少なく、ごはんがたくさん入っている。卵で隠されているからあんなことができるんだろう。もうパタヤは頼まないぞ。

ビーチにも行ってみたが、ものすごく暑い。日陰もあったので、あそこで涼むのはいいかもしれない。

免税店へ行ってビールとワインを買った。ビール4本、ワイン1本で31RM。ワインが14RMしかしなかった。チョコは悩んだすえ買わなかった。まぁいつでも買えるし。

3時頃にホテルに戻って、トイレに行ったが、便器の容器の中に水が溜まらず、流れない。シャワーの水も極めて弱い。これは安いはずだ。

プールで少し泳いだ。水はぬるい。部屋に戻ってか細いシャワーを浴びた。ベッドの上で本を読んでゆっくりする。

5時半からメルビンのレッスン。案の定Skypeがうまくいかず、代わりにGoogle Meetでレッスンをやる。なんとかなった。

レッスンが終わり夜7時前に外に出て、まずレンタルバイクを探しに行ったが、どこも45RMと割高な感じがして、さらに確認するとバイク免許がないと貸せないという。なんか少し厳しくなったっぽい。

そのあと違うところでも聞いてみたが、やはりバイクの免許が必要だという。とりあえずあきらめて、ヤスミンという店でアラブ料理みたいのを食べた。チキンのシシカバブがとても柔らかくてなかなか美味しかった。店はすごく混んでいて、店員は不幸せそうだった。

食べ終わって、夜のビーチに行き、ファイヤーダンスを見た。若者3人くらいでとても頑張っていた。なかなかの腕前とみたが、いくらもらってるのか気になる。

夜の波打ち際にクラゲや、死んだ身体の長い魚などがあった。ビールが飲みたかったのでイエローバーというところで、ギネスとクローネンバーグの生ビールを飲んだ。一杯17RM。奥さんもだいぶ機嫌が良さそうだ。やはりシンガポールにいると心が病んでしまうんだろう。

10時ころホテルに戻って、またか細いシャワーを浴びた。



4月1日(土)

朝ごはんを食べに、ホテルの南側にあるママックショップに行ってみたが、やはりしまっていた。とぼとぼとホテルのほうに帰ってきたら、ホテルのすぐ近くの中華系の小さい店が開いていて、たくさん人がいた。

メニューは4つだけだし、ブラックコーヒーなどもないけど、ホッケンミーとホワイトコーヒーを頼んだ。12RM。インド系なども来るので、ものすごい混みようで一人でウェイターをやっているおじさんは少しテンパっていた。

食べ終わってホテルに戻り、プールに入ったりしてくつろぐ。

昼頃に一人で昼ご飯を食べに出る。ビーチの近くのインド系のレストランで、ナシカンダルを食べる。ビーチが見える席に座り、ここはなかなか悪くないなと思う。ナシカンダルとリマウアイスで12RMだった。

帰りに少しビーチを歩いて、木陰で本を読んでいると、たくさんの黒人がスピーカーを鳴らしながら背後に来たので去る。

帰りに免税店でミネラルウォーターとチョコを買う。ホテルの近くの路上レンタルスクーター屋で、バイクのことを聞いてみたら、ここも車の免許では貸せないというので、今回はスクーターはあきらめた。

ホテルに着き、空のペットボトルも拾って、部屋に水を満タンにしたペットボトルを2本常備して、シャワーを浴びるときに使った。

またプールに行ったり、スマホをいじったりして、3時半から日本語レッスン。それが終わり17時からもレッスンが一つ。最後のほうにWiFiの状態が悪くなり、レッスンに支障をきたした。今度からはスマホのホットスポットでやろうと思った。

7時前に一人で晩飯を食べに行く。近くのインド料理店に入った。客はぜんぜんいない。マトンカレーとカシミールナンとラッシーを頼んだ。とても美味しかった。全部で50RM。カレーとラッシーの食い合わせが悪かったのか、途中でおなかが変な感じになったが、大丈夫だった。

外は夕暮れ時で、水族館のほうからビーチに行ってみたが、とてもきれいだった。ビーチを北にずっと歩いていくと、端につくころには真っ暗になっていた。ビーチから道路に戻り、前にスクーターを借りた店、T-shoppeに行こうと思ったが見つからない。

違うスクーターの店を見つけ、聞いてみると、その店はもう潰れたとのこと。あなたの所は車の免許でスクーターを貸してくれますか?と聞いたら、インド人のお兄さんは、俺はかまわないよ、警察に捕まったらあなたが罰金を払うだけだからというので、貸してもらうことにした。

一日40RMでデポジットが50RM。警察を見つけたら止まってやり過ごせ、そのまま通り過ぎようとしても、外国人は止められて免許をチェックされるだろうとアドバイスをくれた。目にカラコンを入れている、あぶなそうな人。たぶんオカマだと思う。

スクーターでホテルに帰ったが、奥さんはマッサージに出かけているということで、部屋が開かないので、マッサージの店まで行き、バイクを停めて、免税店でビールを買って飲みながら夜のビーチを眺め30分くらい時間をつぶした。奥さんが店から出てきて、二人乗りでいっしょにホテルに帰った。






2023/04/14

2023年4月 ランカウイ島 1、2日目

 3月29日(水)

朝8時に家を出てLRTとバスでチャンギ空港へ向かう。バスの中で突然便意をもよおして、ひやっとしたが、なんとか堪えた。時間通りにターミナル4に着き、チェックインはマシーンで。預け荷物もないのであっというまに終わった。

出発ゲートに入り、すぐにトイレに行く。ほとんど洋式だったが、一番奥に和式のホース付きのがあった。

売店でカリポップと、バンガワンソロでロールケーキを買った。カリポップを食べて搭乗。乗客は少ないかと思ったが、どんどん乗り込んできて、ほぼ満席。

時間より20分くらい遅れて飛行機は飛び立った。窓側の席で、久しぶりの飛行機からの景色をずっと見ていたら、あっというまにランカウイに着いた。

入国審査の列ができていたが、さくさく進みスムーズに入国。昼飯を食いに、空港近くの食堂まで歩いて行こうと思ったが、ラマダン中なので、店が開いてるかどうか不確かだったので、空港のフードコートで食べることにした。

廣東あんかけクエイティアオを食べたが、なかなかまずかった。食後にコーヒーを飲もうと思ったら8RMもしたので、飲まなかった。Grabタクシーを呼んでホテルに向かった。

中華系の割と若いドライバーで、KL出身だと言っていた。ランカウイはのんびりしてるから移り住んだのだとか。すごく遠回りしてホテルに向かってるようなので指摘したが、大丈夫だと言っている、が絶対に遠回りだ。次に乗せる客もだいぶ待たせているようで、電話でキャンセルをうけていた。

ホテルに着くと、連絡先を知りたいというので教えてあげた。名前はマーカスさん。ここまでくると、わざと遠回りして話をする時間を作ったのかなと思えてくる。ちょっと怪しいので、もちろんそれ以後連絡はしなかった。


2時ころにホテル、Villa Paddyに着いたが、すぐに部屋に入れてくれた。フロントはマレーのおばさん。感じがいい。次の日の朝ごはんを選んだ。

部屋は2階で、扉がとても大きかった。なかなか広くて、道路に面していて少しうるさいがバルコニーもある。ヴィラの敷地内を少し歩いたが、もっと高いグレードの部屋はプール付きだ。建物は豪華だが敷地はあまり広くはない。フェンスの向こうに田んぼが広がって見えた。

ホテルの隣のホームセンターのような店にビールを買いに行った。カールスバーグの缶を2本買って、なんと5.4RM(1.6ドル)。驚きの安さだ。

部屋の前の椅子で、ビールを飲みながらスマホをずっといじっていた。奥さんは部屋の中でNetflixをみている。

4時ころに一人で散歩に行く。田んぼの横のあぜ道を歩いた。牛がちらほらいた。大きい道に戻ると、道路沿いに店がたくさんある。生鮮品も売っていたが、恐ろしいくらいハエがたかっていた。本当のKampongを見た気がした。

ナシチャンプルを売ってる店がけっこうあり、人も多いが、みんなテイクアウトばかり。ラマダン中なので、あとで家で家族と食べるんだろう。挨拶してくる人もいて、とても感じがいい。少し目立っている気がした。

2kmくらい歩いたところで引き返す。向こうの空には雨雲があって、虹も出ている。雨が降ってきた。ある露店でパンダン色のクエを2RMで買った。すると一人の女の子が、それは売らないほうがいいみたいなことを言ったが、たぶん賞味期限のことを言ったんだと思う。気を遣ってくれたのだ。なので別のやつにした。

違う店で小さいバナナも1房買ったが、これも1.9RM。なんでも安い。そしてホテルの横でまたビールを2本買った。みんな愛想よくしてくれる。

部屋に戻ってシャワーを浴び、晩飯をどうするか考える。6時過ぎてしまったので、奥さんは今日は晩御飯は食べないという。Netflixでアルピニストのドキュメントを少し見てから、7時半ころに自転車を借りて一人で晩御飯を食べに外に出た。

最初はさきほど行った反対のほうへ向かったが、上り坂がずっと続いたので引き返した。夕焼けがとてもきれいだ。さっきのあぜ道を通ったら、牛がものすごいはしゃいで飛び跳ねていた。みんな夕暮れが好きなのだろうか。とてもいい景色だった。

さっきのにぎやかだった通りに行ったが、なんともう真っ暗でどこも店じまいしている。どうやら日が暮れる前に売り切るスタイルのようだ。1つだけ客が入ってる店を見つけて、聞いてみるとナシチャンプルがあるらしい。

鶏肉カレーや、ナマズの揚げ物をよそった。TEH-Oを頼んだら、プレートに氷がのせてあった。食べていると、同じテーブルにおじいさんが座ってきたが、ずっと無視して食い続けていた。

しばらくするとおじいさんが声をかけてきた。見ると人の好さそうなおじいさんだったので、マレー語と英語で少し話をした。おじいさんはコーヒーを飲んでいたが、同じくプレートに氷がのせてあり、それをコーヒーの中に入れて冷ましていた。おじいさんはコーヒーを飲み終わり、先に行ってしまった。会計は15RM。店のおばさんとも少し話した。初日から地元民とこんなに話せて嬉しい。

帰りは真っ暗だった。ホテルに着き自転車を返し2RM払った。バルコニーで奥さんと二人でビールを飲んだ。

飲み終わって、歯も磨きベッドに戻った。静かだが、ときおりバイクやトラックの音がうるさい。この部屋はハズレかもしれない。




3月30日(木)

朝7時くらいに起きて、7時40分くらいに一人でホテルの後ろの田んぼのほうに散歩に行く。牛や鳥がたくさんいてのどかだ。8時に戻って朝ごはんを食べる。

しっかりした朝ごはんで、ツナをはさんだクロワッサンに、マーガリンが入ってるっぽいスクランブルエッグ、ほかにもフルーツやクエもたくさんあった。コーヒーはKOPI-Oのパックを煮出してて、すでに甘かった。食べているときにホーンビルが庭に飛んできた。クロワッサンを昼用に半分残して部屋に持って帰った。

朝ごはんを食べ終わり、奥さんと二人でまた同じ道を散歩しに行く。他にもヴィラがいくつかあった。池がわりとたくさんある。人が住んでるかどうかわからないが高そうな家もあった。蛇が死んでいた。1時間くらい歩き、大きな道に出たときに、便意をもよおし、近くのお店にお願いしてトイレを貸してもらった。ホテルに戻ってすぐプールで泳いでみた。とても小さいプールだが、浮いたりしてるとそこそこ気持ちいい。

10分くらい遊んで上がると、今度は奥さんがきてプールに入った。私は着替えてまた下にもどり、プールサイドでノートPCでYoutubeを見たりした。日本語ペラペラのイタリア人がオーストラリアの物価高を紹介しているチャンネルから、今度は日本語ペラペラのロシア人の男女、ピロシキーズのチャンネルをずっと見ていた。気づいたら12時を過ぎていて、1時くらいに奥さんと二人で歩いてPia's the Padiという高級レストランに行った。

私はラムのサンバルカレーみたいなのを頼んだ。食前にとっても辛いチリソースと生野菜が出てきた。それから15分くらいしてやっと料理が来た。思っていたよりもずっと柔らかくて、美味しかった。食べきれず少し残してタッパーに入れてもらった。会計は141RM。なかなかするが、シンガポールの感覚だとまだお得感がある。

ホテルに戻ってまたのんびりする。隣の部屋に家族が新しく来ていて、プールで騒いでいた。私は部屋の外でスマホをいじっていた。

15時過ぎに少しストレッチをして、また一人で出かけた。炎天下の中、カンポンの中の細い道を進んだ。とてものんびりしている。というか暑い。30分くらい歩いて、山のふもとの公園に着いた。小川が流れているが、今は乾季らしく水がとても少ない。少しだけ家族連れが来ていた。しばらく進むともう道がなくなったので、川の中に入りもう少しだけ進んだ。誰もおらず適度に木陰があって気持ちいい。足を川に入れてじっとしていると小さい魚が足に寄ってきたりした。なんとなく石積みに熱中し、かなり積んだ。17時半ころに、また来た道を歩いて帰った。カンポンには明確な敷地の境界線みたいなのもなさそうで、家がなんとなくぽつんぽつんと建っている。

ホテルに着いて、またプールに入った。部屋に戻ってシャワーを浴び、服も洗って、ベランダで朝ごはんと昼ご飯の残りを晩御飯として食べた。ビールも一本飲んだ。20時頃部屋に入り、ベッドに寝転がりまったりする。